秋田中央トランスポート
秋田中央トランスポート株式会社︵あきたちゅうおうトランスポート︶は、秋田中央交通の関連会社で、タクシー事業、大中小型貸切バス事業、および地方自治体からの委託による路線バス事業、旅行業を行う企業である。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒011-0916 秋田県秋田市飯島字穀丁大谷地1番地6 北緯39度46分11.4秒 東経140度3分32.0秒 / 北緯39.769833度 東経140.058889度座標: 北緯39度46分11.4秒 東経140度3分32.0秒 / 北緯39.769833度 東経140.058889度 |
設立 | 2004年4月1日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 4410001003312 |
事業内容 |
一般乗用旅客自動車運送事業 一般乗合旅客自動車運送事業 一般貸切旅客自動車運送事業 |
代表者 | 代表取締役社長 渡邉 綱一郎 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 189名 |
外部リンク | http://www.bus-taxi.jp/ |
概要
1981年5月、秋田フタバ観光の運営権が秋田中央交通へ譲渡されて、秋田中央タクシー株式会社としてスタート。秋田中央交通の子会社になったものの、人事交流などはほとんどなく、独自の営業でタクシー事業や貸切・観光バス運行を行っていた。2001年4月に秋田中央交通に吸収合併された。
しかし、秋田中央交通が秋田市交通局︵2006年3月31日で業務終了︶からの路線譲渡を受け、秋田市外の同社路線や秋田市交通局から譲渡された一部不採算路線の運行等のため、新たに﹁秋田中央トランスポート﹂として設立された。旧秋田中央タクシーの事業も譲受された。
旧秋田中央タクシー時代は、大町五丁目に本社を置き、茨島営業所と川口営業所︵旭南三丁目︶の3拠点体制であったが、秋田中央交通に吸収合併される前に、営業所機能を観光バスの車庫が所在する茨島営業所に集約して本社とした。新会社でも同じく茨島を本社の所在地としている︵現在の法人である秋田中央トランスポートになってから開始した、路線バス関連を除き、ほぼすべての機能を茨島の本社が担当︶。
2015年4月1日より、路線バス部門の大川反営業所と貸切バス部門の観光バス営業所、管理部門をいずれも秋田市飯島に移転し、大川反営業所は秋田営業所を名乗っている。本社は、従来通り、タクシーの拠点の位置に止まっている。
事業所
- 管理部 秋田市飯島字穀丁大谷地1番地6
- 一般乗用事業(マイタウン・バス東部線の一部事業を含む)
- 一般貸切事業
- 観光バス営業所 秋田市飯島字穀丁大谷地1-6
- 一般乗合事業
- 秋田営業所 秋田市飯島字穀丁大谷地1-6
- 五城目営業所 南秋田郡五城目町字鵜ノ木34番地 秋田中央交通五城目営業所内
- 五城目営業所は秋田中央交通五城目営業所の管理を受託しているが、旧昭和町内の自社路線も管理している。
- 男鹿営業所 男鹿市船川港船川字海岸通り1号8-5 秋田中央交通男鹿営業所内
- 男鹿営業所は秋田中央交通男鹿営業所の管理を受託しているが、男鹿市内の自社路線も管理している。
事業内容
タクシー
迎車依頼は配車専用電話番号ではなく本社に電話する。番号通知を設定して電話をかけると、初回依頼時に住所と名前を伝えるだけで、次回以降は名前を名乗るだけで依頼することが可能である。中交ホリディスクエア︵ドン.キホーテ秋田店︶のタクシー乗り場は同社専用である。また本社近隣に所在する、イオンタウン茨島パワーセンターのタクシー乗り場︵一龍の脇とDEPOの正面の2箇所に所在︶も同社専用である。
ジャンボタクシーは導入当初は、貸切用の中小型バスと同系色のデザインであったが、現行のジャンボタクシーは一般の小型タクシーと同系統のデザインとなっている。
貸切バス・観光バス
秋田中央交通の観光バスと同系色を施し、中・小型バスのみ所有していたが、2009年より秋田中央交通の貸切車と同一デザインの大型バスも所有している。貸切バス運行のほか、市内スポーツクラブの生徒送迎・企業の社員送迎を受託している。
行灯に﹁秋田中央観光﹂と表記されている。
路線バス
秋田市マイタウン・バス西部線
﹁秋田市マイタウン・バス西部線﹂各線の運行を受託している。公募による﹁豊浜ふれあい号﹂という愛称が付いており、車体にも表記がある。車両は親会社である秋田中央交通と同じ路線バス仕様のものが、社名などの表記を変えたのみで使われている︵後に、秋田東営業所で導入されているタイプと同様の小型車も同色にて新規に導入している︶。なお、回数券は秋田中央交通発行のものを利用する形となる。かつて発行されていたふれあい乗車券の利用も可能であり、秋田市が提供するワンコインバスの対象にもなっている。新屋案内所のバスターミナルは、2009年2月10日より、秋田市西部市民サービスセンター︵通称・ウエスター︶に併設されている︵ウエスター自体は、元の秋田市交通局南営業所の跡地に立地しており、建設中は仮の建物で対応していた︶。なお、以下の路線は秋田中央交通の管轄ではないため、秋田中央交通新屋案内所の窓口ではなく、管轄する当社側の秋田営業所が窓口となる。なお、バスターミナル名は、2009年10月1日より、﹁新屋案内所﹂から﹁西部サービスセンター﹂に改称された(以下、バスターミナル名は﹁西部SC﹂)。以前は、中央交通の定期券売り場で定期券の購入が可能であったが、2010年12月からは、中央交通の新屋案内所と当社側の秋田営業所(当時は大川反営業所)でのみ発売される形に変更されている。
●豊岩線 ︵西部SC - 新屋鳥木町 - 豊岩小学校前 - 小山 - 八田上丁︶
湯野目経由 豊岩線 ︵西部SC - 新屋鳥木町 - 豊岩小学校前 - 湯野目 - 八田上丁︶
●下浜線 ︵西部SC - 境川 - 羽川 - 名ヶ沢︶ 羽川発着もある
浜田線経由 下浜線 ︵西部SC - 浜田回転地 - 羽川 - 名ヶ沢︶ 羽川発着もある
●浜田線 ︵西部SC - 大森山公園西入口 - 浜田小学校前 - 浜田回転地︶
浜田線のうち、西部SC - 大森山公園西入口部分は、秋田中央交通臨海営業所が管轄する大森山公園線と路線が完全に重複している。
秋田市マイタウン・バス東部線
2010年4月1日より、﹁秋田市マイタウン・バス東部線﹂の運行も受託している。定時運行型のダイヤ設定だが、ジャンボタクシーを使用している。このため、問い合わせ先は、茨島本社の一般のタクシーのものと同一。秋田中央交通発行の回数券の利用も可能。
●上北手コース︵日赤病院 - 古野回転地︶…旧上北手線︵現在は、秋田駅から日赤病院間に区間短縮した上で、牛島経由日赤病院線に改称︶のうち、日赤病院以東部分︵新たに、途中での分岐があり、﹁防谷﹂、﹁大山田﹂に立ち寄る︶
百崎方面︵百崎 - 日赤病院︶
●中北手コース︵大平台三丁目 - 上小山田︶…旧中北手線のコースを変更し、始発地を桜が丘線の終点・大平台三丁目の回転地として運行
●木曽石コース︵八田上町 - 木曽石︶…当初、太平線と重複しない部分のみとなり、旧木曽石線に分岐していた部分のみだったが、後に大学病院前まで区間を延長し、従来路線との重複区間のみの乗下車をできない形とした。
なお、秋田市マイタウン・バス北部線・笹岡線と南部線は他社が受託している。
なお、秋田市マイタウン・バス北部線・笹岡線と南部線は他社が受託している。
潟上市マイタウンバス
「潟上市マイタウンバス」を参照
大潟村マイタウンバス
「大潟村マイタウンバス」を参照
男鹿市マイタウンバス
男鹿営業所が担当。