待合

日本において遊興又は飲食のための場所

待合(まちあい)は、待ち合わせや会合のための場所を提供する貸席業(貸座敷とも呼ばれる)で、(東京などで)主に芸妓との遊興や飲食を目的として利用された。京都でお茶屋と呼ばれる業態に相当する。

今日ではほとんど死語であるが、法律用語に残っており、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項第2号に「待合、料理店、カフェーその他設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業」という規定がある。

概要

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  西[1]

殿[2]

18736[3]

187912273190235526191871,484192722,539[4]191145[5]

宿宿[6]

[7]

宿使[1]

使

待合政治

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維新の元勲以来、昭和期まで、政治家が酒を飲み、芸者を呼んだ宴会において政治を論ずる為の場として待合を使うことが多かった。例えば60年安保の際の単独強行採択という策略も待合で決められたと言われている。重要な事項を密室で決める「待合政治」がマスコミ等で批判されてきた。バブル経済崩壊の頃まで、赤坂新橋の料亭前に黒塗りの車が列をなしている光景がよく見られた。現在は減少したとはいえ、時折見受けられる。

脚注

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注釈

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  1. ^ 近年の料亭は、不況や観光資源化により初めてでも入店できる店も増えてきているが、現在でも京都のお茶屋は特に紹介がなければ入れない所が多く残っている。

出典

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(一)^ 19322005P21-241933

(二)^ 1 78

(三)^ P325[1]

(四)^ P84108125

(五)^ P156-172

(六)^ p10

(七)^ 1909

参考文献

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関連項目

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