1895103 - 194818退[1]

経歴

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生い立ち

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[1]1915[1]

1921[1]1923[1]19241927[1][1]1929[1]

白票事件

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19351936

1939[1][2]

その後の活動と早逝

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193819391942貿調貿[1]

1943調調[3]調[1]

19461947194854[1]

門下

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東京商科大学助教授としては後に総理大臣となった大平正芳らを教えた。特に大平には大きな影響を与えており、後年大平は「わたしの思想というものが仮にあるとすれば(杉村先生の思想が)それをつくるものの考え方の素材となっている」と述べ[4]、杉村の著書『経済倫理の構造』は大平が亡くなる直前まで傍らに置かれていた[5]

著書

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  • カント 三省堂 1935(社会科学の建設者人と学説叢書 ; 第8)
  • 経済哲学の基本問題 岩波書店 1935
  • 経済学方法史 理想社 1938
  • 経済倫理の構造 岩波書店 1938
  • 経済哲学通論 理想社 1938
  • 支那の現実と日本 岩波書店 1941
  • 支那・上海の経済的諸相 岩波書店 1942
  • 営団経済の倫理 大理書房 1943
  • 経済哲学概説 東洋経済新報社 1947
  • 経済哲学原理 東洋経済新報社 1947
  • 社会主義の哲学 近代社会の平等化の論理 武藤光朗共著 夏目書店 1947
  • 経済学方法史 理想社 1948
  • 経済倫理の構造 岩波書店 1948
  • 経済哲学の基本問題 理想社 1948
  • 世界経済安定の諸問題 社会評論社 1948
  • カントと社会哲学 思索社 1948
  • 社会主義の哲学 角川書店 1963

関連文献

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「杉村廣蔵の経済哲学 白票事件と一橋の伝統」参照。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 「杉村広蔵杉村廣藏」一橋大学附属図書館
  2. ^ 国立国会図書館. “博士論文『経済倫理の構造』”. 2023年4月7日閲覧。
  3. ^ 盛田良治「日本占領期フィリピンの現地調査」人文學報 = The Zinbun Gakuhō : Journal of Humanities(1997), 79: 163-188
  4. ^ 『大平正芳』 29頁、『在素知贅・大平正芳発言集』(大平正芳記念財団,1996年)
  5. ^ 『大平正芳』 29頁。

外部リンク

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