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'''航続距離'''︵こうぞくきょり︶とは、[[航空機]]や[[船舶]]、[[電気自動車]]などが燃料を最大積載量まで積んで飛行できる、 |url=https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/new4i24
|title=ニュースを読む 新四字熟語辞典 第24回 【航続距離】こうぞくきょり
|website=三省堂 ことばのコラム
|date=2021-08-30
|author=小林 肇
|publisher=三省堂
|accessdate=2021-10-09}}</ref>。
== 航空機 ==
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<math>F = -\frac{dW}{dt}</math>
単位距離あたりの燃料搭載量の変化量は、次の式で求める。
<math>\frac{dW}{dR}=\frac{\frac{dW}{dt}}{\frac{dR}{dt}}=\frac{F}{V}</math>
56 ⟶ 63行目:
次式の関係を利用する。
<math>D=\frac{C_D}{C_L}W</math>
推力は、以下のように書ける:
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=== マッハ数による算出 ===
成層圏での長距離ジェット飛行では音速は一定であり、そのため一定のマッハ数で飛行するとその航空機は局地的な音速を変えることなく上昇する。
この場合、
102 ⟶ 108行目:
== 船舶 ==
船は他の交通機関と比べて比較的、船体に余裕があるため、大きな ===
{{出典の明記| date = 2021年5月| section = 1}}
燃料を無給油のまま航海できる最長距離のことを「航続距離」と呼ぶ。大きな燃料タンクに燃料消費率の良いエンジンと効率の良い推進器を備え、船体の抵抗が小さい船が低速で走ればそれだけ航続距離は伸びるが、航続距離を求める場合は常用出力での距離を用いる。
1日・1万馬力あたりの燃料消費量はディーゼル・エンジンで30数トン、蒸気タービンで45トン程である。燃料消費量の多い軍艦を除いて、大きさの割りに燃料消費量の多いのは高速で航行するコンテナ船やフェリーである。
具体的には、
* 20万重量トン級石油/原油タンカー:約150トンの消費で17,000 nm([[海里]])
* 6万重量トンの撒積船(ばらづみせん):約50トンの消費で15,000-25,000 nm
* 2万重量トン級の貨物船:30数トンの消費で約15,000 nm
* 1,000トン程度の漁船で20,000 nm
といったところになる。
== 関連項目 ==
{{Wikidata property}}
* [[航空工学]]
* [[空中給油]]
== 脚注 ==
{{DEFAULTSORT:こうそくきより}}▼
{{Reflist}}
[[Category:航空機の運航]]
[[Category:航空工学]]
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