日石丸(にっせきまる)は、かつて日本石油(現:ENEOS)の子会社である東京タンカー(現:ENEOSオーシャン)が所有・運航した日本船籍の原油タンカー。
基本情報 | |
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所有者 | 東京タンカー(日本石油グループ) |
運用者 | 東京タンカー |
建造所 | 石川島播磨重工呉工場 |
経歴 | |
起工 | 1970年11月18日 |
進水 | 1971年4月20日 |
竣工 | 1971年9月8日 |
その後 | 1985年解体 |
要目 | |
総トン数 | 184,855 トン |
載貨重量 | 372,698 トン |
全長 | 347.0 m |
垂線間長 | 330.0 m |
型幅 | 54.5 m |
型深さ | 35.0 m |
喫水 | 27.074 m |
主機関 | 蒸気タービン1基 |
出力 | 40,000馬力 |
最大速力 | 15.45ノット |
航海速力 | 15.0ノット |
乗組員 | 31名+予備12名 |
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石川島播磨重工呉工場(現:ジャパン マリンユナイテッド呉事業所)で建造され、1971年の竣工時はそれまで世界最大であった「ユニヴァース・アイルランド」級6隻を抜き世界最大であったが、1973年に「グロブティック・トーキョー」に抜かれた。また本船は日本の外航船では初めて女性船員が乗船した。竣工後、鹿児島県の日本石油基地株式会社喜入基地とペルシャ湾間の原油輸送に従事したが、1985年に函館で解体された[1]。