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'''右翼手'''︵うよくしゅ、{{lang-en-short|right fielder}}︶とは、[[野球]]または[[ソフトボール]]において、[[本塁]]から見て右側を主な守備位置とする[[外野手]]。
 
[[中堅手]]の隣、[[一塁手]]・[[二塁手]]の後方に位置する。[[守備番号]]は9。英略字は'''RF'''︵'''R'''ight '''f'''ielderから︶。[[日本]]では'''ライト'''とも呼ばれる。
 
▲{{野球ポジション画像}}
 
== 概要 ==
{{出典の明記|date=2012年6月|section=1}}
主にライトファウルゾーンからセンターまでの守備範囲を担う。外野手のうち守備位置から三塁へのまで最も距離が最も遠くある。二塁走者が[[タッチアップ]]、一塁走者が打者による[[安打|シングルヒット]]、二塁走者が[[タッチアップ]]、打者走者が[[三塁打]]を見込める長打などによって三塁にへ進塁することを防ぐために、[[外野手の中では最も﹁強肩]]﹂が求められる。また、右打者のライン側に切れていく[[流し打ち]]や左打者の強いライナーといったなど判断の難しい打球が飛んでくるため、素早い反応・処理も要求される。また打球の処理以外にも、送球がそれた場合に備えての一塁、およ及び二塁への[[ベースカバー#バックアップ|バックアップ]]も欠かせないため、他の野手と比較し試合中の運動量が多い。
 
ごく稀に成立することはごく稀ではあるが、右翼前に強い打球が飛んだ際に素早く処理して一塁へ送球すれば、打者走者がはアウトになり﹁ライトゴロ﹂を完成させることもが可能である。二塁や三塁など自分から見て右方向にへ送球する機会が多いためことから、どちらかというと左投げの方が選手に適していたポジションの1つである。とはいえ、利き腕の違いの影響は一塁[[内野手などと]]に比べると小さい。
 
[[草野球]]競技レベルが低いリーグや[[少年野球]]対戦では左打者や[[流し打ち]]で外野に飛ばせる右打者が少なく、必然的に守備機会もは多くない。極論を言えば、打球を飛ばされない限り、守備力が皆無でも試合の成立自体には支障が出ないポジションである。そのため、最も守備の苦手な選手が守るポジションとなることが多く、守備位置がライトで打順が8番を意味するいわゆる﹁'''ライパチ'''﹂は、下手な選手の代名詞となっている<ref>[https://baseballking.jp/ns/65218 “ライパチ”は過去の話…重要度が増す﹁右翼手﹂というポジション] BASEBALL KING ︵2016年4月7日︶</ref><ref>﹃[[ライパチくん]]﹄︵[[吉森みき男]]著︶というタイトルの漫画が[[読売新聞]]日曜版に連載され、[[月曜ドラマランド|単発テレビドラマ化]]も存在すされている。</ref><ref>もっとも、[[指名打者]]が無いルールでは9番は投手の指定席であるが、右翼手の守備機会が少ないようなレベルのチームにおいては、投手、捕手など守備負担の重いと捉えられるポジションの選手は同時に主力打者であることが多いため、必然的に右翼手は8番ではなく9番打者となる。</ref>。[[日本のアマチュア野球|草野球]]や[[少年野球]]、部活など競技者の選抜がゆるい場合に起きやすい。
 
しかし、プロ野球やリーグの上位試合など競技レベルが上がるにつれチームに左打者の数が増え、右打者もはランナーを進めるために[[流し打ち]]でべく意図的に︵三塁から距離のある︶ライトのポジション付近にへ[[流し打ち]]でヒットを打てるようになり、ボールが飛んでくるつため守備機会が増える︵同様の理由で反対側を守っている[[左翼手]]の守備機会が減っていく︶。そのためプロでは、高度な守備力︵守備範囲、強肩︶が要求されるポジションである。代表的な現役右翼手としては、[[鈴木誠也]]、[[梶谷隆幸]]<ref>{{Cite web|和書|publisher=ビジネスジャーナル|url=http://biz-journal.jp/2014/10/post_6199.html|title=DeNA、9年連続Bクラス　エラー数断トツのワケは？中畑采配失敗で萎縮、外野崩壊|accessdate=2018-03-12}}</ref>、[[大田泰示]]<ref>{{Cite web|和書|title=実況も﹁すごい球が返ってきた﹂と賛辞 強肩だからできる日ハム大田の“高速送球”|url=https://full-count.jp/2020/08/13/post862227/|website=Full-Count︵フルカウント︶ ― 野球ニュース・速報・コラム ―|date=2020-08-13|accessdate=2021-07-03|language=ja}}</ref>などが挙げられ、いずれも強肩が持ち味の選手である。
 
[[今浪隆博]]も、草野球や少年野球のレベルでは軟球を使うこともあって右翼に強い打球が来ることが殆どないため、基本的には右打者が多い打線が相手なら右翼手が一番下手な選手が守るポジションで、逆に相手打線に左打者が多ければ左翼手がそのポジションになるとしている。逆に、高校野球以上の[[硬式野球]]が主流のレベルでは左翼手が一番下手な選手のポジションとなるとの見解を示している<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=tcP0spX38f0 守備が一番下手な人はどこを守るのがいい？宮川フェニックスの話も…] 今浪隆博のスポーツメンタルTV 2024/06/05 (2024年6月5日閲覧)</ref>。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
== 外部リンク ==
{{Commonscat-inline|Right fielders}}
 
{{野球}}
{{野球のポジション}}
 
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:うよくしゆ}}
[[Category:野球のポジション]]
[[Category:ソフトボール]]
 
[[fr:Voltigeur de droite]]
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