Wikipedia

「野田謙吾」の版間の差分

履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
link
→‎栄典: 年号訂正
(18人の利用者による、間の24版が非表示)
1行目:
{{基礎情報 軍人
'''野田 謙吾'''︵のだ けんご、{{和暦|1891}}[[4月22日]] - {{和暦|1961}}[[11月28日]]︶は、[[大日本帝国陸軍|日本陸軍]]の[[軍人]]。最終階級は陸軍[[中将]]。▼
| 氏名 = 野田 謙吾
| 各国語表記 =
| 生年月日 = [[1891年]]（明治24年）[[4月22日]]
| 没年月日 = [[1961年]]（昭和36年）[[11月28日]]
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 画像説明 =
| 渾名 =
| 生誕地 = {{JPN}} [[熊本県]]
| 死没地 =
| 所属組織 = [[日本陸軍]]
| 軍歴 = [[1912年]]（明治45年） - [[1945年]]（昭和20年）
| 最終階級 = [[ファイル:帝國陸軍の階級―襟章―中将.svg|40px]] [[陸軍中将]]
| 除隊後 =
| 墓所 =
| 署名 =
}}
▲'''野田 謙吾'''︵のだ けんご、{{和暦|[[1891}}年]]︵明治24年︶[[4月22日]] - {{和暦|[[1961}}年]]︵昭和36年︶[[11月28日]]︶は、[[日本]]の[[大日本帝国陸軍|日本陸軍]]の[[軍人]]。最終階級は陸軍[[中将]]。
 
== 経歴 ==
[[熊本県]]出身。農業・野田市九郎の四男として生れる。[[熊本県立熊本高等学校|熊本中学校]]、[[熊本陸軍地方幼年学校]]、[[陸軍幼年学校|中央幼年学校]]を経て、{{和暦|1912m}}5[[1912年]]︵明治45年︶5月、[[陸軍士官学校 (日本)|陸軍士官学校]]︵24期︶を卒業。同年12月、[[歩兵]][[少尉]]に任官し[[歩兵第55[[歩兵連隊|連隊]]付となる。{{和暦|[[1914}}8年]]︵大正3年︶8月から12月まで[[青島の戦い]]に出征。{{和暦|[[1920}}11年]]︵大正9年︶11月、[[陸軍大学校]]︵第32期︶を卒業した。
 
{{和暦|[[1921}}7年]]︵大正10年︶7月、[[参謀本部 (日本)|参謀本部]]付勤務となり、参謀本部員、[[陸軍歩兵学校]]教官、[[朝鮮軍 (日本軍)|朝鮮軍]][[参謀]]、[[歩兵第14連隊]][[大隊]]長、参謀本部員などを経て、{{和暦|[[1931}}11年]]︵昭和6年︶11月から翌年4月まで、陸大専攻学生として学んだ。{{和暦|[[1932}}4年]]︵昭和7年︶4月、歩兵学校教官となり、[[陸軍省]][[陸軍省#軍務局|軍務局]]課員、欧州出張、陸士教官などを歴任し、{{和暦|[[1935}}8年]]︵昭和10年︶8月、歩兵[[大佐]]に昇進し、翌月、[[歩兵第33連隊]]長に就任した。{{和暦|[[1938}}1年]]︵昭和13年︶1月、歩兵学校教導連隊長に就任し、{{和暦|[[1938}}7年]]︵昭和13年︶7月、[[陸軍[[少将]]に進級し[[教育総監#第2部|教育総監部]]第2部長]]となった。{{和暦|[[1939}}10年]]︵昭和14年︶10月、[[陸軍省#人事局|人事局]]長に就任。
 
{{和暦|[[1941}}4年]]︵昭和16年︶4月、[[支那派遣軍]]総参謀副長に就任し[[中国]]に出征。同年8月、陸軍中将に進み[[太平洋戦争]]を迎えた。{{和暦|[[1942}}12年]]︵昭和17年︶12月、[[第14師団 (日本軍)|第14師団]]長に親補され[[満州]][[チチハル市|チチハル]]に駐屯。{{和暦|[[1943}}10年]]︵昭和18年︶10月、[[教育総監#本部長|教育総監部本部長]]に発令され、{{和暦|[[1944}}7年]]︵昭和19年︶7月から11月まで教育総監代理を務めた。{{和暦|[[1945}}3年]]︵昭和20年︶3月、[[陸軍機甲本部]]長を兼務した。同年4月、[[第51軍 (日本軍)|第51軍]][[司令官]]となり[[土浦市|土浦]]で終戦を迎えた。1945年10月、[[東北軍管区]]司令官に発令され、同年12月、[[予備役]]に編入。同月から翌年3月まで東北復員監を務めた。
 
== 家族親族栄典 ==
;位階
* [[1913年]]（大正2年）[[2月20日]] - [[正八位]]<ref>『官報』第167号「叙任及辞令」1913年2月21日。</ref>
* [[1941年]]（昭和16年）[[9月15日]] - [[従四位]]
* [[1943年]]（昭和18年）[[10月1日]] - [[正四位]]
 
;勲章
* [[1943年]]（昭和18年）[[10月9日]] - [[瑞宝章|勲一等瑞宝章]]<ref>『官報』第5029号「叙任及辞令」1943年10月15日。</ref>
 
;外国勲章佩用允許
* [[1941年]]（昭和16年）[[12月9日]] - [[満州国|満州帝国]]：[[記念章#建国神廟創建紀念章|建国神廟創建記念章]]<ref>『官報』第4632号 付録「辞令二」1942年6月20日。</ref>
 
== 親族 ==
* 妻 野田京子 田中舘佳橘（陸軍[[中佐]]）の娘
* 二男 野田謙治（陸軍[[少佐]]、戦死）
15 ⟶ 45行目:
* 自伝『思出』私家版。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
== 参考文献 ==
* [[秦郁彦]]編『日本陸海軍総合事典』第2版、[[東京大学出版会]]、2005年。
* 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
* 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
 
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:のた けんこ}}
[[Category:大日本の帝国陸軍軍人中将]]
[[Category:日中戦争の人物]]
[[Category:太平洋戦争の人物]]
[[Category:十月事件の人物]]
[[Category:陸軍歩兵学校の教員]]
[[Category:陸軍士官学校 (日本)の教員]]
[[Category:陸軍大学校出身の人物]]
[[Category:陸軍士官学校 (日本)出身の人物]]
[[Category:熊本県立熊本高等学校出身の人物]]
[[Category:正四位受位者]]
[[Category:勲一等瑞宝章受章者]]
[[Category:熊本県出身の人物]]
[[Category:1891年生]]
「https://ja.wikipedia.org/wiki/野田謙吾」から取得