Wikipedia

「桂園一枝」の版間の差分

履歴の双方向閲覧
← 古い編集
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
頭痛 (会話 | 投稿記録)
39,703 回編集
Cat
編集の要約なし
 
(4人の利用者による、間の4版が非表示)
1行目:
『'''桂園一枝'''』（けいえんいっし）は、[[江戸時代]]後期に刊行された[[香川景樹]]（1768年-1843年）の自撰歌家集。▼
{{文学}}
▲'''桂園一枝'''（けいえんいっし）は、[[江戸時代]]後期に刊行された[[香川景樹]]（1768年-1843年）の自撰歌集。
 
[[文政]]11年︵[[1828年]]︶に完成し、[[天保]]元年︵[[1830年]]︶に刊行された。巻数は正編三冊、拾遺二冊。九八三首を収める。
[[1828年]]︵文政11年︶に完成し、[[1830年]]︵天保元年︶に刊行された。巻数は3巻。[[小沢蘆庵]]︵1723年-1801年︶が提唱した﹁ただごと歌﹂︵＝人の心が発する自然の声をそのまま言葉にした歌︶の主張を発展させ、優雅・清新な歌風をもって[[京都]]を中心とした歌壇に君臨した景樹の代表作である。景樹の家風は[[明治時代]]初期までもてはやされ、この歌集の名から'''[[桂園派]]'''と称された。景樹は﹁[[古今和歌集]]﹂の歌風を理想とし、[[紀貫之]]を歌聖と仰ぎ、それを実践するためにこの歌集を自ら撰集した。歌集の構成は[[四季]]・[[恋]]・雑・雑体︵[[長歌]]・[[旋頭歌]]・[[俳諧]]歌︶からなっている。▼
 
▲[[1828年]]︵文政11年︶に完成し、[[1830年]]︵天保元年︶に刊行された。巻数は3巻。[[小沢蘆庵]]︵1723年-1801年︶が提唱した﹁ただごと歌﹂︵＝人の心が発する自然の声をそのまま言葉にした歌︶の主張を発展させ、優雅・清新な歌風をもって[[京都]]を中心とした歌壇に君臨した景樹の代表作である。景樹の家風は[[明治時代]]初期までもてはやされ、この歌集の名から'''[[桂園派]]'''と称された。景樹は﹁﹃[[古今和歌集]]﹂﹄の歌風を理想とし、[[紀貫之]]を歌聖と仰ぎ、それを実践するためにこの歌集を自ら撰集した。歌集の構成は[[四季]]・[[恋]]・雑・雑体︵[[長歌]]・[[旋頭歌]]・[[俳諧]]歌︶からなっている。
[[Category:歌集]]▼
 
[[Category:江戸時代の文学]]▼
▲[[Category:江戸時代の歌集]]
▲[[Category:江戸時1830年代の文学書籍]]
[[Category:19世紀の詩]]
{{DEFAULTSORT:けいえんいつし}}
{{lit-stub}}
「https://ja.wikipedia.org/wiki/桂園一枝」から取得