「大石神社」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Fujikawa11 (会話 | 投稿記録) 情報追加 タグ: モバイル編集 モバイルアプリ編集 iOSアプリ編集 |
校正をしました。 |
||
1行目:
{{Otheruses}}
'''大石神社'''︵おおいしじんじゃ︶は、[[赤穂事件]]において討ち入りをした[[大石良雄]]ら[[赤穂事件の人物一覧|赤穂浪士]]︵赤穂義士︶を祀る[[神社]]。[[江戸時代]]には[[江戸幕府]]にはばかって表立って顕彰することはできなかったが、[[1868年]]︵[[明治]]元年︶、[[明治天皇]]が赤穂浪士の墓のある[[泉岳寺]]に勅使を遣わしこれを弔って以降、[[赤穂市 == 赤穂の大石神社 ==
8行目:
| 位置={{ウィキ座標2段度分秒|34|44|57|N|134|23|19|E|}}
| 祭神=大石内蔵助良雄以下四十七士命、[[萱野重実|萱野三平]]<br />浅野家三代<br />森家七将
| 社格=旧[[県社]]・[[別表神社]]
| 創建=[[1900年]]（[[明治]]33年）
| 札所等=[[神仏霊場巡拝の道]]76番
| 例祭=[[12月14日]]（[[赤穂義士祭]]）
| 画像=[[ファイル:141206 Oishi-jinja Ako Hyogo pref Japan02s3.jpg|250px]]
16行目:
{{Commonscat|Ako-Oishi-jinja}}
[[兵庫県]][[赤穂市]]の[[赤穂城]]の中にある。赤穂神社と大石神社の合祀により赤穂大石神社として創祀。旧[[近代社格制度|社格]]は県社で、現在は[[神社本庁]]の[[別表神社]]。赤穂神社祭神の旧[[赤穂藩]]主[[浅野氏|浅野家]]・[[森氏|森家]]祖霊と大石神社祭神の[[大石良雄]]ら[[赤穂事件の人物一覧|赤穂浪士]]47人および中途で自害した[[萱野重実]]を主祭神とする。主君の仇討ちという大願を果たした祭神に因み、﹁大願成就﹂の神徳で信仰を集める。 === 歴史 ===
赤穂事件以降、赤穂浪士を称揚する人々によって旧[[赤穂城]]内の大石邸内に小さな祠が設けられ密かに祀られていた。[[1900年]]︵[[明治]]33年︶、あらためて﹁大石神社﹂として神社を創建することが政府から許可され、[[1910年]]︵明治43年︶4月に起工、[[1912年]]︵[[大正]]元年︶に社殿が竣工した。[[1928年]]︵[[昭和]]3年︶、無格社から[[県社]]に昇格された。
[[第二次世界大戦]]後、城内の神社に祀られていた[[赤穂藩]]主・[[浅野氏]]の3代︵[[浅野長直|長直]]・[[浅野長友|長友]]・[[浅野長矩|長矩]]︶および、城外の赤穂神社に祀られていた、浅野家の後に[[赤穂藩]]主となった[[森家]]の遠祖の七武将︵[[森可成]]、[[森可隆]]、[[森長可]]、[[森成利]]︵蘭丸︶、[[森長隆]]︵坊丸︶、[[森長氏]]︵力丸︶、[[森忠政]]︶を合祀した。 また、[[神社本庁]]の[[別表神社]]に加列されている。
=== 境内 ===
本殿、拝殿のほか、境内社として浅野家が藩主だった時代から藩民の崇敬を受けた摂末社が多数ある。宝物展示施設として、赤穂浪士の遺品などを陳列する義士宝物殿、長矩・四十七士らの木像を展示する義士木像奉安殿、大石邸長屋門︵国の[[史跡]]﹁大石良雄宅跡﹂のうち︶などがある。 * 本殿 - [[1912年]]（[[大正]]元年）建立。
*神門▼
* 拝殿 - 1912年（大正元年）建立。
* 境内社合祀殿 - 国助[[稲荷社]]、[[淡島神社|淡嶋社]]、[[えびす|恵美寿宮]]、[[天満宮]]、山鹿社、八田社、忠魂社▼
* 義士宝物殿 - [[大石良雄|大石内蔵助]]が所持していた[[長船派|備前長船]]清光・康光の大小刀、肖像掛軸など義士所縁の品々を展示。
▲*境内社合祀殿 - 国助[[稲荷社]]、[[淡島神社|淡嶋社]]、[[えびす|恵美寿宮]]、[[天満宮]]、山鹿社、八田社、忠魂社
* 義士宝物殿別館 - [[浅野氏|浅野家]]・[[大石 * 社務所
* 義士木像奉安殿 - [[山崎朝雲]]、[[平櫛田中]]ら現代彫刻家による義士の彫像を展示。全49体。
* 大石邸
* 大石邸
* 土蔵
*赤穂義士石造群▼
* 大石稲荷社
▲* 神門
▲* 赤穂義士石造群
<gallery widths="165px" heights="110px">
ファイル:141206 Oishi-jinja Ako Hyogo pref Japan01n.jpg|神門
41 ⟶ 48行目:
</gallery>
=== 文化財 ===
==== 国指定史跡 ====
* 大石良雄宅跡 - 管理団体は赤穂市。
=== 祭典・年中行事 ===
* 1月15日 - とんど祭
* 4月第2日曜日 - 春の義士祭
* 5月5日 - 大石力餅
* 6月30日 - お田植祭
* 10月日曜日 - 抜穂祭
* 12月14日 - [[赤穂義士祭]]
=== 交通<ref>所要時間は、公式サイトの「由緒」（大石神社とは）に準拠。</ref> ===
67 ⟶ 74行目:
| 所在地=[[京都市]][[山科区]]西野山桜ノ馬場町116
| 位置={{ウィキ座標2段度分秒|34|58|12|N|135|47|44|E|}}
| 祭神=[[大石良雄|大石内蔵助良雄]]
| 創建=[[1935年]]（[[昭和]]10年）
| 社格=旧[[府社]]
73 ⟶ 80行目:
| 本殿=流造
| 画像=[[ファイル:Kyoto Oishi Shrine haiden.jpeg|250px]]
|地図={{Location map|Japan Kyoto city|lat_deg=34|lat_min=58|lat_sec=12|lon_deg=135|lon_min=47|lon_sec=44|label=大石神社|position=center|width=200|float=center}}}}
[[京都市]][[山科区]]にある。旧社格は[[府社]]。[[大石良雄]]︵内蔵助︶を祀る。社地の付近は、[[元禄]]14年︵[[1701年]]︶7月から元禄15年︵[[1702年]]︶9月まで良雄が京都に隠棲し、義挙の議をめぐらしたときに居宅を構えた地である。主君の仇討ちという大願を果たした祭神に因み、﹁大願成就﹂の神徳で信仰を集める。 === 歴史 ===
[[昭和]]初期、赤穂浪士を熱心に崇拝していた浪曲師の吉田大和之丞︵2代目[[吉田奈良丸]]︶が、良雄ゆかりの地である[[岩屋寺 (京都市)|岩屋寺]]の北隣りに神社を創建することを計画した。府・市など関係方面に活動を行った結果、府知事を会長とする大石神社建設会などが設立され、募金によって[[1935年]]︵昭和10年︶に社殿が竣工した。 なお、創立が許可されたのは[[1933年]]（昭和8年）[[12月9日]]であった。また、[[1937年]]（昭和12年）4月に
=== 境内 ===
* 本殿 - [[1935年]]（[[昭和]]10年）建立。
* 拝殿 - 1935年（昭和10年）建立。
* 義人社 - 摂社。討入のための武器を納入したといわれる[[天野屋利兵衛]]を祀る。
* 社務所
* 宝物殿
| |||