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{{出典の明記|date=2010年12月}}
'''宇佐美 祐次'''︵うさみ すけつぐ、[[文久]]2年[[3月20日 (旧暦)|3月20日]]︵[[1862年]][[4月18日]]︶ - [[昭和]]22年︵[[1947年]]︶[[12月26日]]︶は、[[明治]]期から昭和にかけての[[農本主義]]者、[[歌人]]、[[農政]][[政治家]]。
 
== 経歴 ==
父、祐之は[[菰野藩]][[郡奉行]]を務める傍ら、[[佐々木弘綱]]に師事して[[和歌]]を能くした人物であった。桑名義塾で学んだ後、上京し[[兜割り]]で有名な[[幕末]]の[[剣術|剣客]]・[[榊原鍵吉]]に師事して[[剣術]]を学ぶ。その後、[[三菱商業学校]]に入り、のちに[[慶應義塾]]に転じて卒業し帰郷する。三重県農産界振興に尽力し、[[三重県議会|三重県会議員]]などを歴任し、県会議長として[[大正天皇]]御大典に参列する光栄に浴した。明治28年︵[[1895年]]︶には[[小菅剣之助]]を仰ぐ旧派歌人の歌会﹁冠峯会﹂を結成し、盟主となる。ここに[[高田顕允]]、[[野呂金貞]]、[[稲垣金蔵]]、[[稲垣重一]]、[[佐佐木信綱]]らが集い、[[海上胤平]]が選者を務めた。
 
三重県農会副会長、三重郡畜産養蚕組合長等の要職を歴任し、昭和4年（1929（[[1929年]]）に[[大日本農会]]総裁・[[梨本宮守正王]]より、農事功労者として[[紅白綬有功彰]]を親授。昭和10年（1935年）には永年に渡る農事改良の功により[[高松宮宣仁親王]]より[[銀製花瓶]]賜与。
 
歌壇においても重きをなし、『大日本歌人見立鑑』にも挙げられている。
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*[http://www.town.komono.mie.jp/rekishi/255/index.html 菰野町]
 
{{三重県議会議長}}
{{DEFAULTSORT:うさみ すけつく}}
[[Category:大日本農会の人物]]
[[Category:日本の篤農家]]
[[Category:農本主義の人物]]
[[Category:三重県議会議員]]
[[Category:伊勢国の人物]]
[[Category:慶應義塾の塾生]]
[[Category:19世紀の歌人]]
[[Category:20世紀の歌人]]
[[Category:1862年生]]
[[Category:1947年没]]
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