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﹃'''小公女セーラ'''﹄︵ 昭和60年度厚生省児童福祉文化奨励賞、昭和60年度文化庁子供向TV用優秀映画賞受賞。
== 概要 ==
原作は[[フランシス・ホジソン・バーネット]]︵バーネット夫人︶の児童文学﹃[[小公女]]﹄︵''A Little Princess''︶。それまで全体にソフト路線だった﹁世界名作劇場﹂シリーズの中にあって、[[いじめ]]を扱うなど異彩を放つ作品となっている。原作ではセーラが7歳でミンチン学院に入学してから、およそ 本作品より、[[ハウス食品]]<ref>当時の社名はハウス食品工業。現・[[ハウス食品グループ本社]]。</ref>の単独提供となり<ref>放送期間中に発生した[[日本航空123便墜落事故]]により、当時のハウス食品社長だった[[浦上郁夫]]が亡くなった影響で一時的にノンスポンサーとなった時期もある。ノンスポンサー期間中は公共広告機構︵現・[[ACジャパン]]︶制作のCMなどを流して対応した。</ref>、これに伴ってシリーズ名も前述の通り表記されるようになった。また、本作から提供は各作品の主人公が読み上げるようになり、[[1994年]]放映の﹃[[七つの海のティコ]]﹄の第9話まで継続される。本作品では﹁世界名作劇場﹂のアバンタイトルの﹁ハウス食品﹂ロゴはテロップで別乗せしていたため︵これとは別にブルーバックで提供クレジットも表示︶、前述のノンスポンサー期間や系列外局での[[番組販売]]扱いの遅れ放送︵ハウス食品と地元企業の複数社提供を含む︶でもそのまま流用できる形になっていた 本放送当時に、「ハウス食品」ロゴがテロップで別乗せしたのも、「世界名作劇場」のロゴが極太[[丸ゴシック体]]で書かれたのも、この作品のみである。
== あらすじ ==
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: 声 - [[中西妙子]]
: ミンチン学院の経営者。
: 極めて強欲かつ頑固な性格。金の亡者。支援目当てでセーラを特別扱いしていたものの、その頃からセーラに好意を持っていなかった。セーラの家が破産すると態度を一変させ、セーラを使用人の身に落とし食事もろくに与えず、[[奴隷]]さながらに無給でこき使う。物語が進むにつれてセーラへの扱いはベッキーに輪を掛けて酷くなり、ラビニアの走狗と成り果てていた。 : 第45話でセーラを連れ戻す為にクリスフォード家に乗り込むもセーラが「ダイヤモンド・プリンセス」として返り咲いた様を目の当たりにしてショックを受ける。更に学院に戻った後に全てを知ったアメリアから自らの非道な行いが全てを台無しにした事を罵倒され、泣き崩れた。
: 最後は学院の経営権を第三者に譲ろうとするほど心身ともに衰弱していたが、学院にセーラから10万ポンドの寄付を受け回復した。
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: 第1話で希望通りに一生徒としては贅沢な部屋と使用人を揃えてもらったが、娘を溺愛するあまり足りないと言ってミンチンを不快にさせる発言をした。
; エミリー
: セーラの人形であり、良き話し相手。元は街の洋服屋の看板であった。ラルフとセーラが洋服屋の主人に必死の説得をした末、購入。セーラにとても大切にされている。破産の知らせにより、財産は何もかも失ったが、エミリーだけは決して離すことはなかった︵原作では精神的に追い込まれたセーラから﹁ただの人形﹂と言われ、八つ当たりされる描写がある。︶。洋服屋の主人によれば、フランスのジュモーが製作した最高傑作であり、現実でも現在では大変高価な人形である。作中、﹁おしゃべりしたそうに口を開いている﹂というセーラのセリフがあるが、現実にオープンマウスのジュモードールが制作されるようになったのは、1880年代末期のことである。 ; シーザー
: 声 - [[山田栄子]]
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[[Category:小公女|あにめ]]
[[Category:ヴィクトリア朝を舞台としたアニメ作品]]
[[Category:19世紀を舞台とした作品]]
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