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==経歴==
1880年、[[大阪市]][[道修町]]の﹁増田順血湯﹂本舗で知られた薬種問屋の次女として生まれる。[[相愛中学校・高等学校|相愛高等女学校]]中途退学。1900年[[与謝野鉄幹]]が主宰する﹁[[新詩社]]﹂に加入、﹁[[明星 (文芸誌)|明星]]﹂へ投稿。1904年上京して[[日本女子大学]]に入学。1905年、[[与謝野晶子]]、[[山川登美子]]と3人で歌集﹁[[恋衣]]﹂を刊行︵増田雅子名義︶、明星派3才媛として雅子の名を世に広めた。晶子が﹁しら萩﹂、登美子が﹁しら百合﹂と呼ばれたのに対し、雅子は﹁しら梅の君﹂という愛称で呼ばれた。鉄幹には﹁明星﹂の清怨派と評された。 1907年、明星同人で[[東京大学|東京帝国大学]][[独文科]]の学生であった[[茅野蕭々]]の熱烈な求婚を受け、親の反対に遇ったが、絶縁を覚悟の上で、女子大学卒業後に結婚。﹁明星﹂廃刊の後、[[北原白秋]]、[[吉井勇]]、[[石川啄木]]らと﹁[[スバル (文芸雑誌)|スバル]]﹂に参加、﹁[[青鞜]]﹂、﹁[[婦人之友]]﹂等にも短歌、随筆等を発表するなど意欲的に活動した。1921年日本女子大学の教授となり晩年まで勤めた。また、﹁春草会﹂、﹁茅花会﹂などの短歌会を主宰した。 55行目:
* 歌集「金沙集」
* 随筆集「朝の果實」（蕭々と共著）
== 関連人物 ==
* [[竹内薰兵]]
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