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{{車両基地
|車両基地名 = 姫路鉄道部
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|機関車両数 =
|電車両数 =
|気動車両数 = 2819
|客車両数 =
|貨車両数 =
|合計両数 = 2819
|備考 = 20102017年124月1日現在
|備考全幅 =
}}
'''姫路鉄道部'''（ひめじてつどうぶ）は、[[兵庫県]][[姫路市]]にあるった[[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）の[[鉄道部]]の一つである。
 
== 概要 ==
ローカル線の活性化と効率的な鉄道運営ができるように[[1991年]][[4月1日]]から[[鉄道部]]制度を導入し、[[姫新線]][[姫路駅]]︵構内のぞく︶- [[上月駅]]間を姫路鉄道部が運営するように改められた<ref name="jrr_92">﹃{{Cite book|和書 |date=1992-07-01 |title=JR気動車客車編成表﹄ '92年版 |chapter=JR年表 |page=183 |publisher=ジェー・アール・アール |ISBN =4-88283-113-9}}</ref>。また、[[播但線]]全線で運用される列車も所属するようになった。
 
[[西日本旅客鉄道神戸支社|神戸支社]]の管轄下のもと[[運転士]]も所属している。発足当時は姫路駅構内に事務所をおいていたが、同駅の高架化事業に伴い[[余部駅]] - [[太市駅]]間に移設された<ref name=JRR1994>{{Cite book|和書 |date=1994-07-01 |title=JR気動車客車編成表 '94年版 |chapter=JR年表 |page=190 |publisher=ジェー・アール・アール |ISBN=4-88283-115-5}}</ref>。
 
2021年7月に機構改革により姫路鉄道部を廃止。ひめじ運転区<ref name=":0">1987年から1990年まで存在した車両基地兼乗務員区所の﹁[[姫路運転区]]︵旧・姫路機関区︶﹂とは異なる。</ref>と[[網干総合車両所|網干総合車両所余部派出所]]に再編された。
 
== 車両基地 ==
姫新線余部駅 - 太市駅間にある。基地構内へは[[余部信号場]]から出入区している。
 
もともとは姫路駅構内に存在したが、﹁JR山陽本線等連続立体交差事業﹂の一環で現在地に移設された<ref name="Himeji_1">{{PDFlink|[http://www.city.himeji.lg.jp/var/rev0/0026/9382/4-1-04siseigenkyou0.pdf 市政の現状　︵第4分科会︶]}}姫路市総合計画策定審議会︵2007年︶、[[姫路市]]</ref>。移設事業期間は1990年から1994年、最大留置車両数36両、面積27,900m2900㎡、延長695m、幅員9 - 94mの規模である<ref name="Himeji_1" />。
 
検査で[[網干総合車両所]]に出入りする場合は姫路駅を経由するが、2006年3月から[[2008年]][[12月22日]]に姫路駅が完全に高架化されるまでは[[津山駅]]と[[岡山駅]]を経由するルートであった。
 
== 所属配置車両の車体に記される略号 ==
所属組織の略号と、姫路の[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]である「ヒメ」から構成されている。神戸支社管轄時代は「'''神ヒメ'''」（「神」は神戸支社を意味する）、2010年12月1日の組織改正により<ref>[http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175068_799.html 組織改正などについて] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20110523063344/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175068_799.html |date=2011年5月23日 }} - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年11月16日</ref>'''近ヒメ'''（「近」は近畿統括本部を意味）となった。
 
== 所属配置車両 ==
=== 現在廃止時点の車両 ===
[[ファイル:OichiJRW stationseries127 20090308 03Kishin.jpg|150px200px|thumb|キハ47形127系]]▼
[[20122021年]][[4月1日]]現在時点の所属車両は以下の通り<ref>「JR旅客各社の車両配置表」『[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]』20122021年7月号、[[交友社]]。</ref>。
*'''[[JR西日本キハ127系気動車|キハ127形気動車]]'''（12両）
**2両編成6本計12両が所属している。
*'''[[JR西日本キハ127系気動車|キハ122形気動車]]'''（7両）
**1両編成7本計7両が所属している。
*'''[[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ40形気動車]]'''（3両）
**2000番台1両編成3本計3両が所属している。
 
=== 2020年以前に配置されていた車両 ===
<gallery>
[[ファイル:JRWOichi series127station Kishin20090308 03.jpg|200px|thumb|キハ127系47形]]
[[ファイル:JRW series40 kishinKiha58-5510.jpgJPG|200px|thumb|キハ4058形]]
[[ファイル:JRW series40 kishin.jpg|200px|thumb|キハ40形]]
</gallery>
 
=== 過去の車両 ===
▲[[ファイル:Oichi station 20090308 03.jpg|150px|thumb|キハ47形]]
* [[国鉄50系客車|50系客車]]
** [[姫路客車区]]から引き継がれ、姫路鉄道部発足時から配置されていた。播但線全線と姫新線姫路駅 - 上月駅間で運用されていたが1992年3月14日ダイヤ改正で運用を終了し<ref name="Jt 44 43">﹃J-train﹄Vol.44、イカロス出版、p.43、2011年</ref>、廃車となった。
* [[国鉄12系客車|12系1000番客車]]
** 姫路客車区から引き継がれ、姫路鉄道部発足時から配置されていた。播但線全線で運用されていたが1992年3月14日ダイヤ改正で運用を終了し<ref name="Jt 44 43" />、廃車となった。
* [[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ40・47系形気動車]]
** 姫路運転区から引き継がれ、姫路鉄道部発足時から配置されていた。新型車両であるキハ122・127系によって運用が置き換えられ、2009年3月13日限りで運用を離脱した。余剰となった車両は2009年4月までに[[豊岡鉄道部]]や[[岡山気動車区]]・[[後藤総合車両所]]・[[鳥取鉄道部]]に転属した<ref>﹃鉄道ファン﹄2009年7月号付録‥車両のデータバンク、交友社、2009年、p.43</ref><ref>﹃鉄道ファン﹄2010年7月号付録‥車両のデータバンク、交友社、2010年、p.44</ref>。
* [[国鉄キハ58系気動車|キハ28・58系形気動車]]
** 客車列車置き換え用として、1991年から1992年にかけて[[七尾鉄道部]]や[[小浜鉄道部]]・[[富山鉄道部]]で余剰となったキハ28・58系気動車を改造の上、31両︵キハ28形5500番台‥16両、キハ58形5500番台‥15両︶が転入してきた。車体塗装はかつての所属区のままであったが、最終的に姫路色︵朱色とオレンジ色の塗り分け︶に統一された。1998年3月の播但線寺前以南電化開業と寺前以北の運用移管によって大半が運用を失い、6両︵キハ58-5512 - 5514・キハ28-5512 - 5514︶が姫新線︵姫路 - 上月間︶のラッシュ時に運用されていた<ref name="RP200009_40">﹃鉄道ピクトリアル﹄2000年9月号、電気車研究会、2000年、p.40。</ref>。翌1999年10月ダイヤ改正で運用がキハ40・47形に置き換えられ、1999同年12月に[[西日本旅客鉄道鷹取工場|鷹取工場]]に廃車回送され、全車廃車となった<ref name="RP200009_40" /><ref>﹃鉄道ファン﹄1999年7月号、交友社、1999年、p.78</ref><ref>﹃鉄道ファン﹄2000年7月号、交友社、2000年、pp.61, 78</ref>。
 
== 運転士乗務範囲 ==
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== 歴史 ==
* [[1990年]]（平成2年）[[7月]]：飾西基地造成の事業開始<ref name="Himeji_1" />。
* [[1991年]]︵平成3年︶[[4月1日]]‥鉄道部制度に伴い、姫路駅構内に第2次鉄道部として発足<ref name="jrr_92" /><ref>{{Cite book|和書 |date=1991-08-01 |title=JR気動車客車編成表 '91年版 |chapter=JR年表 |page=195 |publisher=ジェー・アール・アール |ISBN=4-88283-112-0}}</ref>。[[姫路客車区]]が統合される。
* [[1994年]]（平成6年）[[3月21日]]：姫路駅の[[連続立体交差]]事業]]に伴い、鉄道部の事務所および車両基地を同市内飾西に移転{{R|JRR1994}}。
* [[1998年]]︵平成10年︶[[3月14日]]‥播但線︵姫路 - 寺前︶電化に伴い、電化区間の車両運用を[[網干総合車両所|網干電車区]]担当に、寺前 - 和田山間を[[豊岡鉄道部]]担当に変更。本鉄道部に所属する車両は姫新線のみで運用されるようになる。
* [[2021年]]（令和3年）[[7月]]：機構改革により廃止。ひめじ運転区<ref name=":0" />と[[網干総合車両所|網干総合車両所余部派出所]]に再編される。
 
== 脚注 ==
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* [[日本の車両基地一覧]]
 
{{西日本旅客鉄道神戸支社近畿統括本部}}▼
 
▲{{西日本旅客鉄道神戸支社}}
{{DEFAULTSORT:ひめしてつとうふ}}
[[Category:西日本旅客鉄道の鉄道部・地域鉄道部|廃ひめし]]
[[Category:西日本旅客鉄道の車両基地|廃ひめし]]
[[Category:西日本旅客鉄道の運転区]]
[[Category:姫路市の交通]]
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