「山口情報芸術センター」の版間の差分
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|階数 = 地上2階
|高さ =
|着工 = [[2001年]]8月
|竣工 = [[2003年]]
|開館開所 = 2003年[[11月1日]]
|改築 =
|所在地郵便番号 = 753-0075
|所在地 = [[山口県]][[山口市]]中園町7-7
}}
'''山口情報芸術センター'''︵やまぐちじょうほうげいじゅつセンター、Yamaguchi Center for Arts and Media︶は、[[山口県]][[山口市]]中園町にある[[図書館]]・[[ホール]]・[[美術館]]などの複合施設。おもにコンピューターや映像を使った芸術である[[メディアアート]]に関する企画展を行うほか、その制作施設、上演ホールなどもある。通称﹁'''YCAM︵ワイカム︶'''﹂または﹁'''ビッグウェーブやまぐち'''﹂。財団法人山口市文化振興財団が運営に当たっている。[[音響家が選ぶ優良ホール100選]]に中四国地方で唯一の選出。社団法人公共建築協会による平成20年 ==
[[2003年]]に建設された。設計者は[[建築家]][[磯崎新]]。旧山口市︵合併前︶初の市立図書館を備え、その他[[ギャラリー]]、[[スタジオ]]、[[レストラン]]もある。東隣には[[日本放送協会]]の[[NHK山口放送局|山口放送局]]が、西隣には[[山口ケーブルビジョン]]の建物がある。 これは、市街地中心部にできた大きな空きスペース︵山口県立体育館および[[山口県立山口中央高等学校]]移転跡地︶を[[再開発]]するべく山口市が10年以上の年月をかけた巨大な事業で、施設の建設費は70億円、施設の年間維持費に5億円を要するというものであった。また周辺の整備も同時に行われたため、事業の総額は100億円を超えた。 図書館機能に付属する文化施設の設置に当たり、芸術分野の中でもまだ新しいメディアアートに注力することが策定され、そのためのギャラリーやスタジオなどが設計された。これは完成すれば東京・新宿の[[NTTインターコミュニケーション・センター]]と並ぶ、全国でも数少ないメディアアートの拠点となることを想定していた。着工前からプレ事業として市民向けの展覧会やワークショップが行われメディアアートの紹介や開館機運を盛り上げようとしたが、折からの市の財政難から、磯崎新の巨大な設計案や竣工後の毎年の維持費が市民を不安にさせ、また余りなじみのないメディアアートという分野も反発を招いた。このため [[2004年]]9月、[[平成16年台風第18号|台風18号]]が山口県を直撃。屋根が吹き飛ばされ周囲に散乱した。雨は建物内部に降り注ぎ、職員は窓をハンマーで破壊し雨水を排出した。建物の完全復旧には数ヶ月の時間が要された。オープンから1年に満たないうちでの出来事であり、設計や施工の瑕疵がなかったかが詳細に検討されたが、特に問題はなかったとされている。 54行目:
==外部リンク==
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