Wikipedia

「後藤隆幸」の版間の差分

履歴の双方向閲覧
← 古い編集
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
編集の要約なし
 
(6人の利用者による、間の9版が非表示)
1行目:
{{別人|x1=元社会人野球選手の|後藤隆之}}
{{ActorActress
{{Infobox animator
| 芸名前 = 後藤 隆幸
| ふりがな = ごとう たかゆき
| 画像ファイル = ▼
| 画像サイズ = <!-- 画像ファイル名 -->
| 画像サイズ = <!-- 空白の場合は220px -->
| 画像コメント =
| 画像解説 = <!-- 画像の説明文 -->
| 本名 =
| 別本名義 =
| 別名義 = <!-- 愛称の欄ではありません -->
| 出生地 = {{JPN}} [[秋田県]]▼
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1960|8|7}}
| 死没地 =
▲| 出生身地 = {{JPN}} ・[[秋田県]]
| 国籍 =
| 没年月日 = <!-- {{死亡年月日と没年齢|XXXX|XX|XX|YYYY|YY|YY}} -->
| 民族 =
| 死没地 = <!-- [[日本]]・XX都道府県YY市区町村 -->
| 身長 =
| 国籍 = <!-- [[日本]] 出生地から推定できない場合のみ指定 -->
| 血液型 =
| 出身校 = [[秋田県立能代工業高等学校]]<br />[[国際アニメーション研究所]]
| 生年 = 1960
| 職業 = [[アニメーター]]<br />[[キャラクターデザイナー]]▼
| 生月 = 8
| 事務所属 = [[プロダクション・アイジー|Production I.G]]▼
| 生日 = 7
| 活動期間 = <!-- XXXX年 - YYYY年 -->
| 没年 =
| ジャンル = [[アニメーション]]
| 没月 =
| 没日配偶者 =
| 交流関係 = <!-- 友人や同期、師事した相手など -->
▲| 職業 = [[アニメーター]]<br />[[キャラクターデザイナー]]
| 代表作 = <!-- 「代表作を挙げた出典」に基づき記載 -->
| ジャンル =
| 活動期間受賞 =
▲| サイン = <!-- 画像ファイル名 = -->
| 活動内容 =
| 配偶者URL =
| 著サイト名な家族 =
| 所属劇団その他 =
▲| 事務所 = [[プロダクション・アイジー|Production I.G]]
| 公式サイト =
| 主な作品 =
| アカデミー賞 =
| AFI賞 =
| 英国アカデミー賞 =
| セザール賞 =
| エミー賞 =
| ジェミニ賞 =
| ゴールデングローブ賞 =
| ゴールデンラズベリー賞 =
| ゴヤ賞 =
| グラミー賞 =
| ブルーリボン賞 =
| ローレンス・オリヴィエ賞 =
| 全米映画俳優組合賞 =
| トニー賞 =
| 日本アカデミー賞 =
| その他の賞 =
| 備考 =
}}
'''後藤 隆幸'''︵ごとう たかゆき、[[1960年]][[8月7日]]<ref name="b-ch">{{Cite web|和書|url=https://www.b-ch.com/contents/feat_creators_selection/backnumber/v46/p03.html|title=後藤隆幸インタビュー|work=クリエイターズ・セレクション︵[[バンダイチャンネル]]︶取材・構成[[氷川竜介]]|date=2017-08-25|accessdate=2017-08-25}}</ref> - ︶は、[[日本]]の[[男性]][[アニメーター]]、[[キャラクターデザイナー]]。[[プロダクション・アイジー|Production I.G]]所属<ref name="b-ch" />。[[秋田県]]出身。
 
[[秋田県]]出身。[[秋田県立能代工業高等学校]]、[[国際アニメーション研究所]]卒業<ref name="b-ch">{{cite web|url=https://www.b-ch.com/contents/feat_creators_selection/backnumber/v46/p03.html|title=後藤隆幸インタビュー|work=クリエイターズ・セレクション︵[[バンダイチャンネル]]︶取材・構成[[氷川竜介]]|date=2017-08-25|accessdate=2017-08-25}}</ref>。
 
== 来歴・人物 ==
[[1979年]]の劇場アニメ映画﹃[[銀河鉄道999 (アニメ) |銀河鉄道999]]﹄を見てアニメ業界を志す。高校卒業後、[[サラリーマン]]になるが、上京して[[国際アニメーション研究所]]へ入学。アニメの背景美術を志したが、同校がアニメーターを養成していたため、卒業後にドラゴンプロダクションへ入社してアニメーターとなる<ref name="anime-v88-1">﹁直撃!!VIPルーム﹂﹃アニメV﹄1988年1月号、学習研究社。</ref>。作画スタジオの[[タマ・プロダクション]]を経て、[[東映アニメーション|東映動画]]や[[タツノコプロ]]の作品に参加。特に[[1986年]]のテレビアニメ﹃[[ドテラマン]]﹄はオープニングとエンディングの作画をした以外に、ゲストキャラクターのサイコーユ鬼をデザイン。これは、後藤が当時ファンだった[[俳優|女優]]・[[歌手]]の[[斉藤由貴]]を模したもので、[[アニメ雑誌]]﹃[[アニメージュ]]﹄では後藤隆由貴のペンネームで4コマ漫画﹃こまったユ鬼ちゃん﹄を連載、後藤の名を浸透させるきっかけとなった<ref name="anime-v88-1" />。
 
[[1988年]]のテレビアニメ﹃[[赤い光弾ジリオン]]﹄では[[キャラクターデザイン]]を任せられ、後藤にとってこれが出世作となった。﹃赤い光弾ジリオン﹄終了後に、タツノコ制作分室の[[石川光久]]とともに有限会社アイジータツノコ︵現・Production I.G︶を設立、後藤も取締役<ref>尚、﹁軌跡―Production I.G 1988-2002﹂︵[[角川書店]]、2002年︶の﹁15年目のProduction I.Gに贈る 賛辞＆文句﹂において[[水谷優子]]︵p88︶が﹁副社長の後藤隆幸さん﹂と書いているが、I.Gとして後藤を副社長をに任命した事実はなく、水谷の勘違いである。</ref>として経営に加わった。石川が制作担当を務めたタツノコプロ作品﹃[[昭和アホ草紙あかぬけ一番!]]﹄、﹃ドテラマン﹄、﹃[[光の伝説]]﹄、﹃赤い光弾ジリオン﹄に立て続けに参加し、後述の後藤が主宰するスタジオ鐘夢の部屋を間借りした間柄であった。後藤は第1スタジオを統括し、作画部門の責任者としてアニメーターの採用や育成にも尽力した。
 
絵柄は丸みを帯びており、本人は『[[Gu-Guガンモ]]』『[[はーいステップジュン]]』『[[ピュア島の仲間たち]]』などの丸っこいキャラクターばかり描いたためではないかと語っている<ref name="anime-v88-1" />。
 
[[押井守]]からは、﹁彼の手掛けるデザインは骨格がはっきりしていて、デッサンがしっかりしている。幅というか、ある種の曖昧さがあるので、どうにでも変えられる楽しさ・やりがいがありますね﹂と評されている<ref>[[徳間書店]]刊﹁[[アニメージュ]]﹂1987年4月号﹁絵コンテに参加、押井守監督﹃ジリオン﹄を語る﹂p.78より。</ref>。
 
「[[宇宙戦艦ヤマト2199]]」第四章以降の第2週目鑑賞者（第七章に関しては第1週と第2週）に配付された「[[森雪]]コレクションポストカード」で「晴れ着・森雪」を始めに「季節の森雪」を描いている。
 
[[2020年]]、Production I.Gの役員人事異動に伴い、取締役を退任して経営からは退いた。[[2022年]]現在は一、アニメーターとして引き続き同社に所属している。
 
== スタジオ鐘夢 ==
'''スタジオ鐘夢'''︵スタジオチャイム︶は、後藤隆幸が主宰した[[アニメーション]]の制作集団である。[[1987年]][[2月1日]]から[[12月15日]]まで存在した。鐘夢のネーミングは、後藤がファンだった斉藤由貴のアルバムのタイトルに由来する。
 
後に後藤と共にProduction I.Gを立ち上げることになる[[石川光久]]が設立した[[タツノコプロ]]の制作分室の部屋に仕事場を間借りした。後藤隆幸のほか、数井浩子、[[東郷光宏|四谷光宏]]、尾関和彦、[[華房泰堂]]、武田一也、谷澤泰史らのアニメーター、演出家の小林哲也といったタツノコプロで仕事をしたことのある後藤の仲間がフリーの立場で集った。タツノコプロのテレビアニメ﹃[[赤い光弾ジリオン]]﹄を手がけた他、[[ぴえろ|スタジオぴえろ]]の﹃[[きまぐれオレンジ☆ロード]]﹄、[[シンエイ動画]]の﹃[[エスパー魔美]]﹄、[[スタジオディーン]]の﹃[[めぞん一刻 (アニメ)|めぞん一刻]]﹄、[[グループ・タック]]の﹃[[タッチ (漫画)|タッチ]]﹄﹃[[陽あたり良好!]]﹄など各制作会社のテレビアニメにメンバーが自由に参加した。
 
﹃赤い光弾ジリオン﹄が終了し、タツノコ製作分室がなくなるのを機会に、石川と共同で出資して、Production I.Gの前身となった有限会社アイジータツノコを設立。後藤は副社長これに納まより、スタジオ鐘夢もは発展的に解散することになった。
 
== 参加作品 ==
75 ⟶ 57行目:
* [[名犬ジョリィ]] デビュー作<ref name="anime-v88-1" />
| 1983年 |
* [[Gu-Guガンモ]]（[[作画監督]]・原画）
| 1986年 |
* [[昭和アホ草紙あかぬけ一番!]]（1986年、（作画監督）
* [[光の伝説]]（作画監督・原画）
* [[ドテラマン]]（サブキャラクターデザイン・作画監督）- サイコーユ鬼をデザイン
| 1987年 |
* [[きまぐれオレンジ☆ロード]]（作画監督）
* [[赤い光弾ジリオン]]（'''[[キャラクターデザイン]]'''・作画監督）
* [[エスパー魔美]]（作画監督）
| 1991年 |
89 ⟶ 71行目:
* [[赤ちゃんと僕]]（'''キャラクターデザイン'''・作画監督）
| 1998年 |
* [[ポポロクロイス物語 (アニメ)|ポポロクロイス物語]]（（1998年 - 1999年、'''キャラクターデザイン'''・作画監督）
| 1999年 |
* [[HUNTER×HUNTER (1999年のアニメ)|HUNTER×HUNTER]]（'''キャラクターデザイン'''・作画監督）
| 2001年 |
* [[パラッパラッパー]]（（2001年 - 2002年、'''キャラクターデザイン'''・作画監督）
| 2002002年 |
* [[攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX]]（作画監督）
| 2004年 |
104 ⟶ 86行目:
* [[守り人シリーズ#テレビアニメ|精霊の守り人]]（作画監督）
| 2009年 |
* [[獣の奏者#テレビアニメ|獣の奏者 エリン]]（'''キャラクターデザイン'''<ref>{{citeCite web|和書|url=https://anime.eiga.com/program/100617/|title=獣の奏者エリン :作品情報|publisher=アニメハック|accessdate=2020-07-02}}</ref>）
| 2011年 |
* [[BLOOD-C]]（'''総作画監督'''）
| 2012年 |
* [[黒子のバスケ (アニメ)|黒子のバスケ]]（'''総作画監督'''・作画監督）
| 2013年 |
* 黒子のバスケ（2（第2期）（'''、総作画監督'''・作画監督・作画監督補佐・原画）
* [[宇宙戦艦ヤマト2199]]（'''総作画監督'''）
| 2017年 |
* [[魔法陣グルグル (2017年のアニメ)|魔法陣グルグル]]（OP原画）
| 2018年 |
* [[銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅]]（'''総作画監督'''・作画監督）
}}
 
135 ⟶ 117行目:
* [[スカイ・クロラシリーズ#映画|スカイ・クロラ The Sky Crawlers]]（原画）
| 2009年 |
* [[チョコレート・アンダーグラウンド]]（'''キャラクターデザイン'''・'''総作画監督'''）
* [[東のエデン|東のエデン 劇場版I The King of Eden]]（作画監督）
| 2010年 |
149 ⟶ 131行目:
* [[しあわせのかたち]]（'''キャラクターデザイン'''・作画監督・原画）
| 1991年 |
* [[乙姫CONNECTION]]（'''監督'''・'''キャラクターデザイン'''・作画監督）- 初監督作品
| 1992年 |
* [[電影少女#OVA|電影少女 -VIDEO GIRL AI-]]（'''キャラクターデザイン'''・作画監督）
156 ⟶ 138行目:
* [[流星機ガクセイバー]]（原画）
* [[ふぁんたじあ]]（原画）
* [[ぼくの地球を守って]]（'''キャラクターデザイン'''・'''総作画監督'''・作画監督）
| 1994年 |
* [[B.B.フィッシュ]]（'''キャラクターデザイン'''・'''総作画監督'''）
| 1998年 |
* Twilight Q 時の結び目 REFLECTION（1998年、REFLECTION（原画、「）※'''後藤隆由貴」'''名義）
| 2002年 |
* [[HUNTER×HUNTER (1999年のアニメ)|HUNTER×HUNTER ORIGINAL VIDEO ANIMATION]]（'''キャラクターデザイン'''）
168 ⟶ 150行目:
{{dl2
| 1997年 |
* [[グランストリーム伝紀]]（'''キャラクターデザイン'''）
| 2002年 |
* [[シルクとコットン]]（'''キャラクターデザイン'''・クリーチャーデザイン総監修）
}}
 
177 ⟶ 159行目:
 
== 脚注 ==
{{reflist脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
{{Normdaten}}
「https://ja.wikipedia.org/wiki/後藤隆幸」から取得