「接置詞」の版間の差分
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*within (~のうちに)
*without (~なしで、~せずに)
====== '''==前置詞の概念(日本人が誤解している前置詞の特別トリビア編)==''' ======
ここでは、全前置詞の説明というよりも、特筆すべき前置詞をピックアップし、説明したい。特に、下記は記憶が必要な特筆事項を持つ前置詞なので、特に要注目。 # 『まで』のマジック
by = ~までに
“by”は『まで』ではなく、『までに』です。この『に』の感覚がキーポイント。
until = ~まで
2-1. at(場所)
”at”とは、何処まで行っても﹃数ある中の特定の1点﹄のことを指し、﹃焦点﹄というイメージでいることが大切。例えば、”in Shinjuku”と”at Shinjuku”の違いは、前者は、﹃新宿の何処か﹄で、後者は﹃新宿のとある特定の場所﹄を 意味する。例えば、﹃新宿で会おうね!﹄と友人たちと約束すると、日本では、通常、誰もが先ず駅を想像すると思います。即ち、この場合、”at”を用いると、﹃指定した場所﹄か、﹃ランドマーク﹄の意味になることが多いす。 【例】
Meet me at Shinjuku (新宿駅で落ち合おう)
See me in Shinjuku (新宿で会おう)
2-2. at(時間)
“at”は﹃時間﹄も表す。過去の人が言語を科学的に考えていたかどうかは置いておいて、これも﹃数ある中の特定の1点﹄という観点を基にしている。1日は、60秒☓60分☓24時間なので、86400秒あります。その中で、 午前2時0分0秒は1つしかない。即ち、『数ある中の特定の1点』という概念になる。
2-3. at(誤使用)
“at”の使い方で興味深い文法的間違いを、英語の母国語者︵特に北米︶がする。その﹃焦点﹄というアイデアから、例えば、”angry with”と言うべきところを“angry at”という人が実際に存在する。これは文法的には誤りだが、﹃焦点﹄ というイメージが強い場合は、”with”ではなく”at”を用いる、日常会話の英語表現。
【例】
I am angry at you (とてもムカついてます: 文法的には×)
I am angry with you. (腹が立てってます)
3. in
通常の意味に追随して、“in”は、時間に対して﹃~後﹄という意味がある。従い、2週間後は"after 2 weeks"ではなく、”in 2 weeks”。 4. of
”of”には”about”という意味もり、﹃~に関して﹄という意味。しかし、”about”よりは少し距離感や特別感を感じさせるので、書き言葉や特別な意味を持たせる時に適している。 【例】
I think about you. (貴方について考えておく)
I think of you (貴方を思う)
I know you (貴方を知っている)
I know of you (貴方について知っている⇒他は知らない)
5. on
“on”の絶対条件は﹃接している﹄こと。”on the table”は﹃机の上に﹄ではない。例えば、カフェで、机の裏にガムがくっついたのに気付いたとする。その時は”I found gum under the table”ではなく“I found gum on the back of the table”と言う。何故なら、接触しているから。”under”を用いると、﹃ガムが宙に浮いている﹄ような錯覚が起こる。 6. to
“to”は、①不定詞︵原形︶、②前置詞、の2種類がある。こんな現象の発生理由は、②は嘗ては”onto”と表現されていて、時代の流れにより簡略化され、その”on”の部分がなくなってしまったから。①は、元々”to”のまま。即ち、同音異義語 となり、①の後には動詞、②の後には名詞が来ます。
よく間違える表現【例】
× I’m looking forward to see you again.
○ I’m looking forward to seeing you again.
前者は正しくないが、敢えて言うと『貴方に会うために何かを楽しみにしている』という言う風に聞こえる。後者の”to”は『~に向かって』という意味の前置詞なので、名詞化した動名詞が来ないといけない。
7. up
通常の“up”の意味に追随して、﹃~をやり遂げる﹄という意味がある。﹃読み上げる﹄は”read up”、﹃飲み干す﹄は”drink up”。”give up”は、﹃自分の持っているもの・アイデア・努力・理解・寛容を与え切る﹄⇒﹃もう他人に与える ものがない』⇒『諦める』という発想。
==古英語==
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