「冠城亘」の版間の差分
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| 演 ||{{ubl|[[反町隆史]]<ref name="oricon2060690">{{Cite interview|和書|subject=[[水谷豊]]|subject2=[[反町隆史]]|url=https://www.oricon.co.jp/news/2060690/full/|title=【相棒14】水谷豊&反町隆史 放送直前インタビュー(1)初共演の手応えは?|date=2015-10-14|work=[[オリコン|ORICON STYLE]]|accessdate=2016-02-09}}</ref><ref name="oricon2060691">{{Cite interview|和書|subject=[[水谷豊]]|subject2=[[反町隆史]]|url=https://www.oricon.co.jp/news/2060691/full/|title=【相棒14】水谷豊&反町隆史 放送直前インタビュー(2)気になる第1話は? |date=2015-10-14|work=[[オリコン|ORICON STYLE]]|accessdate=2016-02-09}}</ref>(S14-1〜S20-
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|年齢||40歳(S15){{Efn2|1975年2月9日生まれ}}。 12行目:
|出身地||東京都文江区白沢1-15-20{{Efn2|架空の場所で、現在は姉の由梨が一人で暮らしている︵S20-11︶。}}。 |-
|経歴||{{ubl|早慶大学法学部法律学科|→ 法務省[[矯正局]]総務課(1997年)|→ [[府中刑務所]]処遇部主任矯正処遇官|→ [[法務省大臣官房]]人事課|→ 法務省[[入国管理局]]総務課係長|→ [[公安調査庁]]関東公安調査局調査第一部調査官|→ [[法務省刑事局]]公安課係長|→ 法務省刑事局企画調査室補佐官|→ 法務省刑事局総務課企画調査室室長|→ 警視庁[[警務部]]付(法務省より出向・S14)|→ 法務省退官|→ 警視庁警察学校|→ 警視庁総務部広報課(S15-1)|→ 警視庁特命係(S15-1〜S20-
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|親族||{{ubl|姉・[[#冠城由梨|由梨]]}}
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== 経歴 ==
1997年に早慶大学法学部法律学科を卒業 ﹁現場に興味がある﹂との理由から、通例となっている警察庁ではなく警視庁への出向を希望し、人事交流の名目で警視庁[[警務部]]付に配属されたが、警視庁内では﹁お客様﹂扱いをされてろくな仕事を与えられず、右京の無期限停職処分に伴って空き部屋となった特命係で暇を持て余す日々を送っていた。その後、刑務所内で発生した殺人事件の捜査に日下部の命でオブザーバーとして参加した際、旅行から帰国していた右京と出会う。共に捜査を進める中で右京に興味を持ち、事件解決後は法務省復帰の打診を断り警視庁に留まった︵S14-1︶。その後も﹁同居人﹂として様々な事件の捜査に加わり、右京と共に解決に導いていった。 その後ある事件で、裁判所の令状発行を阻止する﹁捜査妨害﹂を行なっていた︵S14-15︶事が警察上層部に発覚し、法務省への帰任及び地方転勤を命じられる可能性が高くなったが<ref name="oricon2068632">{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2068632/full/ |title=﹃相棒14﹄最終回視聴率15.8% 4代目相棒は警察学校からやり直し |publisher=ORICON STYLE |date=2016-03-17 |accessdate=2023-02-23}}</ref>、日下部から天下り先の斡旋を受け︵S14- 広報課でも大した仕事は与えられず暇を持て余す日々を送っていたが、日下部から社の監視という密命を受けると、それを逆手に取って社に直談判し、最終的には社の依頼を受けた峯秋の根回しにより、自ら志願して特命係に配属された︵S15-1︶。 === 公安調査庁への転職 ===
法務省時代の上司であった日下部から﹁公安調査庁への転籍﹂を打診されて承諾し、警視庁を退職して特命係を去った︵ただし、契約職員としての採用であると日下部から告げられている︶{{R|oricon2228881}} == 性格 ==
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== 捜査・仕事振り ==
事件捜査を「全てが新鮮で刺激的で面白い」と公言して憚らず、「暇潰し」の一環として事件の捜査に首を突っ込もうとしては右京に怒られている一方、行く先々で事件に遭遇する右京を面白がっており、彼に同行して事件に遭遇した事もある(S15-5)。
傍若無人とも言える自由な振る舞いが目立つ一方、非道な犯罪への憤りも持ち合わせており、他者の思いを汲み取り、時に情に走った行動に出ることもある == 趣味・嗜好 ==
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== 能力 ==
鼻が利き、コーヒーの香りを嗅いだだけでその香りを嗅いだ場面を想起させる記憶力を持っている︵S14-12︶他、嗅覚を事件捜査に役立てている場面がある︵S15-15︶。また、法務省の元官僚ならではの知識やコネをフルに活用して活躍する場面も多い == 右京との関係 ==
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=== 起用・卒業の経緯 ===
3代目相棒の[[成宮寛貴]]の降板後、4代目に誰を選ぶか模索している時、水谷は自宅でテレビをつけるとNHKのドラマ『[[限界集落株式会社]]』が放映されていた{{Sfn|水谷|松田|2023|p=219}}。なにげなくドラマを観ていたという水谷は以下のように述べている。
4代目相棒の冠城亘役としてseason14から、反町隆史が起用されることになり、亘は警視庁へ出向してきた法務省キャリア官僚という設定であり、歴代の中で異例の経歴を持つ相棒となった<ref>{{Cite web|和書|date=2015-07-18|url=https://www.oricon.co.jp/news/2056262/full/ |title=新相棒は反町隆史!水谷豊と初共演 ﹃相棒14﹄10月から2クール放送 |publisher=オリコン |accessdate=2015-07-19}}</ref>。▼ {{Quotation|僕はすっかりソリの芝居に魅せられてしまいました。ドラマが終わるとすぐにテレビ朝日の桑田潔プロデューサーに電話をかけて、ソリがどれほど素晴らしい役者かを語りました。興奮気味だったと思います。そのあと、プロデューサーの皆さんが賛成してくれて、四代目の相棒に決まりました|水谷豊|{{Sfn|水谷|松田|2023|p=219}}}} 当初、オファーを受けた反町は、歴代の相棒3人のイメージが強くあったため、出演するかどうかを相当に悩んだと言い、﹁歴史の長いドラマに果たして自分がどこまで貢献していけるのか、どれだけの事が出来るのか。﹂と迷っていたが、相談していた所属事務所の同僚や妻から﹁やった方が良いと思う。﹂と言う後押しを受け、出演する事を決めたと言う<ref name = "sanspo20220319">{{Cite news |title = ヒューマン 反町隆史﹁相棒﹂卒業スペシャル ﹁50代に向けて新たな自分を探す﹂ため…5代目相棒には﹁作品を大事にしてほしい﹂ |newspaper = [[サンケイスポーツ]] |url = https://www.sanspo.com/article/20220319-44QWLK62OFNE3ODLYLUXVLYI6M/ |date = 2022-3-19 |accessdate = 2022-3-20 }}</ref>。 ▲こうして4代目相棒の冠城亘役としてseason14から、反町隆史が起用されることになり、亘は警視庁へ出向してきた法務省キャリア官僚という設定であり、歴代の中で異例の経歴を持つ相棒となった<ref>{{Cite web|和書|date=2015-07-18|url=https://www.oricon.co.jp/news/2056262/full/ |title=新相棒は反町隆史!水谷豊と初共演 ﹃相棒14﹄10月から2クール放送 |publisher=オリコン |accessdate=2015-07-19}}</ref>。設定に関して、水谷は以下のように述べている。 {{Quotation|冠城は法務省の官僚だから、警視庁内ではお客様というか、お荷物扱いされている。平然としているのは右京だけという設定も面白かったですね|水谷豊|{{Sfn|水谷|松田|2023|p=220}}}} 2021年11月24日、season20 最終話をもって卒業することが発表された<ref name="oricon2214929">[https://www.oricon.co.jp/news/2214929/full/ “冠城亘”反町隆史、今シーズンで﹃相棒﹄卒業 歴代最多125回の記念の日に発表﹁感謝の気持ちでいっぱい﹂] ORICON NEWS、2021年11月24日配信・閲覧</ref>。また、同日放送のseason20 第7話をもって出演回数が125回に到達し、[[寺脇康文]]が持つ124回の出演回数を更新し、歴代相棒の中で最多の出演本数となった。これについて反町は﹁3年目に入る頃までは無我夢中で挑んでいましたが、4年目からは冠城亘としての立ち位置や居場所が出来たと手応えを感じられました。その上で僕自身が﹃相棒﹄に貢献できることは何か、冠城亘として何を残せるのか?そう考えた時に目標の1つとして思ったのが、最多の出演回数を達成する事でした。﹂と語っており、同時に目標達成に近付くにつれて﹁これからの相棒に向けて新しい風が必要なのではないか?﹂と感じたことからseason19の時点で水谷に卒業の意向を直接的に伝えて了承を得た上での事だったと言う<ref name = "sanspo20220319"/>。 114 ⟶ 118行目:
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|author=水谷豊|author2=松田美智子|title=水谷豊自伝|publisher=新潮社|date=2023-07-15|isbn=978-4-10-306453-4|chapter=第四章 相棒 顰蹙を恐れない|ref={{SfnRef|水谷|松田|2023}}}}
{{相棒}}
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