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'''藤原 範兼'''︵ふじわら の のりかね、[[嘉承]]2年 [[儒家]]の家に生まれ、学者として知られた。父・能兼が[[保延]]5年︵[[1139年]]︶に死去すると、残された10歳の弟範季を引き取って養子とした。[[永万]]元年︵[[1165年]]︶に死去。残された幼い子供達は範季に引き取られて養育された。範季が[[高倉天皇]]の第4皇子・尊成親王︵後の[[後鳥羽天皇]]︶の乳母父となった事から、範兼の娘の範子・兼子らも乳母として親王に仕え、その即位ののちは権勢を振るった。[[土御門天皇]]は曾孫にあたる。 |