「川島理一郎」の版間の差分
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1936年に[[女子美術大学|女子美術学校]]の教授に就任{{R|東文研}}。また翌1937年には[[日展|文展]]の審査員を[[依嘱]]される<ref>{{東文研|nenshi|1981|文展委員決定|off|1936-9|2021-12-22}}</ref>。 1938年、[[大日本帝国陸軍]]の[[従軍画家]]となり、同年中には[[中国]]北部へ<ref>{{東文研|nenshi|5040|昭和十三年中陸軍嘱託画家|off|1938-12|2021-12-22}}</ref>、翌1939年は中国南部へ派遣される<ref>{{東文研|nenshi|5042|川島理一郎従軍|off|1939-1|2021-12-22}}</ref>。この従軍期間中も文展への出品と審査員を続けた{{R|東文研}} [[1939年]]4月、陸軍美術協会が発足するに当たり発起人の一人として名を連ねる<ref>戦争画の名作を目指して﹃東京朝日新聞﹄︵昭和14年4月16日︶﹃昭和ニュース事典第7巻 昭和14年-昭和16年﹄本編p787 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年</ref>。また、1940年には個人として[[満州国皇帝]]に図画を献上している<ref>{{東文研|nenshi|5226|満州国皇帝に大観作﹁富士霊峰﹂献上|off|1940-6|2021-12-22}}</ref>。 その後も陸軍軍人として[[タイ王国|タイ]]や[[ベトナム]]へ派遣され続けたほか、1942年には当時のタイ首相への贈呈画使節として派遣、1943年からは[[フィリピン]]へ派遣{{R|東文研}}。
同地での経験を基に﹃新生比島建設﹄を製作し、1944年に開催された第2回陸軍美術展に出品した。なお同作品は終戦後、[[連合国軍最高司令官総司令部]]が[[軍国主義]]的なものであるとして没収、他の[[戦争画]]とともに[[アメリカ合衆国]]に持ち出された。[[1970年]]になり、無期限貸与という形で日本に返還され[[東京国立近代美術館]]に収蔵されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20160303230824/https://www.sankeibiz.jp/express/news/151026/exg1510261030002-n1.htm |title=戦後70年で実現 事実上の﹁戦争画展﹂﹁MOMATコレクション 特集‥藤田嗣治、全所蔵作品展示。﹂ |publisher=SANKEI.Biz |date=2015-10-26|accessdate=2022-08-30}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://search.artmuseums.go.jp/records.php?sakuhin=11363 |title=川島理一郎 1886 - 1971 KAWASHIMA, Riichiro |publisher=独立行政法人国立美術館 |date= |accessdate=2022-08-30}}</ref>。 1948年[[日本芸術院]]第一部会員に決定<ref>{{東文研|nenshi|5660|芸術院会員補充決定|off|1948-8|2021-12-22}}</ref>、1949年[[日展]]運営会理事<ref>{{東文研|nenshi|5739|日展運営会規則など決る|off|1949-7|2021-12-22}}</ref>、1958年日展理事、1965年[[勲三等]][[瑞宝章]]受章<ref>{{東文研|nenshi|4840|第4回生存者叙勲の美術関係|off|1965-11|2021-12-22}}</ref>、1969年日展顧問、没後[[従四位]]勲三等[[旭日中綬章]]。 == 著書・画集 ==
* {{Cite book|和書|date=1926年|title=最新油絵の描き方|publisher=[[中央美術社]]|id={{
* {{Cite book|和書|date=1933年|title=川島理一郎画集|publisher=[[アトリヱ社]]|id={{
* {{Cite book|和書|date=1936年|title=旅人の眼|publisher=[[竜星閣]]|id={{
* {{Cite book|和書|date=1938年|title=緑の時代|publisher=[[竜星閣]]|id={{
* {{Cite book|和書|date=1940年|title=北支と南支の貎|publisher=[[竜星閣]]|id={{
* {{Cite book|和書|date=1947年|title=緑の感覚|publisher=[[淡路書房]]|id={{
* {{Cite book|和書|date=1947年|title=自選デッサン集|publisher=[[建設社]]|id={{
* {{Cite book|和書|date=1952年|title=美術の都・パリ|publisher=[[美術出版社]]|id={{
* {{Cite book|和書|date=1973年|title=川島理一郎画集|publisher=[[日動出版部]]|id={{
== 脚注 ==
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{{Artist-stub}}
{{Normdaten}}▼
{{DEFAULTSORT:かわしま りいちろう}}
[[Category:洋画家]]
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[[Category:1886年生]]
[[Category:1971年没]]
▲{{Normdaten}}
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