「坊ノ岬沖海戦」の版間の差分
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、沖縄本島周辺に艦砲射撃任務を遂行中だった[[モートン・デヨ]]司令官率いる第3戦艦隊の3隻︵アイダホ、ニューメキシコ、テネシー︶と第4戦艦隊の3隻︵ウェストバージニア、メリーランド、コロラド︶、巡洋艦7隻︵バーミングハム、モービル、ビロクシー、サンフランシスコ、ミネアポリス、タスカルーザ、ポートランド︶、駆逐艦21隻を任務から外して迎撃準備を行わせた。艦隊の進路が不明なため、最終的にミッチャー中将の第58機動部隊による航空攻撃を許可した。実際には、ミッチャーはスプルーアンス大将の命令を受ける前に攻撃隊を発進させている<ref name="スパー231" />。 10時ごろ、[[奄美群島]]近海に位置していた空母サン・ジャシント、ベニントン、ホーネット(CV-12)、ベローウッド、エセックス、バターン、バンカーヒル、キャボット、ハンコックからの[[F6F_(航空機)|F6Fヘルキャット]]戦闘機と[[F4U_(航空機)|F4Uコルセア]]戦闘機132、[[SB2C (航空機)|SB2Cヘルダイバー]]爆撃機50、[[TBF (航空機)|TBF/TBMアベンジャー]]雷撃機98が発進した。戦闘機はロケット弾を装備するか、250kg爆弾2個を搭載して出撃した<ref name="秋元メカ248">[[#秋元記録]]248頁</ref>。280機はすぐ第二艦隊に向かったが、ハンコックから発進した53機は道に迷った<ref name="スパー231">[[#スパー運命]]231頁</ref>。10時45分、イントレピッド、ラングレー、ヨークタウン(CV-10)から106機が発進した<ref name="スパー231" />。少なくとも3機が事故で墜落するか、故障で引き返した<ref>[[#スパー運命]]244頁</ref>。この時点で、はじめてミッチャー中将はスプルーアンス大将に対し第二艦隊を攻撃することを通知し、「貴官がやられますか?それともこちらでやりますか?」と報告した<ref name="スパー231" />。そのスプルーアンス大将は、アメリカ海軍史上最も短い作戦命令「貴官が
=== 第1波攻撃 ===
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