「青識亜論」の版間の差分
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裁判・懲戒処分の節を追加、徳島県による懲戒処分を加筆。 |
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{{注意|image=Stop hand nuvola.svg|[[Wikipedia:方針とガイドライン|Wikipediaの方針]]﹁[[Wikipedia:存命人物の伝記|存命人物の伝記]]﹂に配慮し、[[プライバシー侵害]]や[[名誉棄損]]に配慮した記述をしています。重大な問題は編集除去に加え[[Wikipedia:削除の方針#ケース B-2:プライバシー問題に関して|削除の方針ケースB-2]]により緊急削除の対象になります︵﹁[[Wikipedia:検証可能性|検証可能性]]﹂﹁[[Wikipedia:独自研究は載せない|独自研究は載せない]]﹂﹁[[Template:BLP editintro|BLP editintro]]﹂も参照︶。議論は[[ノート:青識亜論|ノート]]で[[Wikipedia:合意形成|合意を形成]]してください。}} '''青識 亜論'''(せいしき あろん)は[[表現の自由]]を重視する[[日本]]の[[男性]]ネット[[論客]]{{R|討論会11|三宅2019|坂爪2020a}}。[[2019年]]10月には[[Twitter]]上での「[[フェミニスト]]による[[嫌がらせ|ハラスメント]]」を意味する{{Sfn|坂爪|2020|p=72}}「#フェミハラ」という[[ハッシュタグ]]の積極的な使用を提唱{{Sfn|坂爪|2020|p=126}}{{Efn2|name="フェミハラ"|[[坂爪真吾]]は2019年10月以前から「フェミハラ」という用語は存在していたといい、青識の提唱以降に広く使用されるようになったと分析している{{Sfn|坂爪|2020|p=126}}。}}。同年11月には「[[反フェミニズム|アンチフェミ]]」側として「フェミ」側の[[石川優実]]らと公開討論を行い、Twitter上で大きな関心を集めた{{Sfn|坂爪|2020|pp=215-216}}{{R|ベルサール}}。同年11月や12月には、[[萌え絵批判]]や[[ツイフェミ]]に関する『[[ABEMA Prime]]』の討論にも出演し{{Sfn|ABEMA|2019}}{{Sfn|ABEMA|2020}}、[[2020年]]のオンライン討論会にも出演{{Sfn|ふじい|2020}}{{Sfn|坂爪|2020b}}。[[萌えキャラ]]が使用される歴史と文脈や[[炎上 (ネット用語)|炎上]]によるオタクの傷つきを指摘し{{R|坂爪2020a}}{{Sfn|ふじい|2020}}、フェミストとアンチフェミの対立に「寛容」や「対話」を呼びかけた{{R|坂爪2020a}}{{Sfn|坂爪|2020|pp=216-217}}{{R|坂爪2020b}}。[[2014年]]頃から[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]で活動しており、[[Twitter]]の[[Twitter#フォロー関連|フォロワー数]]は約4万人に及んだこともあるという{{R|徳島2023}}。2019年時点のフォロワー数は2万人以上で{{Sfn|坂爪|2020|p=216}}、[[2023年]]9月時点では約1.9万人{{R|フォロワー数}}{{Efn2|name="X"}}。[[座右の銘]]は「私は君の言うことに反対だ。しかし、君がそれを言う権利は命を賭けても守ろう{{Efn2|この格言は[[ヴォルテール]]のセリフとして知られているが、実際は『ヴォルテールの友人』を著した[[エヴリン・ベアトリス・ホール|タレンティア]]がヴォルテールの心の声を想像したもの{{R|GIGAZINE2023}}(''[[ヴォルテール#ヴォルテールの名言とされてきた文言]]も参照'')。}}」{{R|討論会11|note}}。
== 公開討論
=== これからのフェミニズムを考える白熱討論会 ===
[[2019年]]︵[[令和]]元年︶11月16日に[[住友不動産新宿グランドタワー|ベルサール新宿グランドタワー]]で開催された﹁これからのフェミニズムを考える白熱討論会︵石川VS青識︶﹂では、[[KuToo|#KuToo]]運動で知られる[[石川優実]]が﹁[[フェミニスト|フェミ]]﹂、当時[[Twitter]]で2万人以上の[[Twitter#フォロー関連|フォロワー]]を持っていた青識{{Efn2|name="青識"|出典{{Sfn|ABEMA|2019}}{{Sfn|ABEMA|2020}}{{Sfn|坂爪|2020b}}では﹁青識﹂として略されていたため、それに倣う。}}が﹁[[反フェミニズム|アンチフェミ]]﹂として、[[九月 (お笑い芸人)|小保内太紀]]の司会により公開討論を行った{{R|討論会11}}{{Sfn|坂爪|2020|pp=215-216}}{{R|ベルサール}}{{Efn2|name="主催"|主催団体は﹁これからの﹁フェミニズム﹂を考える白熱討論実行委員会﹂{{R|討論会11|ベルサール}}。}}。青識はオタクとフェミニスト間の対話が必要と合意できたものの、﹁オタクが被害者だとは受け入れてもらえなかった﹂と後に振り返っている{{Sfn|ふじい|2020}}。また、両者による討論会はTwitter上で大きな関心を集め、双方の支持者や批判者が[[ハッシュタグ]]﹁#これフェミ﹂で議論が交わされた{{Sfn|坂爪|2020|p=216}}。 14行目:
=== シン・これからのフェミニズムを考える白熱討論会 ===
[[2020年]] [[フェミニスト]]側の討論相手である高橋幸{{R|坂爪2020a}}{{Sfn|ふじい|2020}}{{Efn2|name="高橋幸"|高橋 幸︵たかはし ゆき︶は[[ジェンダー論]]や[[社会学]]を専門とする研究者、[[フェミニスト]]{{Sfn|ふじい|2020}}{{R|現代高橋}}。[[武蔵大学]]・[[非常勤講師]]{{Sfn|ふじい|2020}}{{R|現代高橋}}。著書に﹃フェミニズムはもういらない、と彼女は言うけれど﹄︵[[晃洋書房]]、2020年、{{ISBN2|9784771033801}}︶がある{{Sfn|ふじい|2020}}。}}は性差別やジェンダー・ステレオタイプと思わしき表現を批判する意思は曲げなかったが{{R|坂爪2020c}}、﹁小規模自治体の聖地巡礼スタンプラリー用ポスターまで大規模に燃やしてしまっていいのかについては判断が難しい。ゼロイチで語れない、難しい問題﹂との認識を示した{{Sfn|ふじい|2020}}。また﹁両者が話し合いのできる回路を開いておく必要がある﹂と語り、高橋は青識を﹁顔を合わせて話してみれば、話せる人﹂と評した{{Sfn|ふじい|2020}}{{Efn2|討論相手の高橋{{Efn2|name="高橋幸"}}は、﹁フェミニズムや男女平等について初歩レベルから丁寧にみんなで考える機会を作っていくことは重要。市民同士が草の根レベルで議論を戦わせて合意を形成していくという理念を堅持し、なるべくシニカルにならずにやり続けていく必要があると思う﹂と語っている{{Sfn|ふじい|2020}}。}}。司会進行を務めた主催者の[[坂爪真吾]]{{R|坂爪2020a}}{{Efn2|name="シン・これフェミ"}}は討論会に手ごたえを感じ{{Sfn|ふじい|2020}}、﹁何らかの形でこのような機会を続けていければいいと思う﹂と語っている{{Sfn|ふじい|2020}}{{Efn2|Web上でもオタク側・フェミニスト側の活発な議論が行われ、坂爪は﹁萌えキャラと公の場での性表現をめぐる問題に関して、意見の異なる相手に自分の気持ちを伝えたい人、意見の異なる相手の気持ちを知りたいと考えている人が、これほどまでにたくさんいたことに、改めて驚かされた。﹂と記している{{R|坂爪2020c}}。}}。 == インターネットでの活動 ==
[[2014年]] == 騒動、批判 ==
=== 炎上 ===
{{Anchors|FNAU}}青識{{Efn2|name="青識"}}はTwitter上で主アカウント以外に﹁フェミニスト[[なりすまし]]アカウント﹂も運用していることを告白しており、[[2022年]]︵令和4年︶に発覚した{{Sfn|小川|2022}}{{R|tw873666|tg2015|tg2022}}{{Efn2|[[2015年]]︵平成27年︶時点ですでに表現規制論者として活動していたという{{R|tg2015}}。[[2022年]]︵令和4年︶5月8日、青識は主アカウントの@BlauerSeeloweが[[Twitter#アカウント凍結︵ロック︶|凍結]]されたことから、@Frozen_Sealionの運用を開始する{{R|tw2022a}}。しかし@KitanoEnishiから転用したため、アカウント変更履歴からなりすましが判明し{{R|tg2022}}、青識はそれを認める{{R|tg2022}}。なりすましアカウントは遅くとも[[2021年]]︵令和3年︶3月には作成されており、[[女子大生]]フェミニストを[[自作自演 (インターネット)|自作自演]]していた{{R|tg2022}}。}}。青識はフェミニストの主張に対する周囲の反応を観測したかったため、[[リードオンリーメンバー|無言アカウント]]ではなくフェミニストとして発言していたといい{{R|tw2022b}}、倫理的問題はないと主張した{{R|tw873666|tw2022c}}。新たなフェミニスト観察用アカウントの作成予定も公表していたが{{R|tw2022x}}、批判先の作品や人物に迷惑をかけ[[炎上 (ネット用語)|炎上]]に加担するおそれがあり、不適切な手段であったとして反省と謝罪を表明した{{R|tw2022c|tw978112}}。 === 裁判、懲戒処分 ===
[[2020年]]
[[2024年]]4月、徳島県は[[地方公務員]]の信用を失墜させる行為にあたるとして、[[減給]]2か月の[[懲戒処分]]を下した<ref name="tokushima" />。
== 脚注 ==
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<ref name="坂爪2020b">{{Harvnb|坂爪|2020b|loc=[https://bunshun.jp/articles/-/42196?page=2 (2ページ目)]。}}</ref>
<ref name="坂爪2020c">{{Harvnb|坂爪|2020b|loc=[https://bunshun.jp/articles/-/42196?page=3 (3ページ目)]。}}</ref>
<ref name="島袋2023a">“[https://www.topics.or.jp/articles/-/914711 PICKUPニュース > 暮らし 2023/06/29 05:00]”. ''徳島新聞デジタル''. 徳島新聞社. (2023年6月29日) 2024年2月1日閲覧。 <ref name="島袋2023b">“[https://www.topics.or.jp/articles/-/920013 特集 > デジタル限定 2023/07/07 18:00]”. ''徳島新聞デジタル''. 徳島新聞社. (2023年7月7日) 2024年2月1日閲覧。
<ref name="討論会11">“[https://web.archive.org/web/20191111143157/https://korefemi01.peatix.com/ 【石川VS青識】これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会(11/16)]”. ''Peatix''. (2019年11月9日) 2019年11月11日時点の[https://korefemi01.peatix.com/ オリジナル]よりアーカイブ。2023年6月18日(UTC)閲覧。</ref>
<ref name="徳島2023">『[[徳島新聞]]』2023年6月21日、第23面(徳島総合)。</ref>
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{{DEFAULTSORT:せいしき あろん}}
[[Category:徳島県出身の人物]]
[[Category:フェミニスト]]
[[Category:フェミニズムへの批判者]]
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