八角街
八角街︵バルコル︶とは、中華人民共和国チベット自治区、ラサ市の旧市街地中心部にある大昭寺を一周するショッピング街のことである。八角街の入り口は大昭寺正門の右手にあって出口はちょうど左手にある。ショッピング街といえども、仏教の巡礼方式に則って進行は時計回り。
いまこそ土産物の販売が中心となるショッピング街だが、一千三百年の間、チベット仏教の聖地である大昭寺に巡礼してくる大勢な人々の衣食や仏具などを提供する場所として盛んできた説から、今なお生きている最も古い商店会の一つといえるかもしれない。