「南蛮」の版間の差分
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﹁蛮﹂とは、本来は[[中原]]で都市文明を営んでいた[[漢民族]]による、服を着ておらず、[[狩猟採集社会|採集]]を主とする南方の未開民族に対する呼称であったが、やがて[[中華思想]]における四夷のひとつとなり、中国大陸を制した国が南西方面の帰順しない異民族に対する呼称となった。﹁蛮﹂という[[漢字]]は、[[部首]]に﹁虫﹂を用いて、人ではないことを示した悪字である。現在でも、﹁[[野蛮]]﹂﹁蛮族﹂﹁蛮行﹂などの[[熟語]]が、粗野であるという意味を込めて用いられている。 [[クビライ]]によって[[南宋]]が滅ぼされると、[[漢人]]が逆に南蛮人と呼ばれるようになった<ref>{{Cite book|和書|author= 異民族支配の時期でも「南蛮」という蔑称の概念を継続したように、先進文明として相対する蔑称である。
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