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{{Infobox 学者
'''早川 二郎'''︵はやかわ じろう、[[1906年]][[1月26日]] - [[1937年]][[11月8日]]︶は、日本の[[歴史家|歴史学者]]。本名は小出 民声︵こいで みんせい︶。▼
| name = 早川 二郎
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| othername = 小出 民声
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▲'''早川 二郎'''︵はやかわ じろう、[[1906年]][[12月2622日]]<ref name=ryakureki>{{harvnb|岡林辰雄|1937}}</ref> - [[1937年]][[11月8日]]<ref name=ryakureki/>︶は、日本の[[歴史家|歴史学者]]。本名は﹁小出 民声﹂︵こいで みんせい︶。
 
== 略歴 ==
[[東京出身]]生まれ。[[1929年]]3月、[[東京外国語学校 (旧制)|東京外国語学校]]ロシア語科を卒業<ref>{{Cite|和書|title=[httphttps://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448342/109 東京外国語学校一覧 附:第十二臨時敎員養成所一覽 昭和4年度]|page=188|year=1929|publisher=東京外国語学校}}</ref>。プロレタリア科学研究所、[[唯物論研究会]]に入り、ソ連事情、ソ連史学の翻訳・紹介をおこなうった。のちに日本古代史などに関心を広げて研究を進めた。[[奥秩父山塊|奥秩父]]を登山中、遭難死した。31歳<ref>[https://kotobank.jp/word/%E6%97%A9%E5%B7%9D%E4%BA%8C%E9%83%8E-1102055 コトバンク]</ref><ref>{{harvnb|岡若林辰雄傳作|19371938}}</ref>。
 
== 著書 作==
=== 著書 ===
{{colbegin|2}}
* 『日本王朝時代史』[[白揚社]] 1933
* 『日本歴史読本』白揚社 1934
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* 『日本民族の話』[[岩崎書店]] 1947
* 『日本文化史ノート』[[真善美社]] 1949
* 『'''早川二郎著作集'''』全4巻　[[福富正実]], 加藤喜久代編. [[未来社]]
:1 (日本歴史とアジア的生産様式論) 1978
:2 (日本古代史研究と時代区分論) 1977
:3 (日本歴史読本) 1984
:4 (古代社会史と日本文化論) 1986
{{colend|2}}
 
=== 翻訳 ===
* [[カール・マルクス]]、[[フリードリヒ・エンゲルス|フリードリツヒ・エンゲルス]]共著、[[ダヴィト・リャザーノフ|リヤザーノフ]]編『[[共産党宣言]]』[[大田黒年男]]共訳 マルクス主義の旗の下に社, 1930
* ボチヤロフ, ヨアニシアニ 共著『[[唯物史観]]世界史教程』白楊社 1932-33
* スヴェトロフ『日本資本主義の発生』白揚社 1933
* [コムアカデミー]ソヴエート・マルクス主義東洋学者協会 編『「アジア的生産様式」に就いて』白揚社 1933
* [[ニコライ・コンラド|コンラード]], メシン, ヂューコフ 共著,ソヴェート中央委員会編『日本歴史』白揚社 1934
* サフアロフ『支那社会史 前資本主義時代』白揚社 1934
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* ゴルンシユタイン『自然科学概論』[[大野勤]]共訳 白揚社 1935
* パクロフスキー監修『原始共産社会』白揚社 1935
* ソヴエート同盟国立物質文化史アカデミー編『考古学概論 N.Y.マル氏の四十五週周年紀念論叢に拠る』白揚社 1935
* ソ同盟物質文化史アカデミア編『唯物史観日本歴史』[[橋本弘毅]]共訳 白揚社 1936
* マヂヤル『支那の農業経済』白揚社 1936
* スヴェトロフ『[[明治維新]]への展望』白揚社 1937
* N.コンラード『[[奈良時代]]の土地制度 附・レーニン日本論』白揚社 1937
* サファロフ『近代支那社会史』白揚社 1937
* 『社会主義と宗教』(レーニン重要著作集) 白揚社 1937
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== 参考文献 ==
*{{Cite Journal|和書|title=追悼 早川二郎の死 略歴|journal=唯物論研究 : 唯物論研究会機関誌|issue=62|pages=166-167|author=[[岡林辰雄]]|publisher=[[唯物論研究会]]|year=1937|ref=harv}}
*{{Cite|和書|author=加藤喜久代|chapter=著者小傳|year=1947|ref=harv}}{{harv|早川二郎|1947|pages=242-251}}
*{{Cite|和書|author=早川二郎|title=唯物史観日本歴史読本|volume=上|publisher=光文社|year=1947|ref=harv}}
*{{Cite Journal|和書|journal=[[山と渓谷]]|issue=47|publisher=[[山と渓谷社]]|year=1938|title=奧秩父に於ける早川三郎氏の遭難|author=若林傳作|pages=64-65|ref=harv}}
 
== 脚注 ==
{{Reflist|2}}
 
{{Normdaten}}
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[[Category:日本の歴史学者]]
[[Category:日本古代史学者]]
[[Category:マルクス主義者]]
[[Category:山で遭難死した人物]]
[[Category:東京外国語大学出身の人物]]
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