「動詞」の版間の差分
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{{参照方法|date=2019年10月}}
'''動詞'''︵どうし、英: verb︶とは、[[品詞]]の一つで、主に動作や状態を表し、[[項 (言語学)|項]]として[[主語]]や[[目的語]]などの名詞句をとる[[語]]である == 動詞の一般的性質 ==
動詞は[[名詞]]とならんでほぼ全ての[[自然言語]]が持つとされる基本的な[[品詞]]である。「走る」「消える」のように動作や[[変化]]を表すほか、「ある」「違う」「匹敵する」のように存在や状態を表すものも含まれる。
通常、動詞は[[主語]]、[[目的語]]などの[[項 (言語学)|項]]を伴って[[文]]を形成する。多くの言語で動詞は[[態]](ヴォイス)、[[相 (言語学)|相]](アスペクト)、[[時制]](テンス)などによって形態が変化する。また、主語の性・数・人称など
== 動詞の分類 ==
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![[再帰動詞]]
|本来他動詞または二重他動詞であるが、直接目的語または間接目的語が主語と同じである場合、項が1つ減ることになる動詞。<br>意味的にも自動詞と考えられるものも多い。<br> 再帰[[代名詞]](英語の -self)を動詞につけた形で、[[ロマンス諸語]]で特によく用いられる。
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![[能格動詞]]
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=== 国文法 ===
{{活用の種類}}
[[現代日本語文法|国文法]]では、動詞は[[用言]]の一つであり、[[活用]]する[[自立語]]である。活用の形態により、[[五段活用]] === 動詞の活用形 ===
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意味的には、「切り倒す」「ふりかける」のように 2 つの動詞の意味をほぼ対等に結合した複合動詞 (語彙的複合動詞) もあるが、上例のように前項動詞が基本的な意味を担い、後項動詞が主として文法機能を果たす複合動詞 (統語的複合動詞) も多い。
特に前項動詞の種類に対する制限の少ない後項動詞﹁始める﹂、﹁続ける﹂、﹁尽くす﹂、﹁過ぎる (前に[[形容詞]]・[[形容動詞]]の語幹もとれる) ﹂、﹁お == 英語の動詞 ==
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== 朝鮮語の動詞 ==
[[最敬体]]︵敬語︶、[[過去形]]、連用形、連体形︵現在・過去・未来等の区別あり︶などの変化をする。日本語同様に文末に用いられることが多く、また様々な接尾辞︵日本語の接続助詞に似る︶を介して他の語に接続する。活用の様式がよく似ているため、形容詞が動詞の一種とされることもあるが、用言を動詞・形容詞・指定詞︵[[コピュラ]]︶・存在詞︵﹁ある﹂﹁ない﹂︶に分けることが多い。 == 関連書籍 ==
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* [[形容動詞]]
* [[副詞]]
* [[不規則動詞]]
* [[規則動詞]]
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{{日本語の品詞}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:とうし}}▼
{{language-stub}}
▲{{DEFAULTSORT:とうし}}
[[Category:品詞]]
[[Category:日本語文法]]
[[Category:動詞の種類|*]]
[[Category:動詞|*]]
[[Category:英語文法]]
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