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{{質問}}
{{車両基地
|車両基地名 = 福知山電車区
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|画像説明 =
|事業者 = [[西日本旅客鉄道]]
|管轄支社 = [[西日本旅客鉄道
|所属略号 = 近フチ
|整備済み車両略号 =
|機関車両数 = 1
|電車両数 =
|気動車両数 = 21
|客車両数 =
|貨車両数 =
|合計両数 =
|備考全幅 ={{Coord|35|17|42.1|N|135|5|44.2|E|type:railwaystation_region:JP-26|display=inline,title}}
}}
'''福知山電車区'''(ふくちやまでんしゃく)は、[[京都府]][[福知山市]]および[[兵庫県]][[豊岡市]]にあ
== 概要 ==
[[福知山線]][[宝塚駅|宝塚]] - 福知山間と[[山陰本線]]福知山 - 城崎︵現・[[城崎温泉駅|城崎温泉]]︶間の電化にあわせて建設されたもので、福知山支社︵現・[[西日本旅客鉄道福知山 === 本区 ===
本区は[[福知山市]]半田にあり、[[福知山駅]]の西方1.5kmに設けられている。敷地面積は、223,000m<sup>2</sup>である<ref name="rm_201109">﹃ Rolling stock & machinery ﹄2011年9月号、日本鉄道車両機械技術協会、p.48。</ref>。車両基地建設の際、整地作業の直後に多数の[[古墳]]や塚︵主に弥生時代の人類の住居跡︶が点在しているとして教育委員会の調査が行われたが、資料保存のための調査が完了した後にそれらはすべて取り壊されてしまった。そのため、現在の福知山電車区は古墳跡の上に所在していることになる。 車両基地建設時は単線の連絡線で福知山駅と接続されていたが、福知山駅高架に伴って福知山駅構内の運転設備と保線設備が車両基地内に移転することとなり、留置線の増強や連絡線の複線化が行われた。
またJRグループの現業機関で「電車区」を名乗り、かつ車両配置があるのはこの福知山電車区と[[岡山電車区]]だけであった。(2022年10月の組織改正に伴い福知山電車区は吹田総合車両所に、岡山電車区は下関総合車両所にそれぞれ編入されたため「電車区」を名乗り、かつ車両配置がある現業機関は消滅した。)
=== 豊岡支所 ===
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== 配置車両の車体に記される略号 ==
所属組織の略号と、福知山の[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]である「フチ」または豊岡の電報略号である「トカ」から構成され、[[電車]]は
機関車は豊岡を意味する
== 配置車両 ==
北近畿地区で運用される車両が配置されている。 {|class="wikitable" rules="all" style="text-align:center;"
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|-
!本区
|
|0両
|0両
|0両
|0両
|
|-
!豊岡
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|1両
|0両
|
|
|-
!合計
|
|21両
|1両
|0両
|
|
|}
=== 本区 ===
* '''[[JR西日本287系電車|287系電車]]'''(46両)
** 4両編成のFA編成が7本(FA01 - FA07編成)、3両編成のFC編成が6本(FC01 - FC06編成)配置されている。
** [[特別急行列車|特急]]﹁[[きのさき (列車)|きのさき]]﹂や﹁[[こうのとり (列車)|こうのとり]]﹂などの﹁[[北近畿ビッグXネットワーク]]﹂で運用されている。183系電車の老朽化にともなう置き換え用として2011年3月12日のダイヤ改正から営業運転を開始した。 ** 当初は、﹁こうのとり﹂﹁きのさき﹂﹁[[はしだて (列車)|はしだて]]﹂の一部列車と﹁[[まいづる (列車)|まいづる]]﹂に使用されたが、2016年3月のダイヤ改正で﹁きのさき﹂﹁はしだて﹂﹁まいづる﹂のJR所属車は全て当系列に改められた。その後﹁きのさき﹂﹁はしだて﹂の一部に289系が進出している。 * '''[[JR西日本289系電車|289系電車]]'''(40両)
** 4両編成のFG編成が7本(FG401・FG403・FG406・FG408 - FG411編成)、3両編成のFH編成が4本(FH302 - FH305編成)配置されている。
** 老朽化した381系電車の置き換えとして、[[2015年]][[3月14日]]の[[北陸新幹線]][[金沢駅|金沢]]開業に伴い、[[北陸本線|北陸]]特急﹁[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]﹂の運用から外れた[[JR西日本683系電車|683系2000番台]]を直流化改造して投入<ref>[http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/04/page_7100.html ﹁くろしお﹂﹁こうのとり﹂﹁きのさき﹂﹁はしだて﹂へ289系︵683系︶車両を投入します] - JR西日本プレスリリース 2015年4月28日</ref>。同年10月31日に営業運転を開始した。 ** 運転開始当初は「北近畿ビッグXネットワーク」のほぼすべての特急に使用されていたが、2016年3月のダイヤ改正で「こうのとり」のみの使用になった後にグリーン車は普通車との合造車化改造された。現在は、「きのさき」「はしだて」の一部にも使用される。
** 当初は287系と同数の46両が所属していたが、2019年4月にFH編成2本(FH301・FH306編成)が683系に復帰の上、「サンダーバード」へ転用した。
**そのため、車両不足が生じる事があり、287系と共に、増結車に「くろしお」編成が使用されることもある。<ref> https://railf.jp/news/2019/11/17/204000.html </ref>
* '''[[JR西日本223系電車|223系電車]]'''(32両)
** 5500番台2両編成︵F編成︶16本が[[2008年]]7月から[[9月1日]]にかけて配置された。2008年度製造車で、[[尼崎事故]]の教訓から側面の車体強度が従来の223系に比べて1.8倍になっている。本系列の投入により、[[1977年]]の[[国鉄キハ40系気動車 (2代)#キハ47形|キハ47形]]以来約30年ぶりに福知山支社での新製車両が投入された。 ** 全編成が[[ワンマン運転]]に対応している。
** 2008年7月22日より福知山線︵[[篠山口駅|篠山口]] - 福知山間︶で運転を開始し、現在は山陰本線︵[[京都駅|京都]] - 城崎温泉間︶・[[舞鶴線]]でも運用されている。ただし、京都 - 園部間は * '''[[国鉄113系電車|113系電車]]'''(12両)
** 5300番台の2両編成︵S編成︶6本が配置されている。[[ワンマン運転]]に対応している。5300番台にはリニューアル車も配置されている。ただし、車内はセミクロスシートのままになっている。 ** 山陰本線([[綾部駅|綾部]] - 城崎温泉間)・舞鶴線・[[京都丹後鉄道宮福線]]で運用されている。
** このほか * '''[[国鉄115系電車|115系電車]]'''(2両)▼
** 6500番台2両編成(R編成)1本が配置されている。ワンマン運転に対応している。▼
** 当初は2両編成5本が配置されていたが、2008年末期から一部下関にいる550番台を置き換えるために、[[下関総合車両所]]に転属している。▼
** 山陰本線(綾部 - 城崎温泉間)・舞鶴線・京都丹後鉄道宮福線で運用されている。▼
* '''[[国鉄145系電車|クモヤ145形電車]]'''(1両)▼
** [[事業用車]]([[牽引車]])として1100番台1両(1126)が配置されている。▼
電化から長年旧国鉄車両で運転されていた特急電車は現在、JR化後に製造された車両に統一されている。この他、運用の関係で[[網干総合車両所]]宮原支所所属の223系・225系(いずれも6000番台)も数編成、当区に留置している。 113 ⟶ 109行目:
* '''[[JR西日本125系電車|125系電車]]'''
** [[2003年]][[3月15日]]の[[小浜線]][[敦賀駅]] - [[東舞鶴駅]]間の[[直流電化]]完成に合わせて2002年に8両(1 - 8)が投入された。[[2006年]][[10月21日]]の北陸本線・湖西線敦賀直流化に伴い、[[西日本旅客鉄道金沢支社|金沢支社]][[敦賀地域鉄道部]]敦賀運転センター車両管理室に転出した。
** 小浜線は非電化時代から東舞鶴駅構内を除き金沢支社の管轄であるが、小浜線が電化開業した当時敦賀駅構内が小浜線のホーム、留置線などの関連部分のみ直流電化され、当時は[[交流電化]]だった旧敦賀地域鉄道部、現金沢総合車両所敦賀支所︵当時は福井地域鉄道部・敦賀運転派出︶構内への出入りができないため、本所へ配置されていた。 * '''[[国鉄381系電車|381系電車]]'''
** 2015年10月1日時点では6両編成6本、4両編成1本のFE編成計40両が配置されていた。6両編成の2・3号車は個別の編成番号が付けられており、適宜に編成から外されて運用された。
121 ⟶ 117行目:
* '''[[国鉄485系電車|485系電車]]'''
** 1986年に特急﹁北近畿﹂用として[[日根野電車区]]などから6両編成9本︵54両︶が転入した<ref>﹃ j train ﹄[[イカロス出版]] vol.14、2004年、p.80。</ref>。その後、大半が1990年から1991年にかけて[[国鉄183系電車 * '''[[国鉄183系電車|183系電車]]'''
** いずれも[[国鉄485系電車|485系電車]]からの改造車で、3両編成6本、4両編成8本、6両編成6本の86両が在籍していた。6両編成の2・3号車は個別の編成番号が付けられており、輸送力に応じて適宜編成から外されていた。 老朽化から、2011年に287系の投入に伴い3両編成のすべてと4両編成7本が廃車され、2013年3月のダイヤ改正で残りの編成が381系に置き換えられ、183系の配置がなくなった。 ** 2009年からは6両編成と4両編成1本に[[自動列車停止装置#ATS-P形(デジタル伝送パターン形)|ATS-P]]型を搭載した車両が登場した。
** 特急「こうのとり」「きのさき」「はしだて」など、はまかぜを除く全ての「北近畿ビッグXネットワーク」を構成する列車で運用されていた。
▲** 当初は2両編成5本が配置されていたが、2008年末期から一部下関にいる550番台を置き換えるために、[[下関総合車両所]]に転属している。
<gallery>
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==== 貨車 ====
* '''[[国鉄ホキ800形貨車|ホキ800形貨車]]'''
**
<!--==== 過去の車両 ====
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* [[2007年]]︵平成19年︶[[7月1日]] - 福知山運転所から独立し、福知山電車区が発足<ref>ジェー・アール・アール﹃JR気動車客車編成表 2010﹄交通新聞社、2010年。ISBN 978-4-330-14710-9。</ref>。 * [[2010年]]︵平成22年︶[[6月1日]] - 組織改正により[[豊岡鉄道部]]が廃止され、車両・検修部門が福知山電車区豊岡支所になる<ref name="jrr11">ジェー・アール・アール﹃JR気動車客車編成表 2011﹄交通新聞社、2011年。ISBN 978-4-330-22011-6。</ref>。 * [[2022年]](令和4年)[[10月1日]] - 組織改正に伴い、吹田総合車両所に統合されて'''吹田総合車両所福知山支所'''となる<ref name=":0" />。(豊岡支所は'''福知山支所豊岡派出所'''となる。)
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
* [[日本の車両基地一覧]]
▲{{西日本旅客鉄道福知山支社}}
{{DEFAULTSORT:ふくちやまてんしやく}}
189 ⟶ 193行目:
[[Category:福知山市の交通]]
[[Category:福知山市の建築物]]
[[Category:鉄道車両関連]]
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