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{{pp-vandalism|small=yes}}
{{鉄道車両
|車両名=阪神5700系電車<br />(ジェット・シルバー5700)
|背景色=#6495ed
|文字色=#ffffff
|画像=Hanshin-Series5700-5717.jpg
|画像説明=[[香
|運用者=[[阪神電気鉄道]]
|製造所=[[近畿車輛]]
|製造年=2015年 -
|製造数=
|運用開始=2015年8月24日
|運用範囲=[[阪神本線|本線]]・[[阪神神戸高速線|神戸高速線]]
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|備考全幅 = {{ブルーリボン賞 (鉄道)|59|2016}}
}}
'''阪神5700系電車'''︵はんしん5700けいでんしゃ︶は、[[阪神電気鉄道]]︵阪神︶が[[2015年]]に導入した[[各駅停車]]用の[[通勤形車両 (鉄道)|通勤形電車]]。﹁'''ジェット・シルバー5700'''﹂の愛称がある<ref>{{Cite web|和書|url=http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2015/07/5700_1.html|title=︻阪神︼5700系試乗会開催|RMニュース|鉄道ホビダス|publisher=ネコ・パブリッシング|date=2015-07-28|accessdate=2016-03-18}}</ref>。 本記事では、編成表記を大阪梅田方先頭車の[[鉄道の車両番号|車両番号]]で代表する(例:5701F)。
== 概要 ==
旧型[[ジェットカー]]([[阪神5001形電車 (2代)|5001形]], [[阪神5131形・5331形電車|5131形・5331形]])と一部の[[阪神5500系電車|5500系]]︵[[阪神武庫川線|武庫川線]]へ転用︶の置き換えを目的として登場した{{sfn|鉄道ジャーナル 普通系車両として[[阪神5500系電車|5500系]]以来20年ぶりのフルモデルチェンジが行われた。形式としては[[2010年]]に[[阪神5550系電車|5550系]]が登場しており<ref name="rp201712増_p38">小松克祥﹁車両総説﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄2017年12月臨時増刊号、電気車研究会。38頁。</ref>、5700系はジェットカーとしては13形式目にあたる<ref>{{Cite journal |和書 |title=阪神電気鉄道5700系 ジェット・シルバー5700 |journal=鉄道ファン |publisher=[[交友社]] |year=2015 |month=10 |issue=654}}</ref>。 車体は急行系の[[阪神1000系電車|1000系]]を基本とし、電装品は[[阪急阪神東宝グループ|グループ]]である[[阪急電鉄]]の[[阪急1000系電車 (2代)|1000系]]・[[阪急1300系電車 (2代)|1300系]]で採用された要素も取り入れ<ref>{{Cite web {{試聴
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}}
[[2016年]]には[[鉄道友の会]]より[[ブルーリボン賞 (鉄道)|ブルーリボン賞]]︵[[第59回ブルーリボン賞 (鉄道)|第59回]]︶を阪神の車両として初受賞した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jrc.gr.jp/award/bl/bl2016|title=2016年 ブルーリボン・ローレル賞選定車両|publisher=鉄道友の会|date=2016-05-24|accessdate=2016-05-24}}</ref><ref>{{Cite press release|和書|title=普通用車両5700系︵ジェット・シルバー5700︶が、﹁ブルーリボン賞﹂を受賞!|publisher=阪神電車|date=2016-05-24|url=http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20160524-5700kei2.pdf|format=PDF|accessdate=2016-06-08|author=阪神電気鉄道株式会社}}</ref><ref>{{Cite press release|和書|title=阪神電気鉄道 5700系 ブルーリボン賞贈呈式を開催︵2016. 10. 2︶|publisher=鉄道友の会|date=2016-10-03|url=https://www.jrc.gr.jp/newsreleas/3526.htm|accessdate=2016-11-25}}</ref>。 <gallery>
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</gallery>
==
=== 編成 ===▼
▲列車は4両固定編成で、貫通扉を備えているが併結運転は行わない{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。本形式ではMc車を0.5M0.5T構成とした事で5550系と同様に3M1T相当の[[電動車]]比率かつ全電動車編成となった{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=90}}<ref name="railf">{{Cite journal |和書 |title=阪神﹁ジェット・カー﹂57年のあゆみ |journal=[[鉄道ファン (雑誌)| 鉄道ファン]] |publisher=[[交友社]] |year=2015 |month=10 |issue=654 |page=85}}</ref>。これにより回生電力の向上と乗り心地の改善が図られている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=90}}。 4両編成の神戸方先頭車が付随車となっていた5550系では、運転士より神戸方面行き列車を運転する際に後ろから押される違和感を感じるとの意見もあった<ref name="dj201903_p19" />。5700系では同一の[[MT比]]ながら両先頭車の運転台側の台車が付随台車とされており、神戸方面行きと大阪方面行きの両方向の列車で同じ運転感覚となるよう改良がなされている<ref name="dj201903_p19">「阪神電車“ジェットカー”大研究」『[[鉄道ダイヤ情報]]』2019年3月号(通巻419号)、[[交通新聞社]]。p.19。</ref>。▼
=== 車体 ===
[[ファイル:阪神5700系5701F.jpg|サムネイル|5701Fのみ前照灯が異なる]]
前照灯周りは1000系と共通しているが、新色のカインドブルーを配している{{sfn|鉄道ジャーナル 側面は、ドア周りに﹁一期一駅﹂のおもてなしの心と青い地球をシンボリックにイメージした青い大円のグラフィックを配している{{sfn|鉄道ジャーナル ===
インテリアデザインは、吊り革、座席、床など、[[大阪湾|摂津灘]]をイメージした水模様が施されている{{sfn|鉄道ジャーナル 台車は[[日本製鉄|新日鐵住金]]製<ref name="RJ400" />のモノリンク式ボルスタ付台車のFS-581M︵電動台車︶・FS-581T︵付随台車︶を装着する{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。1000系や1995年登場の5500系ではモノリンク式ボルスタレス台車を装着していたが、本形式ではボルスタ付台車に戻っている<ref name="railf" />。これは普通列車が待避線に入線する事が多い事と、ランニングコストを考慮しての判断によるものである{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。▼ 全車両に[[優先席]]と車椅子・ベビーカースペースを設けており、これらのスペースを明確にするために優先席の表地や吊革は緑色となっている{{sfn|鉄道ジャーナル 騒音低減を目的として、[[主電動機]]には定格出力190キロワットの東芝製全閉自冷式[[永久磁石同期電動機]] (PMSM) を採用している{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}<ref>{{Cite press release |url=https://www.toshiba.co.jp/about/press/2015_03/pr_j3104.htm |title=阪神電気鉄道 新型車両向け電気品受注について |publisher=東芝 |date=2015-03-31 |accessdate=2015-12-09}}</ref>。制御装置は[[絶縁ゲートバイポーラトランジスタ|IGBT]]素子を用いた2レベル方式の[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ]]制御装置である{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。これにより抵抗制御車の5001形に比べて約50パーセントほど消費電力を削減している<ref name="pressrelease" />。補助電源装置はスイッチング素子にハイブリッド[[炭化ケイ素|SiC]]インバータを用いた高効率の装置を両先頭車に搭載している{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。出力が異なる装置を各車2台搭載し、1台停止してもサービス維持のために必要な電力を供給できるようM1車に受給電装置を設置している{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。駆動装置は低騒音化を図った歯車と{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}、風切音を低減した新形式の[[TD継手]]を採用している{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。▼
各袖仕切りには立客の姿勢保持のために[[スタンションポール]]が併設されている{{sfn|鉄道ジャーナル ブレーキ装置は、MBSA形回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキを採用している{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。常用ブレーキと非常ブレーキの他、直通予備ブレーキを搭載する{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。Mc-M車の2両を制御するブレーキ受信装置がM車に搭載されている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。常用ブレーキ時は1両単位でブレーキシリンダーの圧力を調整し、回生ブレーキ作動時はM台車のみでブレーキ力を負担するが、それだけで不足する場合は全台車均等に補足空気ブレーキが掛かるようになっている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。▼ この他、[[ドアチャイム]]、扉開閉予告灯と[[盲導鈴|誘導鈴]]が設けられている{{sfn|鉄道ジャーナル [[エア・コンディショナー|空調装置]]は24.4キロワットのセミ集中式クーラーを1両につき2台搭載し、低騒音型のラインフローファンを併用し体感温度を下げることで冷房効果を向上させている{{sfn|鉄道ジャーナル ▲インテリアデザインは、吊り革、座席、床など、[[大阪湾|摂津灘]]をイメージした水模様が施されている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。これは、車内でも一目で普通列車だと判るようにもなっている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。 長時間停車する駅での車内保温対策として、関西の[[大手私鉄]]では初めて各扉に[[自動ドア#ボタン式半自動|半自動ドア]]ボタンを設置している{{sfn|鉄道ジャーナル ▲全車両に[[優先席]]と車椅子・ベビーカースペースを設けており、これらのスペースを明確にするために優先席の表地や吊革は緑色となっている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。また、車椅子利用者に配慮して横手摺りと非常通話装置が設置されている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。座席は片持ち式のオールロングシートで、出入口付近のスペースを拡大するために座席数はこれまでの8席から7席に減少している{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。衝突時の二次衝突の軽減効果を狙いそれぞれ2・3・2席単位で仕切られている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。出入口側には大型の袖仕切を設置している{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。この仕切りは出入口側に向けて出っ張り、座席側が窪んでいる構造であり、立客の腰当てとなるほか着席する乗客の肘当てにもなる{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。第1編成の梅田方先頭車︵5701号車︶には短時間の乗車に対応して乗降しやすいように座面を30ミリメートル高めた﹁ちょい乗りシート﹂が試験的に設置されていた{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。これは第2編成︵5703F︶以降、本格採用され、第1編成でも4両全車に設置する改造を施した。 ▲各袖仕切りには立客の姿勢保持のために[[スタンションポール]]が併設されている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。急停車時や事故などに備えて枕木方向に吊り手が、座席間には握り棒が増設された{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。背の低い乗客に配慮し、これまでより低い吊り手も設置している{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。乗降扉は2001年以降の製造車両と同様に幅は1300ミリメートルとし、ガラスにはUVカットの[[複層ガラス]]が採用されている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。戸袋への吸い込み対策として、ブロック状のCR皮膜付きのスポンジゴムが取り付けられている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。また、扉の車内側には車内乗車位置表示板が貼られている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。扉上部には阪急1000系と同じ東芝製のハーフサイズ32インチ[[液晶ディスプレイ|LCD]]式[[車内案内表示装置]]が各車両3箇所千鳥設置されている<ref name="RJ400" />{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}<ref>{{Cite web |url=http://ascii.jp/elem/000/000/995/995123/ |title=メトロや阪急に続いて! 阪神電鉄が消費電力半減の東芝製﹁全閉PMSM﹂と﹁VVVFインバータ﹂導入 |publisher=ASCII.jp |date=2015-04-01 |accessdate=2015-12-09}}</ref>。[[日本語]]・[[英語]]・[[中国語]]・[[朝鮮語|韓国語]]の4か国語で表示し、全画面で駅名を表示するほか、静止画・動画コンテンツと運行情報を分割しての2画面表示も行う{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。なお、静止画では停車駅に近づいた際、その駅にちなんだスポットの画像が表示される。 ▲この他、[[ドアチャイム]]、扉開閉予告灯と[[盲導鈴|誘導鈴]]が設けられている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。安全性と視認性の向上のために車外のステップと車内の水切り部に黄色の識別帯を引いている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。また、車椅子の乗降をスムーズにするために、車椅子スペース付近のドアはタイヤの通行部分に合わせて下レールの一部が切り欠いている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。 ▲[[エア・コンディショナー|空調装置]]は24.4キロワットのセミ集中式クーラーを1両につき2台搭載し、低騒音型のラインフローファンを併用し体感温度を下げることで冷房効果を向上させている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。暖房装置は各座席下に吊り下げられている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=93}}。空調の制御にはマイコン制御方式を採用し、外の天候や車両の状態を加味し、更に体感温度を考慮してきめ細かく制御される{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=91}}。 ▲長時間停車する駅での車内保温対策として、関西の[[大手私鉄]]では初めて各扉に[[自動ドア#ボタン式半自動|半自動ドア]]ボタンを設置している{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=92}}。 <gallery>
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ファイル:Hanshin57-lcd koshien 2017-11.jpg|車内LCD。停車駅に近づいた際、その駅にちなんだスポットの画像が表示される(写真は甲子園駅のもの)。
ファイル:IMG poster.JPG|扉上の路線図の下にある5700系のポスター
ファイル:HS5700 turikawa.jpg|alt=|優先座席付近の緑色のつり革
</gallery>
==== 乗務員室 ====
運転台は、5550系と同様に[[鉄道車両のモニタ装置|モニター]]︵5550系よりはサイズが拡大されている︶と[[マスター・コントローラー#縦横軸併用ツインレバー型マスコン|縦横軸併用マスコン]]を採用している{{sfn|鉄道ジャーナル <gallery>
ファイル:Hanshin 5700 cab.JPG|運転台
</gallery>
===
▲台車は[[日本製鉄|新日鐵住金]]製<ref name="RJ400" />のモノリンク式ボルスタ付台車のFS-581M︵電動台車︶・FS-581T︵付随台車︶を装着する{{sfn|鉄道ジャーナル 列車はMc-M車の各2両のユニットで構成されている{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=90}}。車番は5500系同様、梅田方には奇数の連番、元町方には偶数の連番が付与される{{sfn|鉄道ジャーナル第588号|page=90}}。▼
▲4両編成の神戸方先頭車が付随車となっていた5550系では、運転士より神戸方面行き列車を運転する際に後ろから押される違和感を
車種構成と搭載機器、諸元を示す<ref>岡本正史「5700系新型車両“ジェット・シルバー5700”の紹介」『SUBWAY』206号、48頁。</ref>。[[静止形インバータ|SIV]]は補助電源装置、VVVFは制御装置、CPは[[空気圧縮機]]、BTは蓄電池<ref>岡本正史「5700系新型車両“ジェット・シルバー5700”の紹介」『SUBWAY』206号、44頁。</ref>。▼
▲騒音低減を目的として、[[主電動機]]には定格出力190キロワットの東芝製全閉自冷式[[永久磁石同期電動機]] (PMSM) を採用している{{sfn|鉄道ジャーナル ▲ブレーキ装置は、MBSA形回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキを採用している{{sfn|鉄道ジャーナル ▲列車はMc-M車の各2両のユニットで構成されている{{sfn|鉄道ジャーナル ▲車種構成と搭載機器、諸元を示す {| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
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== 運用 ==
[[2015年]]に5701編成が落成し、同年8月より営業運転を開始した<ref name="RJ400" /><ref name="tr201601_p41"> 以降も増備が続いており<ref name="rf_201708 DATA">{{Cite journal |和書 |journal=鉄道ファン |title=大手私鉄車両ファイル2017 車両データバンク |publisher=交友社 |year=2017 |month=8 |issue=676}}</ref>、[[2019年]]12月には5711編成が<ref name="railf20200102">{{Cite news|url=https://railf.jp/news/2020/01/02/192000.html |title=阪神5700系5711編成が営業運転を開始|publisher=交友社|agency=鉄道ニュース|work=railf.jp|date=2020-01-02}}</ref>、[[2020年]]2月には5713編成が<ref>{{Cite news|url=https://railf.jp/news/2020/02/13/175000.html |title=阪神5700系5713編成が営業運転を開始|publisher=交友社|agency=鉄道ニュース|work=railf.jp|date=2020-02-13}}</ref><ref>{{ 『[[ザ!鉄腕!DASH!!]]』([[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本テレビネットワーク協議会|系]])の20周年記念企画として、初期に行われていた『電車リレー対決』の復刻版「TOKIOvs阪神電車 リレー対決」が[[2015年]][[11月8日]]に放送され、[[打出駅]]にて本系式と[[TOKIO]]の5人が50メートル×5人のリレー方式で250m競走を行った<ref name="ntv">{{Cite web |url=http://www.ntv.co.jp/dash/tetsuwan_new/past/2015/1108/02/ |title=2015年11月8日 放送内容 20周年企画 TOKIOvs阪神電車 リレー対決 〜平均年齢41歳のTOKIOは勝てるのか!?〜 |publisher=[[日本テレビ放送網|日テレ]] |accessdate=2015-12-09}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.oricon.co.jp/news/2061607/full/ |title=TOKIO、阪神電車“ジェットカー”と17年ぶり対決 城島「グループの意地は出せた」 |publisher=ORICON STYLE |date=2015-10-31 |accessdate=2015-12-09}}</ref>。5500系を用いて行われた[[1998年]]以来、17年ぶりの対決となった<ref name="ntv" />。▼
== その他 ==
▲*﹃[[ザ!鉄腕!DASH!!]]﹄︵[[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本テレビネットワーク協議会|系]]︶の20周年記念企画として、初期に行われていた﹃電車リレー対決﹄の復刻版﹁TOKIOvs阪神電車 リレー対決﹂が[[2015年]][[11月8日]]に放送され、[[打出駅]]にて本系式と[[TOKIO]]の5人が50メートル×5人のリレー方式で250m競走を行った<ref name="ntv">{{Cite web * [[尼崎競艇場]]においては、同車両の登場以降「阪神電車 ジェットシルバー5700杯」という冠レースが組まれている<ref>[https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceindex?jcd=13&hd=20230221 当該レース最終日出走表]BOAT RACEオフィシャルサイト 2023年2月21日</ref>
== 編成表 ==
2020年6月10日現在の編成を基本に記す<ref>「大手私鉄車両ファイル 車両配置表」『鉄道ファン』2020年8月号付録、交友社。</ref>。
177行目:
{| class="wikitable" style="font-size:80%; text-align:center; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|colspan="4"|{{列車方向|[[大阪梅田駅 (阪神)|大阪梅田]]|[[元町駅 (兵庫県)|元町]]・[[新開地駅|新開地]]}}
!竣工
!注釈
189行目:
|5701||5801||5802||5702
|2015年6月25日<ref>ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2016』交通新聞社、2016年、196頁。</ref>
|前照灯はコイト電工のPES式[[発光ダイオード|LED]]
|▼
|-
|5703||5803||5804||5704
219行目:
|5816
|5716
|2021年4月15日<ref name="私鉄車両編成表2022_p201">ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2022』交通新聞社、2022年、201頁。</ref>
|
|-
226行目:
|5818
|5718
|2021年6月
|-
|5719
|5819
|5820
|5720
|2022年4月8日<ref name="私鉄車両編成表2023_p201">ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2023』交通新聞社、2023年、201頁。</ref>
|
|-
|5721
|5821
|5822
|5722
|2022年5月13日<ref name="私鉄車両編成表2023_p201" />
▲|
|-
|5723
|5823
|5824
|5724
|2023年11月16日<ref>[[Name=私鉄車両編成表2024]]ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2024』交通新聞社、2024年、201頁</ref>
|
|-
|5725
|5825
|5826
|5726
|2023年12月21日<ref>ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2024』交通新聞社、2024年、201頁</ref>
|
|-
|}
234 ⟶ 262行目:
== 参考文献 ==
* {{Cite journal |和書 |author=岡本正史 |date=2015-08 |title=5700系新型車両“ジェット・シルバー5700”の紹介 |journal=SUBWAY |number=通巻206号 |pages=44-48 |publisher=[[日本地下鉄協会]] |url=http://www.jametro.or.jp/upload/subway/hgOQmnRuFOfo.pdf |ref={{SfnRef|岡本|2015a}}}}
* {{Cite journal |和書 |author=岡本正史 |date=2015-09 |title=新車ガイド 阪神電気鉄道
* {{Cite journal |和書 |date=2015-10 |title=阪神電気鉄道普通用車両5700系 ジェット・シルバー 5700 |journal=[[鉄道ジャーナル]] |issue=588 |pages=90-93 |publisher=鉄道ジャーナル社 |ref={{SfnRef|鉄道ジャーナル社|2015}}}}
* * {{Cite journal |和書 |date=2017-04 |title=阪神電気鉄道株式会社5700系車両用電機品 |journal=東洋電機技報 |number=第135号 |publisher=[[東洋電機製造]] |url=https://www.toyodenki.co.jp/technical-report/pdf/giho135/s135-10.pdf |archive-url=https://web.archive.org/web/20230422040001/https://www.toyodenki.co.jp/technical-report/pdf/giho135/s135-10.pdf |archive-date=2023-04-22 |ref={{SfnRef|東洋電機製造|2017}}}}
== 外部リンク ==
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[[Category:2015年製の鉄道車両]]
[[Category:近畿車輛製の電車]]
[[Category:鉄道車両関連]]
|