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{{Infobox 作家
'''茅野雅子'''（ちの まさこ、[[1880年]] - [[1946年]]）は、[[大阪市]]出身の[[歌人]]である。▼
| name = 茅野 雅子
| image = Cino Masako.jpg
| image_size = 150px
| caption = <!--画像説明-->
| pseudonym = <!--ペンネーム-->
| birth_name = <!--出生名-->
| birth_date = [[1880年]][[5月6日]]
| birth_place = [[大阪市]][[道修町]]
| death_date = {{死亡年月日と没年齢|1880|5|6|1946|9|2}}
| death_place = [[東京都]]
| resting_place = [[雑司ヶ谷霊園]]1種14号10側
| occupation = [[歌人]]、[[教授]]
| language = <!--著作時の言語-->
| nationality = <!--国籍-->
| ethnicity = <!--民族-->
| citizenship = <!--市民権-->
| education = <!--受けた教育、習得した博士号など-->
| alma_mater = [[日本女子大学]]国文科 卒業
| period = <!--作家としての活動期間、デビュー作出版から最終出版まで-->
| genre = [[短歌]]<!--全執筆ジャンル-->
| subject = <!--全執筆対象、主題（ノンフィクション作家の場合）-->
| movement = [[明星 (文芸誌)|明星派]]<!--作家に関連した、もしくは関わった文学運動-->
| debut_works = <!--デビュー作-->
| notable_works =
| spouse = [[茅野蕭々]]
| partner = <!--結婚していない仕事のパートナー（親族など）-->
| children = <!--子供の人数を記入。子供の中に著名な人物がいればその名前を記入する-->
| relations = <!--親族。その中に著名な人物がいれば記入する-->
| production = 新詩社<!--所属-->
| influences = <!--影響を受けた作家名-->
| influenced = <!--影響を与えた作家名-->
| awards = <!--主な受賞歴-->
| signature = <!--署名・サイン-->
| years_active = <!--活動期間-->
| website = <!--本人の公式ウェブサイト-->
| footnotes = <!--脚注・小話-->
}}
▲'''茅野 雅子'''︵ちの ==経歴==
1880年、[[大阪市]][[道修町]]の﹁増田順血湯﹂本舗で知られた薬種問屋の次女として生まれる。相愛女学校退学。1900年[[与謝野鉄幹]]が主宰する﹁[[新詩社]]﹂に加入、﹁[[明星]]﹂へ投稿。1904年上京して[[日本女子大学]]に入学。1905年、[[与謝野晶子]]、[[山川登美子]]と3人で歌集﹁恋衣﹂を刊行、明星派3才媛として雅子の名を世に広めた。1907年、明星同人で[[東京帝国大学]]独文科の学生であった[[茅野蕭々]]の熱烈な求婚を受け、親の反対に遇ったが、絶縁を覚悟の上で、女子大学卒業後に結婚。﹁明星﹂廃刊の後、[[北原白秋]]、[[吉井勇]]、[[石川啄木]]らと﹁[[スバル]]﹂に参加、﹁[[青鞜]]﹂、﹁[[婦人の友]]﹂等にも短歌、随筆等を発表するなど意欲的に活動した。1921年日本女子大学の教授となり晩年まで勤めた。また、﹁春草会﹂、﹁茅花会﹂などの短歌会を主宰した。1946年、[[東京大空襲]]で被災した翌年、夫蕭々の病死した4日後、後を追うようにこの世を去った。▼ 1880年、[[大阪市]][[道修町]]の﹁増田順血湯﹂本舗で知られた薬種問屋の次女として生まれる。[[相愛中学校・高等学校|相愛高等女学校]]中途退学。1900年[[与謝野鉄幹]]が主宰する﹁[[新詩社]]﹂に加入、﹁[[明星 (文芸誌)|明星]]﹂へ投稿。1904年上京して[[日本女子大学]]に入学。1905年、[[与謝野晶子]]、[[山川登美子]]と3人で歌集﹁[[恋衣]]﹂を刊行︵増田雅子名義︶、明星派3才媛として雅子の名を世に広めた。晶子が﹁しら萩﹂、登美子が﹁しら百合﹂と呼ばれたのに対し、雅子は﹁しら梅の君﹂という愛称で呼ばれた。鉄幹には﹁明星﹂の清怨派と評された。 ▲ == 短歌 ==▼
1946年、[[東京大空襲]]で被災した翌年、夫蕭々の病死した4日後、後を追うようにこの世を去った。
*我がこころ漸く火とも焔ともならむとすなり神も手（た）ふれそ▼
*むづがりて張子の虎の耳を引く子のつぶらめにやはらかき風▼
▲== 短歌 ==
*見かへれば死よりも更に難き路つまづきつつも君と来しかな▼
▲* 我がこころ漸く火とも焔ともならむとすなり神も手（た）ふれそ
▲* むづがりて張子の虎の耳を引く子のつぶらめにやはらかき風
▲* 見かへれば死よりも更に難き路つまづきつつも君と来しかな
== 著書 ==
* 歌集「[[恋衣]]」（与謝野晶子、山川登美子と共著）▼
* 歌集「金沙集」▼
* 随筆集「朝の果實」（蕭々と共著）▼
== 関連人物 ==
▲*歌集「恋衣」（与謝野晶子、山川登美子と共著）
* [[竹内薰兵]]
▲*歌集「金沙集」
▲*随筆集「朝の果實」（蕭々と共著）
{{Normdaten}}
[[Category:歌人|ちのまさこ]]▼
{{
[[Category:日本の女性歌人]]
[[Category:20世紀の歌人]]
[[Category:日本女子大学出身の人物]]
[[Category:日本女子大学の教員]]
[[Category:大阪市出身の人物]]
[[Category:1880年生]]
[[Category:1946年没]]
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