飛騨紅かぶ
特徴
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●ヨーロッパ系カブといわれている。葉身、葉柄は柔らかく、緑~淡緑で葉長50センチ程度に伸びる。根は偏球形で、根重は300~400グラム、横径12~14センチ、縦径7センチ程度に太る。根首部は平らか凹入し、根肩部はやや張り、根尻部は平らか凹入する。表面は鮮やかな紅色で紅紫色を補充色とする。生身は白色だが、芯部に紫赤色が入ることもある。肉質は柔らかい。
●9月上旬に播種。10月上旬~12月上旬に収穫する。青果用には葉付きのまま、加工用には葉を落として出荷される。
●食べ方としては、主に漬物︵品漬、千枚漬、丸漬、切漬など︶に加工され食される。漬物にすると、内部まで赤く漬け込まれる。
●高山市の名産﹁赤かぶ漬け﹂で使用されている赤かぶは、この飛騨紅かぶを使用したものである。
関連項目
編集参考文献
編集タキイ種苗(株)出版部 編『都道府県別 地方野菜大全』農山漁村文化協会、2003年。ISBN 9784540021565。