「橘曙覧」の版間の差分
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橘曙覧の長男、井手今滋︵いましげ︶<!---﹃橘曙覧小伝﹄がある。--->は父の残した歌をまとめ、1878年︵明治11年︶﹃橘曙覧遺稿志濃夫廼舎歌集﹄︵しのぶのやかしゅう︶を編纂した。[[正岡子規]]はこれに注目して1899年︵明治32年︶、﹁日本﹂紙上に発表した﹁曙覧の歌﹂で、[[源実朝]]以後、歌人の名に値するものは橘曙覧ただ一人と絶賛し、﹁墨汁一滴﹂において﹁万葉以後において歌人四人を得たり﹂として、源実朝・田安宗武・平賀元義とともに曙覧を挙げている。以後、子規および[[アララギ]]の影響下にある和歌史観において重要な存在となる。 ﹃志濃夫廼舎歌集﹄に﹁[[s:独楽吟|独楽吟]]﹂︵どくらくぎん︶がある。清貧の中で、家族の暖かさを描き、次のような歌がある。 <BLOCKQUOTE>
たのしみは妻子(めこ)むつまじくうちつどひ頭(かしら)ならべて物をくふ時
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