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「14区 (パリ)」の版間の差分

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[[ファイル:Paris 14e arr jms.gif|thumb|right|300px|パリ・14区の位置]]
{{Maplink2|zoom=11|frame=yes|frame-align=right|frame-width=300|frame-height=280|type=line|stroke-color=#cc0000|stroke-width=2||frame-latitude=48.859224|frame-longitude=2.338355|text=パリ・14区の位置}}
 
[[パリ]]の'''14区 ''' (14く、[[フランス語|仏]]‥{{lang|Lang-fr-short|''14<sup>e</sup> arrondissement de Paris''}}) は、[[フランス]]の[[首都]]・パリ市を構成する[[パリの行政区|20の行政区]]のひとつである <ref>[[フランス語]]の ﹁''14<sup>e</sup>'' ﹂ = ﹁{{lang|fr|''quatorzième''}} ﹂ は、[[英語]]の﹁''fourteenth'' ﹂ に相当する[[序数詞|序数]]。﹁第14の﹂ ﹁14番目の﹂を意味する。したがって、原語の﹁''14<sup>e</sup> arrondissement'' ﹂を直訳すると﹁第14区﹂となる。</ref>。第14区、パリ14区ともいう。市の南部にあり、[[セーヌ川]]の南側に位置している。
 
== 概要 ==
[[パリ]]の14区は、[[13区 (パリ)|13区]]とともに、市の南部にある[[パリの行政区|行政区]]。﹁オプセルヴァトワール区 ({{lang|fr|''Arrondissement de l'Observatoire''}})﹂と呼ばれることもある <ref>[[レジフランス]] ︵{{lang|fr|''Légifrance''}}︶. “[[地方自治一般法典]] ({{lang|fr|''Code Général des Collectivités Territoriales (CGCT)''}})” [http://www.legifrance.gouv.fr/affichCode.do?idArticle=LEGIARTI000006396737&idSectionTA=LEGISCTA000006192700&cidTexte=LEGITEXT000006070633&dateTexte=20080404 R2512-1条]. 2008年6月26日閲覧.</ref>。[[セーヌ川]]の南の地域にある。南には、[[ペリフェリック]] ︵パリ環状道路︶に沿う形で市の境界線が敷かれており、南東は[[ヴァル＝ド＝マルヌ県]]に、南東以外は[[オー＝ド＝セーヌ県]]に接している。人口は、132,844人 (1999年。人口の推移等詳細については[[#住民|後述]]︶。
 
区の名称は、市の中央部から[[時計回り]]に[[螺旋]]を描くようにして各区に付けられた番号を基にしており、当区はその14番目にあたることから、﹁14区﹂と名づけられた。14区の北部を中心に、[[6区 (パリ)|6区]]、[[7区 (パリ)|7区]]、[[15区 (パリ)|15区]]の一部にかけての地域は[[モンパルナス]]と呼ばれ <ref>[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] ﹃パリ・日本人の心象地図 1867-1945﹄、[[藤原書店]]、2004年、p.282.</ref>、[[モンマルトル]]とともに'''"[[芸術]]の街"'''として世界的に名が知られており、[[高村光太郎]]、[[藤田嗣治]]ら、日本人の芸術家たちも多く集まった <ref>[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] ﹃パリ・日本人の心象地図 1867-1945﹄、[[藤原書店]]、2004年、p.283.</ref>。また、区内には、[[パリ天文台]]、[[モンスーリ公園]]、[[モンパルナス墓地]]などがある。
 
== 地理 ==
<!-- [[画像:Paris 14th.png|thumb|right|300px|パリ・14区の詳細地図]] ※ 現在、画像無し。-->
[[File:Paris 14th arrondissement map with listings.png|thumb|right|240px|パリ・14区の観光概略図]]
[[File:Paris-tours.jpg|thumb|right|270px|パリの高層ビル群。左から[[トゥール・モンパルナス]]、[[エッフェル塔]]、[[ラ・デファンス]]]] 
14区は、[[13区 (パリ)|13区]]とともに、パリ南部に位置している。[[セーヌ川]]の南の地域にある <ref>セーヌ川左岸の地域にあたる。</ref>。面積は、5.62 平方キロメートル。
 
36 ⟶ 39行目:
** [[○○坂]] （{{lang|fr|''''}}）
=== 気候 ===
-->
=== 隣接する自治体（行政区） ===
* [[パリの行政区]]のうち、以下の区。
43 ⟶ 47行目:
* [[ヴァル＝ド＝マルヌ県]]のうち、以下の[[コミューン|自治体]]。
** [[ジャンティイ]]。
<!--=== 範囲 ===
-->
 
=== 地区（カルチェ） ===
[[File:Paris 14e arrondissement - Quartiers.svg|thumb|220px|right|パリ・14区の[[カルティエ (曖昧さ回避)|カルチェ]]詳細図]]
 
パリの[[行政区]]は、それぞれ4つの地区（カルチェ）に区分されている。14区を構成する4地区のコードと名称は、次のとおりである。
* 53 - [[モンパルナス|モンパルナス地区]] ({{lang|fr|''Quartier du Montparnasse''}})
* 54 - [[モンスーリ公園地区]] ({{lang|fr|''Quartier du Parc Montsouris''}})
* 55 - [[プティ＝モンルージュ地区]] ({{lang|fr|''Quartier du Petit-Montrouge''}})
* 56 - [[プレザンス|プレザンス地区]] ({{lang|fr|''Quartier de Plaisance''}})
 
== 住民 ==
63 ⟶ 70行目:
|- style="text-align:right; background-color:#FFFFFF"
! style="width:4em; text-align:right" | [[1872年]]
| style="width:6em" | 69,611 || style="width:6em" | 1,851,792 || style="width:5em" | 3.76% || style="width:6em" | 12,384 || style="width:6em" | 21,303 || style="text-align:left" |
 
|- style="text-align:right; background-color:#EEEEEE"
71 ⟶ 78行目:
|- style="text-align:right; background-color:#FFFFFF"
! style="text-align:right" | [[1962年]]
| 178,149 || 2,790,091 || 6.39% || 31,693 || 32,097 || style="text-align:left" |
 
|- style="text-align:right; background-color:#EEEEEE"
! style="text-align:right; background-color:#EEEEEE" | [[1968年]]
| 167,093 || 2,590,771 || 6.45% || 29,727 || 29,804 || style="text-align:left" |
 
|- style="text-align:right; background-color:#FFFFFF"
! style="text-align:right" | [[1975年]]
| 149,137 || 2,299,830 || 6.48% || 26,532 || 26,457 || style="text-align:left" |
 
|- style="text-align:right; background-color:#EEEEEE"
! style="text-align:right; background-color:#EEEEEE" | [[1982年]]
| 138,596 || 2,176,243 || 6.37% || 24,657 || 25,035 || style="text-align:left" |
 
|- style="text-align:right; background-color:#FFFFFF"
! style="text-align:right" | [[1990年]]
| 136,574 || 2,152,423 || 6.35% || 24,297 || 24,761 || style="text-align:left" |
 
|- style="text-align:right; background-color:#EEEEEE"
! style="text-align:right; background-color:#EEEEEE" | [[1999年]]
| 132,844 || 2,125,246 || 6.25% || 23,634 || 24,449 || style="text-align:left" |
 
|- style="text-align:right; background-color:#FFFFFF"
! style="text-align:right" | [[2005年]]
| 134,700 || 2,166,200 || 6.22% || 23,964 || 24,920 || style="text-align:left" | 人口は推計。
|}<small>
<div style="font-size:small;">
* 注意
** [[人口密度]]は、1平方キロメートルあたりの[[人口]]。区人口密度は、14区の面積を5.621平方キロメートルとして算出した。また、市人口密度は、森林部︵[[ヴァンセンヌの森]]、[[ブローニュの森]]︶を除くパリ市全体の面積︵86.927平方キロメートル︶をもとに算出した。
** 1962年から1999年までの区人口及び市人口は、[[フランス国立統計経済研究所]]の [http://www.insee.fr/fr/themes/detail.asp?ref_id=poplog-com&reg_id=99 データ （{{lang|fr|''Île-de-France''}} ）] を参考とした。
</smalldiv>
<!--
・人口の推移・密度・地域別・年齢別・所得層・学歴・治安
116 ⟶ 124行目:
 
== 政治・行政・司法 ==
{{message galerie}}
<gallery mode="packed" caption="" heights="160">
File:ParisMairie14ème.jpg|14区役所
File:P1270115 Paris XIV mairie plafon rwk.jpg|同区役所内ホールの天井
</gallery>
<!--
=== 区政 ===
141 ⟶ 154行目:
-->
=== 主な官公庁・公共機関 ===
* [[第14区役所 (パリ)|第14区役所]] ︵{{lang|fr|''Mairie du 14<sup>e</sup> arrondissement''}}︶ - 区のほぼ中央部メーヌ大通り沿いフェルディナン＝ブリュノ広場 ([[:fr:Square Ferdinand-Brunot|Square Ferdinand-Brunot]]) の北側に接して位置し、[[モンパルナス墓地]]の南側、ダンフェール＝ロシュロー広場︵[[カタコンブ・ド・パリ]]︶の南西界隈至近にある。
 
[[File:La Coupole - Paris.JPG|thumb|right|200px|[[ラ・クーポール]]]]
[[File:Le Dôme - Paris.JPG|thumb|right|200px|ル・ドーム]]
<!--
* [[○○省]] （{{lang|fr|''''}}）
173 ⟶ 189行目:
 
== 経済 ==
 
<!--
=== 産業 ===
183 ⟶ 200行目:
-->
=== 主な店舗・商業施設 ===
;カフェないしブラッスリー
* [[ラ・クーポール]] ︵{{lang|fr|''la Coupole''}}︶ - [[1927年]]創業の[[カフェ]]。[[イリヤ・エレンブルグ|エレンブルグ]]、[[アンドレ・ブルトン|ブルトン]]、[[アーネスト・ヘミングウェイ|ヘミングウェイ]]らは常連客だった <ref>[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] ﹃パリ・日本人の心象地図 1867-1945﹄、[[藤原書店]]、2004年、pp.294-295.</ref>。
* [[ラ・クーポール]]（{{lang|fr|''la Coupole''}}）
* [[ル・ドーム]] ︵{{lang|fr|''Le Dôme''}}︶ - [[1898年]]創業のカフェ。[[パブロ・ピカソ|ピカソ]]、[[藤田嗣治]]、[[アメデオ・モディリアーニ|モディリアーニ]]、[[岡本太郎]]、[[ロバート・キャパ|キャパ]]らが利用していた <ref>[[地球の歩き方|地球の歩き方編集室]]編 ﹃[[地球の歩き方|地球の歩き方A07・パリ＆近郊の町 2007～2008年版]]﹄、[[ダイヤモンド社]]、2007年、p.282.</ref><ref>JTBパブリッシング編 ﹃ワールドガイド ヨーロッパ2・パリ﹄、[[JTBパブリッシング]]、2006年、p.185.</ref>。
** [[1927年]]創業の[[カフェ]]。[[イリヤ・エレンブルグ|エレンブルグ]]、[[アンドレ・ブルトン|ブルトン]]、[[アーネスト・ヘミングウェイ|ヘミングウェイ]]らは常連客だった<ref>[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] 『パリ・日本人の心象地図 1867-1945』、[[藤原書店]]、2004年、pp.294-295.</ref>。
* [[ル・ドーム]]（{{lang|fr|''Le Dôme''}}）
** [[1898年]]創業のカフェ。[[パブロ・ピカソ|ピカソ]]、[[藤田嗣治]]、[[アメデオ・モディリアーニ|モディリアーニ]]、[[岡本太郎]]、[[ロバート・キャパ|キャパ]]らが利用していた<ref>[[地球の歩き方|地球の歩き方編集室]]編 ﹃[[地球の歩き方|地球の歩き方A07・パリ＆近郊の町 2007〜2008年版]]﹄、[[ダイヤモンド社]]、2007年、p.282.</ref><ref>JTBパブリッシング編 ﹃ワールドガイド ヨーロッパ2・パリ﹄、[[JTBパブリッシング]]、2006年、p.185.</ref>。
 
;ファッション
* [[ソニア・リキエル]]（{{lang|fr|''Sonia Lykiel''}}）
** 14区南側メーヌ大通りと交差するアレジア通り ({{lang|fr|''Rue d'Alésia''}}) 110-112番地、同64番地等に店舗がある。他の路面店ないし[[旗艦店]]は、[[サン＝ジェルマン＝デ＝プレ]]界隈[[6区 (パリ)|6区]]グルネル通り ({{lang|fr|''Rue de Grenelle''}}) 4番地と同[[サンジェルマン大通り]] ({{lang|fr|''Boulevard Saint-Germain''}}) 175番地、[[8区 (パリ)|8区]]フォーブール＝サントノレ通り ({{lang|fr|''Rue du Faubourg Saint-Honoré''}}) 70番地等にある。
<!--
* [[複合施設・大型施設名]] （{{lang|fr|''''}}）
193 ⟶ 217行目:
* [[○○・パサージュ]] （{{lang|fr|''''}}）
-->
 
[[File:La-Sante-Prison-MCB.jpg|thumb|right|200px|[[パノプティコン]]様式の[[:fr:Prison de la Santé|Prison de la Santé]]]]
 
== 安全 ==
 
=== 警察等 ===
* [[サンテ刑務所]] ︵ラ・サンテ[[監獄︶]], ︵{{lang|fr|''La Santé Prison''}}︶ -
** [[ギヨーム・アポリネール|アポリネール]]や[[大杉栄]]が収監されていたことがある <ref>[[1911年]]、[[ギヨーム・アポリネール|アポリネール]]は、[[モナ・リザ]]盗難事件の容疑者として収監された︵のちに無罪が証明され、釈放︶。また、[[1923年]]、[[大杉栄]]は、[[メーデー]]で演説して逮捕され、この[[刑務所]]に収監された︵のちに追放処分︶。[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] ﹃パリ・日本人の心象地図 1867-1945﹄、︵[[藤原書店]]、2004年、︶ p.321.</ref>。
** [[モーリス・ルブラン]]の小説『[[813 (小説)|813]]』の中で、怪盗[[アルセーヌ・ルパン]]が2度収監されている。
** 有名な[[脱獄]]事件ないし脱獄囚は以下。1978年5月8日、"フランスの反逆者", "民衆の敵 No.1"[[ジャック・メスリーヌ]]と"脱獄王"フランソワ・ベス ([[:fr:François Besse|fr]]) の2人が一緒に脱獄し、1986年5月26日、ミシェル・ヴォジュール ([[:fr:Michel Vaujour|fr]]) が、妻の操縦する[[ヘリコプター]]で脱獄した。<!--同刑務所フランス語版を参照-->
<!--
統括機関（例 パリ警視庁）は、「政治・行政・司法」節に記述します。
207 ⟶ 237行目:
* [[○○遊水地]] （{{lang|fr|''''}}）
-->
 
[[File:P1010424 Paris XIV Rue du Faubourg-Saint-Jacques Hôpital Cochin reductwk.JPG|thumb|right|160px|コシャン病院]]
 
== 健康・福祉 ==
[[File:Rue de la Santé.JPG|thumb|right|200px|左はコシャン病院の裏側。奥に見えるドーム建築はパリ5区の[[:fr:Notre-Dame du Val-de-Grâce|Notre-Dame du Val-de-Grâce]]。[[:fr:Rue de la Santé|Rue de la Santé]]から北を見る。]]
[[File:Pavillon Magnan de l'hôpital Sainte-Anne.JPG|thumb|right|200px|サンタンヌ中央病院。1651年、王妃[[アンヌ・ドートリッシュ]]の寄附で造成された。]]
 
=== 保健・医療 ===
* [[フランス赤十字社|フランス赤十字社本部]] ︵{{lang|fr|''Croix-Rouge Française (CRF)''}}︶- 14区の南西部、[[ディド通り]]沿いにある。
 
* [[コシャン病院]] （{{lang|fr|''Hôpital Cochin''}}）
* [[サン＝ヴァンサン＝ド＝ポール病院]] （{{lang|fr|''Hôpital Saint-Vincent-de-Paul''}}）
230 ⟶ 264行目:
 
== 生活 ==
[[File:Cemetery Montparnasse for Wikipedia.jpg|thumb|right|180px|[[モンパルナス墓地]]から望む[[モンパルナスタワー]]]]
 
<!--
=== 郵便 ===
256 ⟶ 292行目:
* [[○○清掃局△△支所]] （{{lang|fr|''''}}）
* [[○○センター]] （{{lang|fr|''''}}）
-->
 
== 学術・研究 ==
=== 研究施設 ===
263 ⟶ 299行目:
 
== 教育 ==
[[File:Cité internationale universitaire de Paris 2.jpg|thumb|230px|right|国際館、国際大学都市]]
<!--
 
=== 大学等 ===
<!--
* [[国立○○学校]] （{{lang|fr|''''}}）
* [[○○大学校]] （{{lang|fr|''''}}）
* [[○○大学]] （{{lang|fr|''''}}）
* [[○○短期大学]] （{{lang|fr|''''}}）
-->
* [[高等研究実習院]] （{{lang|fr|''École pratique des hautes études''}}）
** [[13区 (パリ)|13区]]区境サン＝ジャック大通り界隈フェリュス通り︵{{lang|fr|''Rue Ferrus''}}︶4-14番地レ・パシオ・サン＝ジャック︵{{lang|fr|''Les Patios Saint-Jacques''}}︶にある[[PSL研究大学]]。
* [[高等師範学校 (フランス)|エコール・ノルマル・シュペリウール]]
** [[5区 (パリ)|パリ5区]]ユルム・キャンパスと、下記パリ経済学校と同地のジュールダン・キャンパスがある。区境南側のジュールダン大通り︵''[[:fr:Boulevard Jourdan|Boulevard Jourdan]]''︶48番地にある。
* [[パリ経済学校]]（{{lang-en|Paris School of Economics, PSE}}、{{lang-fr|École d'économie de Paris}}）
** フランスや欧州を代表する経済学の統合型大学院的性格の学校。ジュールダン大通り48番地にある。
<!--
=== 高等学校 ===
* ○○公私立○○高等学校
283 ⟶ 329行目:
=== その他 ===
* [[国際大学都市]] （シテ・アンテルナシオナル・ユニヴェルシテール・ド・パリ、{{lang|fr|''Cité Internationale Universitaire de Paris''}}）
** ジュールダン大通り（{{lang|fr|''Boulevard Jourdan''}}）17番地にある、大学等[[高等教育機関]]の各国学生・研究者向けの各国別学生寮ないし学生会館がある。
<!--
* [[○○盲学校]] （{{lang|fr|''''}}）
* [[○○料理学校]] （{{lang|fr|''''}}）
* [[○○市民カレッジ]] （{{lang|fr|''''}}）
-->
 
== 宿泊施設 ==
[[File:Hôtel Istria, Rue Campagne-Première, Paris 14.jpg|thumb|right|190px|[[オテル]]・イストリア (Hôtel Istria)]]
=== 主な宿泊施設 ===
* [[ウォルドルフ＝アストリア|オテル・ウォルドーフ・モンパルナス・パリ]]（{{lang|fr|''Hôtel Waldorf Montparnasse''}}） - [[モンパルナス駅]]隣接、デパール通り17番地に所在する。
* オテル・イストリア（{{lang|fr|''Hôtel Istria''}}） - カンパーニュ・プルミエール通り29番地に所在するホテル。かつては[[マルセル・デュシャン]]、[[モイズ・キスリング]]、[[トリスタン・ツァラ]]、[[マン・レイ]]らが居住した（下記[[#著名な居住者]]参照）。近接して、1910年築、[[アール・デコ]]を予兆する[[アール・ヌーヴォー]]調の[[:fr:Immeuble, 31-31bis rue Campagne-Première|31番地bisの建物]]がある。
<!--
* [[○○ホテル]] （{{lang|fr|''''}}）
-->
296 ⟶ 348行目:
=== 美術館・博物館 ===
* [[アンリ・カルティエ・ブレッソン財団]] ({{lang|fr|''Fondation Henri Cartier Bresson''}})
** 写真家 [[アンリ・カルティエ＝ブレッソン]]の写真美術館。
* [[カルティエ財団現代美術館]] ({{lang|fr|''Fondation Cartier pour l'Art Contemporain''}})
** ジュエリー・ブランド﹁[[カルティエ]]﹂の現代美術館。[[ジャン・ヌーヴェル]]設計。ラスパイユ大通り261番地にある。
<!--
=== 動物園・水族館 ===
302 ⟶ 356行目:
* [[○○水族館]] （{{lang|fr|''''}}）
-->
 
=== 映画館・劇場 ===
* [[モンパルナス劇場]] ({{lang|fr|''Théâtre Montparnasse''}})
318 ⟶ 373行目:
 
== 宗教施設 ==
[[File:Carrefour Alesia 1.JPG|thumb|right|220px|サン＝ピエール＝ド＝モンルージュ教会]]
[[File:P1070810 Paris XIV église St-Pierre de Montrouge choeur rwk.JPG|thumb|right|220px|同教会の[[クワイヤ]]ないし[[身廊]] (Choeur, église Saint-Pierre-de-Montrouge)]]
<!--
※小節の分け方
327 ⟶ 384行目:
-->
=== 教会・寺院 ===
* [[サン＝ピエール＝ド＝モンルージュ教会]] ({{lang|fr|''[[:fr:Église Saint-Pierre-de-Montrouge|Église Saint-Pierre-de-Montrouge]]''}})
** 1863 - 1872年にかけて建造された、[[エミール・ヴォードルメール]]設計による[[ロマネスク建築|ロマノ]]・[[ビザンチン建築]]の教会。プティ＝モンルージュ地区ヴィクトーレ＝エレーヌ＝バシュ広場 ([[:fr:Place Victor-et-Hélène-Basch|fr]]) にある。
<!--
=== その他 ===
338 ⟶ 396行目:
=== 温泉 ===
-->
 
=== 建築 ===
* [[ヴィラ・アドリエンヌ]] （{{lang|fr|''[[:fr:Villa Adrienne|Villa Adrienne]]''}}）
** [[1895年]]に整備された[[イギリス]]風の[[住宅地]]ないし[[ヴィラ]]。14区の中央部、ダンフェール＝ロシュロー広場 ([[カタコンブ・ド・パリ]]) の南側にあるラ・ロシュフコー病院]]の、その南にあ位置する。細長い[[庭園]]を低層の[[集合住宅]]と[[戸建]]の建物が囲む <ref>[[福井憲彦]]・[[稲葉宏爾]] ﹃世界歴史の旅 パリ 建築と都市﹄、 [[山川出版社]]、2003年、p.170.</ref>。
 
=== 公園・緑地等 ===
* [[アスピラン＝デュナン公園]] （{{lang|fr|''Square de l'Aspirant-Dunand''}}）
348 ⟶ 408行目:
* [[ジュリア＝バルテ公園]] （{{lang|fr|''Square Julia-Bartet''}}）
* [[セルマン＝ド＝クフラ公園]] （{{lang|fr|''Square du Serment-de-Koufra''}}）
* [[フェルディナン＝ブリュノー公園]] （{{lang|fr|''Square Ferdinand-Brunot''}}） -
** [[第14区役所 (パリ)|第14区役所]]の南側にある。
* [[モンスーリ公園]] ({{lang|fr|''Parc Montsouris''}})
<!--
356 ⟶ 417行目:
* [[○○カジノ]] （{{lang|fr|''''}}）
-->
 
[[File:P1150548 Paris XIV place Denfert-Rochereau rwk.jpg|thumb|right|230px|ダンフェール＝ロシュロー広場]]
 
=== 旧跡・記念碑等 ===
* [[カタコンブ (・ド・パリ)|カタコンブ]] ({{lang|fr|''Catacombes''}})
* [[ベルフォールのライオン]] （{{lang|fr|''Lion de Belfort''}}）
** [[ベルフォール]]にある[[ライオン]]像の複製。[[ダンフェール＝ロシュロー広場]]の中央に配置されている。
369 ⟶ 433行目:
 
== 交通 ==
{{message galerie}}
<gallery mode="packed" caption="" heights="160">
File:Paris rue du depart.jpg|La [[:fr:Rue du Départ|rue du Départ]] à Paris, vue du coin de la [[:fr:Rue d'Odessa|rue d'Odessa]]. モンパルナス駅前、オデッサ通りとの角から見るデパール通り。背後に[[トゥール・モンパルナス]]
File:Hippopotamus, 68 Boulevard du Montparnasse, 75014 Paris 2013.jpg|モンパルナス駅前(デパール通り, オデッサ通り付近)のレストラン「イポポタミュ (Hippopotamus) <ref>モンパルナス駅前の他、[[2区 (パリ)|パリ2区]]・[[9区 (パリ)|9区]]境界にあるオペラ広場、[[シャンゼリゼ通り|シャンゼリゼ(フランクラン＝ローズヴェルト)大通り]]、[[シャトレ駅]]界隈サン＝ドニ通り等にある[[チェーンストア|チェーン]]のステーキレストランないし[[ブラッスリー]]。</ref>」
File:View of Paris from the Tour Montparnasse 5030.jpg|[[トゥール・モンパルナス]]からみるモンパルナス駅前。2012年11月
File:Le tramway - Flickr - besopha.jpg|[[シテ・ユニヴェルシテール駅]]付近を走る[[トラム (パリ)|トラム]]
</gallery>
<!--
=== 空港 ===
-->
 
=== 鉄道 ===
* [[フランス国鉄]] （{{lang|fr|''Société Nationale des Chemins de Fer Français (SNCF)''}}）
** [[モンパルナス駅]] （ガール･・ド・パリ＝モンパルナス、{{lang|fr|''Gare de Paris-Montparnasse''}}）
*** [[トゥール (アンドル＝エ＝ロワール県)|トゥール]]、[[ボルドー]]など西部・南西方面への列車が発着する[[ターミナル駅]]。
*** 敷地は14区、[[15区 (パリ)|15区]]にまたがっている。
 
* [[ファイル:Metro-M.svg|16px]] [[地下鉄]]・[[メトロ (パリ)|メトロ]] （[[パリ交通公団|パリ交通公団（RATP）]]） （{{lang|fr|''Métro''}}）
** <span style="color:#bb4b9c">■</span>[[パリメトロ4号線|4号線]] （{{lang|fr|''Ligne 4 du Métro''}}）
*** [[モンパルナス=＝ビヤンヴニュ駅]] – [[ヴァヴァン駅]] – [[ラスパイユ駅 (パリ)|ラスパイユ駅]] – [[ダンフェール＝ロシュロー駅]] – [[ムートン＝デュヴェルネ駅]] – [[アレジア駅]] – [[ポルト・ドルレアン駅]]
** <span style="color:#78c696">■</span>[[パリメトロ6号線|6号線]] （{{lang|fr|''Ligne 6 du Métro''}}）
*** [[モンパルナス=＝ビヤンヴニュ駅]] – [[エドガー・キネ駅]] – [[ラスパイユ駅 (パリ)|ラスパイユ駅]] – [[ダンフェール＝ロシュロー駅]] – [[サン＝ジャック駅]]
** <span style="color:#028d5b">■</span>[[パリメトロ12号線|12号線]] （{{lang|fr|''Ligne 12 du Métro''}}）
*** [[モンパルナス=＝ビヤンヴニュ駅]]のみ。
** <span style="color:#89d3de">■</span>[[パリメトロ13号線|13号線]] （{{lang|fr|''Ligne 13 du Métro''}}）
*** [[ゲテ駅]] – [[ペルネティ駅]] – [[プレザンス駅]] – [[ポルト・ド・ヴァンヴ駅]]
 
* [[ファイル:RER.svg|16px]] [[RER (イル＝ド＝フランス)|RER]] （[[フランス国鉄|フランス国鉄 (SNCF)]]／[[パリ交通公団|パリ交通公団（RATP）]]） （{{lang|fr|''Réseau Express Régional d'Île-de-France''}}）
** <span style="color:#537cb9">■</span>[[B線 (RER)|B線]] （{{lang|fr|''Ligne B du RER''}}）
*** [[ダンフェール＝ロシュロー駅]] - [[シテ・ユニヴェルシテール駅]]
 
* [[ファイル:Tramway-T.svg|16px]] [[路面電車]] [[トラム (パリ)|トラム]] （[[パリ交通公団|パリ交通公団（RATP）]]）（{{lang|fr|''Tramway Parisien''}}）
** <span style="color:#f68c59">■</span>[[トラム3号線]] （{{lang|fr|''Ligne 3 du Tramway''}}）
403 ⟶ 472行目:
=== 自転車 ===
-->
 
=== 高速道路・有料道路 ===
{{message galerie}}
* [[ペリフェリック]] （パリ環状道路） （{{lang|fr|''Boulevard Périphérique''}}）
<gallery mode="packed" caption="" heights="160">
File:Paris 20130809 - Tuileries and Musée d'Orsay from Grande roue des Tuileries.jpg|パリ1区の[[テュイルリー宮殿|テュイルリー庭園]]から望む[[オルセー美術館]]、そして[[トゥール・モンパルナス]]
File:P1010438 Paris VI Boulevard du Montparnasse reductwk.JPG|モンパルナス大通り
File:Boulevard du Montparnasse, Paris 2013.jpg|同上
File:P1030358 Paris XIV rue d'Odessa rwk.JPG|モンパルナス駅前から伸びるオデッサ通り ([[:fr:Rue d'Odessa|Rue d'Odessa]])
File:P1030292 Paris XIV rue Vercingétorix rwk.JPG|モンパルナス駅の線路帯東側に沿って南へ伸びるヴェルサンジェトリクス通り ([[:fr:Rue Vercingétorix|Rue Vercingétorix]])。画像はカタローニュ広場界隈
File:Hôp.Cochin rue du fg st J.JPG|フォーブール＝サン＝ジャック通り。コシャン病院
File:Rue Campagne Premiere.JPG|カンパーニュ・プルミエール通り31番地bisにある[[アール・デコ]]の予兆を見せる[[アール・ヌーヴォー]]様式の建物︵[[:fr:Immeuble, 31-31bis rue Campagne-Première|fr]]︶。[[ルイ・アルフヴィドソン]]による1910年作。[[マン・レイ]]らが居住し、後に[[セザール・バルダッチーニ|セザール]]が[[アトリエ]]を置いた。<!--フランス語版 Rue Campagne-Première より、
No 31 bis : domicile de Man Ray2, Pierre Restany et Jean-Pierre Raynaud. Ce bâtiment préfigurant le style Art déco est l'œuvre de l'architecte André Arfvidson en 1910. Il se caractérise par ses grandes baies vitrées et sa façade décorée de grès émaillé d'Alexandre Bigot. Atelier du sculpteur César9 et de l'écrivain et peintre Youri Annenkof
File:Avenue du Colonel-Henri-Rol-Tanguy, Paris 14.jpg|[[:fr:Avenue du Colonel-Henri-Rol-TanAvenue du Colonel-Henri-Rol-Tanguy]]。ダンフェール＝ロシュロー広場の[[プラーク]]には✕がつけられている。-->
</gallery>
 
* [[ペリフェリック]]（パリ環状道路）（{{lang|fr|''Boulevard Périphérique''}}）
** [[ポルト・ド・ジャンティイ]] - [[ポルト・ドルレアン]] - [[ポルト・ド・シャティヨン]] - [[ポルト・ド・ヴァンヴ]]
<!--
* [[○○自動車道]] （{{lang|fr|''''}}）
** [[○○インターチェンジ]] - [[○○ジャンクション]] - [[○○インターチェンジ]]
* [[○○自動車道]] （{{lang|fr|''''}}） - （通過のみ）
* [[○○自動車道]] （{{lang|fr|''''}}） - （計画中）
-->
 
=== 道路 ===
* [[アラゴ大通り]] （{{lang|fr|''Boulevard Arago''}}）
** [[13区 (パリ)|13区]]・[[5区 (パリ)|5区]]の境界線上を東西に走るサン＝マルセル大通りが、5区と13区内中心部イタリー広場の間を南北に伸びるゴブラン大通りとの交差点で、下記区境を走るポール＝ロワイヤル大通りとアラゴ大通りとに分岐し、アラゴは14区内中心部ダンフェール＝ロシュロー広場 ([[カタコンブ・ド・パリ]])まで東西に伸びてゆく。
* [[アレジア通り]] （{{lang|fr|''Rue d'Alésia''}}）
* [[オプセルヴァトワール大アレジア通り]] （{{lang|fr|''AvenueRue de ld'ObservatoireAlésia''}}）
** 14区内南側を東西に伸びる通り。東側で13区内から伸びるトルビアック通り ([[:fr:Rue de Tolbiac|fr]]) と、西側で15区内のヴィエ通り ([[:fr:Rue de Vouillé|fr]]) と接続する。14区内南側中央のヴィクトーレ＝エレーヌ＝バシュ広場 ([[:fr:Place Victor-et-Hélène-Basch|Place Victor-et-Hélène-Basch]]) で下記ジャン＝ムーラン、ジェネラル＝ルクレール、メーヌ各大通りと交わる。
* [[カンパーニュ＝プルミエール通り]] （{{lang|fr|''Rue Campagne-Première''}}）
* [[ゲテオプセルヴァトワール大通り]] （{{lang|fr|''RueAvenue de la Gaîtél'Observatoire''}}）
** [[リュクサンブール庭園]]、グラン＝エクスプロラトゥール・マルコ＝ポーロ・エ・カブリエ＝ド＝ラ＝サール庭園東側に沿って走るサン＝ミッシェル大通りから引き続いて南北に伸びる通り。モンパルナス大通りと交差し14区内に入り[[パリ天文台]]界隈まで続く。
* [[サレット通り]] （{{lang|fr|''Rue Sarrette''}}）
* [[サカンパーニュ＝ジャック大プルミエール通り]] （{{lang|fr|''BoulevardRue SaintCampagne-JacquesPremière''}}）
** 下記ラスパイユ大通りと下記モンパルナス大通りとを繋ぐ、著名な[[文化人]]らが多く居住した通り。ラスパイユ大通り側にメトロ [[ラスパイユ駅]]が最寄りのイヴ＝クライン公園があり、モンパルナス大通り側では、パブロ＝ピカソ広場(旧ヴァヴァン交差点)の東側先に接続する。
* [[ジャン＝ムーラン大通り]] （{{lang|fr|''Avenue Jean-Moulin''}}）
* [[ジュールダン大ゲテ通り]] （{{lang|fr|''BoulevardRue de la JourdanGaîté''}}）
* [[ジェネラル＝ルクサレール大ット通り]] （{{lang|fr|''Avenue duRue Général-LeclercSarrette''}}）
* [[ダゲールサン＝ジャック大通り]] （{{lang|fr|''RueBoulevard DaguerreSaint-Jacques''}}）
** 14区内中心部ダンフェール＝ロシュロー広場 (カタコンブ・ド・パリ)から区内を東側方向に走り、13区内でオーギュスト＝ブランキ大通りと名を変え、途中[[ル・モンド]]社屋を横に見て、同区内中心部イタリー広場に辿り着く。反対に、ダンフェール＝ロシュロー広場から西側へはフォワドゥヴォ通り ([[:fr:Rue Froidevaux|Rue Froidevaux]]) が走り、[[モンパルナス墓地]]南側沿いを抜け、[[モンパルナス駅]]南東界隈で南東に伸びる下記メーヌ大通りと交差する。[[アンリ・カルティエ・ブレッソン]]財団がある同交差点から西側へは、名を変えジャン＝ザイ通りが同駅南側界隈にあるカタローニュ広場へ走り、その先、モンパルナス駅からの鉄道線路帯を越えると[[15区 (パリ)|15区]]になる。
* [[ダンフェール＝ロシュロー大通り]] （{{lang|fr|''Avenue Denfert-Rochereau''}}）
* [[ディドジャン＝ムーラン大通り]] （{{lang|fr|''RueAvenue DidotJean-Moulin''}}）
* [[デパジュールダン大通り]] （{{lang|fr|''RueBoulevard du DépartJourdan''}}）
** ブリュヌと共に"[[ブールヴァール・デ・マレショー]]"を構成する。
* [[ドランブル通り]] （{{lang|fr|''Rue Delambre''}}）
* [[トンブジェネラル＝イソワルクレール大通り]] （{{lang|fr|''Rue deAvenue ladu TombeGénéral-IssoireLeclerc''}}）
** [[ナポレオン戦争]]期の[[シャルル・ヴィクトール・エマニュエル・ルクレール|シャルル・ルクレール]]元帥ではなく[[ノルマンディー上陸作戦]]や[[パリの解放|パリ解放]]期の[[フィリップ・ルクレール]]将軍から名付けられた。14区中心ダンフェール＝ロシュロー広場から[[モンルージュ]]境界ポルト・ドルレアン([[オルレアン]]門)まで南北に伸びる通り。
* [[ピエール＝ド＝クーベルタン大通り]] （{{lang|fr|''Avenue Pierre-de-Coubertin''}}）
* [[フォーブダゲール＝サン＝ジャック通り]] （{{lang|fr|''Rue du Faubourg-Saint-JacquesDaguerre''}}）
* [[ブダンフェーラル＝ロシュロール大通り]] （{{lang|fr|''RueAvenue BoulardDenfert-Rochereau''}}）
** [[カルチエ・ラタン]]を南北に伸びるサン＝ミッシェル大通りから続くオプセルヴァトワール大通りと、東西に走るモンパルナス大通りとの交差点から、オプセルヴァトワール大通りに引き続いて14区内をダンフェール＝ロシュロー広場(カタコンブ・ド・パリ)界隈まで南北に走る。
* [[プラント通り]] （{{lang|fr|''Rue des Plantes''}}）
* [[ブリュヌ大ディド通り]] （{{lang|fr|''BoulevardRue BruneDidot''}}）
* [[フロワドヴォデパール通り]] （{{lang|fr|''Rue Froidevauxdu Départ''}}）
** 文字通り"出発通り"。モンパルナス駅前広場からモンパルナス駅東側を南北に縫うように走る通り。[[15区 (パリ)|15区]]側駅西側は同様にアリヴェ通りが通るが、文字通り"到着通り"。
* [[ペール＝コランタン通り]] （{{lang|fr|''Rue du Père-Corentin''}}）
* [[ヴェドランブルサンジェトリクス通り]] （{{lang|fr|''Rue VercingétorixDelambre''}}）
** 東西に走るモンパルナス大通りと南北に走るラスパイユ大通りとの交差点付近が起点の通り。14区内を南西に走り、モンパルナス駅前から南東に伸びるオデッサ通り、モンパルナス"大通り"を起点に南北に伸びるモンパルナス"通り"のこれら2通りとモンパルナス墓地北側で交差する。
* [[ポール＝ロワイヤル大通り]] （{{lang|fr|''Boulevard de Port-Royal''}}）
* [[メトンブ＝イソワーヌ大ル通り]] （{{lang|fr|''AvenueRue de dula MaineTombe-Issoire''}}）
* [[モンパピエールナス＝ド＝クーベルタン大通り]] （{{lang|fr|''BoulevardAvenue MontparnassePierre-de-Coubertin''}}）
* [[ラ・フォーブール＝サンテ＝ジャック通り]] （{{lang|fr|''Rue dedu la SantéFaubourg-Saint-Jacques''}}） - [[ラ・サンテ監獄]]に面した[[道路]]。
** [[コレージュ・ド・フランス]]や[[パリ大学|ソルボンヌ大学]]、[[リセ・ルイ・ル・グラン|ルイ・ル・グラン]]界隈のカルチエ・ラタンを南北に伸びるサン＝ジャック通りと、[[6区 (パリ)|6区]]と14区との境界線上を東西に走るポール＝ロワイヤル大通りとの交差地点を起点に、サン＝ジャック通りから名を変え引き続いて14区内を南北に伸びる通り。旧[[ポール・ロワイヤル修道院|パリのポール・ロワイヤル修道院]] ([[:fr:Abbaye de Port-Royal de Paris|fr]])と病院や産院、コシャン病院が界隈にある。
* [[ラスパイユ大通り]] （{{lang|fr|''Boulevard Raspail''}}）
* [[ブラールネ＝コティ大通り]] （{{lang|fr|''AvenueRue René-CotyBoulard''}}）
* [[レイモン＝ロスプラント通り]] （{{lang|fr|''Rue Raymond-Losseranddes Plantes''}}）
* [[レイユブリュヌ大通り]] （{{lang|fr|''AvenueBoulevard ReilleBrune''}}）
* [[フロワドヴォー通り]]（{{lang|fr|''Rue Froidevaux''}}）
** ダンフェール＝ロシュロー広場(カタコンブ・ド・パリ)からサン＝ジャック大通りに続く、14区内を東西に伸びる通り。
* [[ペール＝コランタン通り]]（{{lang|fr|''Rue du Père-Corentin''}}）
* [[ヴェルサンジェトリクス通り]]（{{lang|fr|''Rue Vercingétorix''}}）
* [[ポール＝ロワイヤル大通り]]（{{lang|fr|''Boulevard de Port-Royal''}}）
** 南北に走るオプセルヴァトワール大通りとの交差地点で、東西に走るモンパルナス大通りから名を変え引き継いで主に西側5区と13区との境界線上を同様に東西に走る。また、フォーブール＝サン＝ジャック通りとの交差地点界隈に旧[[ポール・ロワイヤル修道院|パリのポール・ロワイヤル修道院]] ([[:fr:Abbaye de Port-Royal de Paris|fr]])、病院と産院、コシャン病院がある。最寄りは[[RER (イル＝ド＝フランス)|RER]]のポール＝ロワイヤル駅。
* [[メーヌ大通り]]（{{lang|fr|''Avenue du Maine''}}）
** 15区に属するモンパルナス駅西側界隈から南東方向、14区内を右斜め下に走り、区内南側中央のヴィクトーレ＝エレーヌ＝バシュ広場 ([[:fr:Place Victor-et-Hélène-Basch|Place Victor-et-Hélène-Basch]]) で上記アレジア通り、ジャン＝ムーラン、ジェネラル＝ルクレール各大通りと交わる。
* [[モンパルナス大通り]]（{{lang|fr|''Boulevard du Montparnasse''}}）
** 14区と6区との境界線上を東西に走り、通り東側では[[リュクサンブール庭園]]南隣接グラン・エクスプロラトゥール庭園（[[マルコ・ポーロ]]＝[[ロベール＝カブリエ・ド・ラ・サール|カブリエ・ド・ラ・サール]]庭園）南側オプセルヴァトワール大通りとの交差点で、主に5区と13区との境界線を東西に走るポール＝ロワイヤル大通りに、反対に通り西側では、[[7区 (パリ)|7区]]内[[オテル・デ・ザンヴァリッド|アンヴァリッド]]へ向かうアンヴァリッド大通りにそれぞれ接続する。モンパルナス駅前から通り東側方向へ、特にラスパイユ大通り交差点[[メトロ]]の[[ヴァヴァン駅]]界隈パブロ＝ピカソ広場（旧ヴァヴァン交差点）にかけて、モンパルナス駅前のステーキレストランないし[[ブラッスリー]]Hippopotamus, ブラッスリーLa Ruche はじめ, ブラッスリーLa Coupole ([[ラ・クーポール]]), Café L'Atelier, ブラッスリーLe Select, ステーキレストランLe Relais De L'Entrecôte, レストランLa Rotonde, レストランLe Dôme, Bistrot([[ビストロ]]) du Dôme, ブラッスリーLa Closerie des Lilas ･･等が軒を連ねる。
* [[サンテ通り]]（{{lang|fr|''Rue de la Santé''}}）
** [[サンテ刑務所]]に面した道路。フォーブール＝サンジャック大通りの東側を並走する、13区との境界を南北に走る通り。区内南部を東西に走る上記アレジア通りとの交差点まで走る。通り北から順に、東西に走るアラゴ大通りと交差し、サンテ監獄、コシャン病院、東西に横切るサン＝ジャック大通りを越えると、通り周辺界隈に[[高等研究実習院]]があり、通り名の由来となったサンタンヌ中央病院・・がある。アレジア通りとの交差点の先を進むとモンスーリ公園がある。なお、サンテ刑務所では、1909年には40人の[[死刑囚]]が、1939年には殺人犯マックス・ブロックが、アラゴ大通りとの交差点界隈で[[ギロチン]]で[[公開処刑]]に処された<ref>[https://books.google.co.jp/books?id=1C89DwAAQBAJ&pg=PT21&lpg=PT21&dq=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%86%E5%88%91%E5%8B%99%E6%89%80+%E3%82%AE%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%B3&source=bl&ots=q4aa7tovd_&sig=diamcxwoSEbe1PclaCYdjgjpiFU&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwjX-tTC5ZPZAhXMoZQKHe5gDPoQ6AEwDXoECAsQAQ#v=onepage&q=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%86%E5%88%91%E5%8B%99%E6%89%80%20%E3%82%AE%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%B3&f=false ﹁図解 牢獄・脱獄﹂]︵牢獄研究会、新紀元社︶、﹁なしくずしの死﹂︵上下, [[ルイ＝フェルディナン・セリーヌ]]作, 高坂和彦訳, 国書刊行会﹁セリーヌの作品2, 3﹂, 1978年 ; 上下, 河出文庫, 2002年︶</ref>。同1939年に処刑は非公開になり、1972年に2人の死刑囚を最後にギロチンでの非公開処刑が執り行われた。[[世界の死刑制度の現状|1981年には死刑制度が廃止]]された<ref>P43 [https://books.google.co.jp/books?id=hbEpDwAAQBAJ&pg=PA42&lpg=PA42&dq=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%86%E5%88%91%E5%8B%99%E6%89%80+%E3%82%AE%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%B31972&source=bl&ots=fQ2-04kZkY&sig=qKJmlT0RsMuVdIU20Mfn_uxZ9vE&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwj-rL6K7pPZAhUDbbwKHYZoDpkQ6AEwCnoECAsQAQ#v=onepage&q=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%86%E5%88%91%E5%8B%99%E6%89%80%20%E3%82%AE%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%B31972&f=false ﹁パリ右眼左眼﹂]︵稲葉宏爾、ペンブックス︶</ref>。
<!--http://sumiremainte.jugem.jp/?eid=828 も参照--><!--同通りフランス語版、サンテ刑務所フランス語版 fr:Prison de la Santé を参照-->
* [[ラスパイユ大通り]]（{{lang|fr|''Boulevard Raspail''}}）
** バック通りやサンジェルマン大通りが接続する[[7区 (パリ)|7区]]内のルネ＝シャール広場から、[[ボン・マルシェ百貨店]]やホテル・ルテシア等があるセーヴル通りと交差しながら6区内を斜めに横切り、モンパルナス大通りとの旧ヴァヴァン交差点パブロ＝ピカソ広場界隈で14区内に入る。同交差点界隈は著名なレストランやブラッスリーが軒を連ねる。14区内をダンフェール＝ロシュロー広場(カタコンブ・ド・パリ)界隈までを走る通り。
* [[ルネ＝コティ大通り]]（{{lang|fr|''Avenue René-Coty''}}）
* [[レイモン＝ロスラン通り]]（{{lang|fr|''Rue Raymond-Losserand''}}）
* [[レイユ大通り]]（{{lang|fr|''Avenue Reille''}}）
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* [[○○通り]] （{{lang|fr|''''}}）
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* [[○○橋]] （{{lang|fr|''''}}）
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=== 広場・交差点 ===
パリの﹁[[広場]] ︵プラス、{{lang|fr|''Place''}}︶﹂は、しばしば2以上の[[道路]]が交差する場所に位置し、中心の﹁島﹂を道路が周回する[[ロータリー交差点|ロータリー]]状の[[交差点]]となっている場合が多い。中心の﹁島﹂部分は、[[オベリスク]]や[[緑地]]等に利用されている場合もあり、[[エトワール凱旋門|凱旋門]]がある[[シャルル・ド・ゴール広場]]は世界的に有名である。14区の広場や交差点には、次のようなものがある。
 
=== 広場・交差点 ===
* [[カタローニュ広場]] （{{lang|fr|''Place de Catalogne''}}）
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* [[コリュシュ広場]] （{{lang|fr|''Place Coluche''}}） - [[13区 (パリ)|13区]]と14区の境界に位置している。
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* [[サン＝ジャック広場]] （{{lang|fr|''Place Saint-Jacques''}}）
File:P1030282 Paris XIV place de Catalogne rwk.JPG|[[カタルーニャ州|カタローニュ]]広場
* [[1940年6月18日広場]] （プラス・デュ・ディジュイ＝ジュアン＝ミル・ヌフサン・キャラント、{{lang|fr|''Place du 18-Juin-1940''}}）
File:Place Victor Et Héléne Basch @ Paris (30921609656).jpg|ヴィクトーレ＝エレーヌ＝バシュ広場とアレジア通り
** [[6区 (パリ)|6区]]、14区、[[15区 (パリ)|15区]]の境界に位置している。[[モンパルナス駅]]に近い。
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* [[ダンフェール＝ロシュロー広場]] （{{lang|fr|''Place Denfert-Rochereau''}}） - 中央には[[ベルフォールのライオン]]の複製が置かれている。
パリの﹁[[広場]]︵プラス、{{lang|fr|''Place''}}︶﹂は、しばしば2以上の[[道路]]が交差する場所に位置し、中心の﹁島﹂を道路が周回する[[ロータリー交差点|ロータリー]]状の[[交差点]]となっている場合が多い。中心の﹁島﹂部分は、[[オベリスク]]や[[緑地]]等に利用されている場合もあり、[[エトワール凱旋門]]がある[[シャルル・ド・ゴール広場]]は世界的に有名である。14区の広場や交差点には、次のようなものがある。
* [[ヴィクトル＝エ＝エレーヌ＝バッシュ広場]] （{{lang|fr|''Place Victor-et-Hélène-Basch''}}）
* [[カタローニュ広場]]（{{lang|fr|''Place de Catalogne''}}）
** [[モンパルナス駅]]南東側至近にある。
* [[コリュシュ広場]]（{{lang|fr|''Place Coluche''}}）
** [[13区 (パリ)|13区]]と14区の境界に位置している。
* [[サン＝ジャック広場]]（{{lang|fr|''Place Saint-Jacques''}}）
* [[1940年6月18日広場]]（プラス・デュ・ディジュイ＝ジュアン＝ミル・ヌフサン・キャラント、{{lang|fr|''Place du 18-Juin-1940''}}）
** [[6区 (パリ)|6区]]、14区、[[15区 (パリ)|15区]]の境界に位置する、モンパルナス駅前広場。
* [[ダンフェール＝ロシュロー広場]]（{{lang|fr|''Place Denfert-Rochereau''}}）
** 14区内のほぼ中央に位置する。中央には﹁[[ベルフォール]]のライオン﹂の複製が置かれている。[[カタコンブ・ド・パリ]]が背後にある。
* [[ヴィクトル＝エ＝エレーヌ＝バッシュ広場]]（ヴィクトーレ＝エレーヌ＝バシュ広場, {{lang|fr|''Place Victor-et-Hélène-Basch''}}）
** 区内南側中央に位置する。
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* [[○○広場]] （{{lang|fr|''''}}）
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=== 港湾 ===
=== その他 ===
-->
 
== 著名な出身者 ==
=== 政治 ===
* {{仮リンク|クララ・ゲマール|fr|Clara Gaymard}}︵[[フランス国立行政学院|ENA]]出身の[[官僚|高級官僚]]、実業家。元{{仮リンク|対フランス投資庁|fr|Agence française pour les investissements internationaux}}長官、[[ゼネラル・エレクトリック|GEインターナショナル]]副社長 (2009年-) 、[[エルヴェ・ゲマール]]の妻︶
<!--
* [[人物名]] （元首相、政治家）
**
-->
=== 財界 ===
* [[ティエリー・ブルトン]]（実業家、政治家。[[アトス (企業)|アトス]]会長、[[Orange (通信会社)|ORANGE]]会長、元[[経済・財務省|経済・財務・産業大臣]](2005-07年)）
 
=== 学者 ===
* [[クリスティーヌ・デルフィ]]（社会学者、[[フェミニズム]]活動家） - 出生<!--当人日仏版参照-->
<!--
=== 文化 ===
-->
=== 芸能 ===
* {{仮リンク|ダニー・サヴァル|fr|Dany Saval}}（女優）<!--当人のフランス語版より-->
=== スポーツ ===
* [[フランソワーズ・アルディ]]（歌手） - 出生。育ちはパリ9区界隈
* [[ルノー (歌手)|ルノー]]（歌手、[[シンガーソングライター]]、俳優） - 出生
* [[コリューシュ]]（俳優、[[喜劇俳優]]）
* [[アブダル・マリック]]（[[コンゴ]]系の[[ラッパー]]、作家）
<!--=== スポーツ ===
=== その他 ===
-->
 
== 著名な居住者 ==
[[File:Modigliani, Picasso and André Salmon.jpg|thumb|230px|right|1916年、ブラッスリー「[[ラ・ロトンド]]」前（行政上はモンパルナス大通り[[6区 (パリ)|6区]]側）の、[[アメデオ・モディリアーニ|モディリアーニ]]、[[パブロ・ピカソ|ピカソ]]、[[アンドレ・サルモン]]。[[ジャン・コクトー]]撮影]]
<!--
[[File:Paesaggio nabi paul ranson.jpg|thumb|230px|right|Nabis Landscape 1890年 [[ポール・ランソン]]作。ランソンは[[ポスト印象派]], [[ナビ派]]の画家。モンパルナス大通り25番地(厳密には通り6区側)に居住]]
=== 政治 ===
* {{仮リンク|フィリップ・ベルテロ|fr|Philippe Berthelot}}︵高級官僚、外交官︶ - モンパルナス大通り126番地に居住。[[ロカルノ条約]]、[[ケロッグ・ブリアン協定]]の交渉実務者。のち[[外務省 (フランス)|外務]][[次官]]
* [[人物名]] （政治家）
* [[レオン・ブルム]]（[[フランス人民戦線]]期の[[フランスの首相|首相]]） - モンパルナス大通り126番地や[[サン＝ルイ島]]等に居住
<!--* [[人物名]] （政治家）
**
* [[人物名]] (、名誉区民)
=== 財界 ===
-->
 
=== 学者 ===
* {{仮リンク|ロベール・フォーティエ|fr|Robert Fawtier}}︵歴史学者︶ - ラスパイユ大通り ([[:fr:Boulevard Raspail|Boulevard Raspail]]) 270番地に居住。[[高等研究実習院]]出身<!--当通りフランス語版より-->
* [[河上肇]] （経済学者）
** [[1914年]]、パリでの下宿先を探していた河上肇は、同時期のパリに下宿していた[[島崎藤村]]の世話で、グランド・オテル・ド・ポール＝ロワイヤル ︵[[(ポール＝ロワイヤル大通り]], ︵{{lang|fr|''Boulevard de Port-Royal''}}︶ 117番地︶) に滞在した。道路を挟んだ反対側には島崎藤村の滞在先、同大通り86番地︵[[5区 (パリ)|5区]]︶があり、河上肇の部屋からはその部屋の明かりが確認できたという <ref>[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] ﹃パリ・日本人の心象地図 1867-1945﹄、 [[藤原書店]]、2004年、pp.293, 305.</ref>。<ref>[[稲葉宏爾]] ﹃[https://books.google.co.jp/books?id=NcDMAgAAQBAJ&pg=PA129&lpg=PA129&dq=%E5%B3%B6%E5%B4%8E%E8%97%A4%E6%9D%91+%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%3D%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB%E5%A4%A7%E9%80%9A%E3%82%8A&source=bl&ots=ylSxz4OTb4&sig=tuEr_K3kgPWIQmpDIFcO9kmkNjc&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwie69qa_IrYAhVDpJQKHQPQD9sQ6AEwAHoECAcQAQ#v=onepage&q=%E5%B3%B6%E5%B4%8E%E8%97%A4%E6%9D%91%20%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%3D%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB%E5%A4%A7%E9%80%9A%E3%82%8A&f=false 改訂版　ガイドブックにないパリ案内]﹄2012年、p.129</ref>。
 
=== 文化 ===
{{See|モンパルナス#芸術家たちのモンパルナス}}
{{See also|6区 (パリ)#著名な居住者|15区 (パリ)#著名な居住者}}
* {{仮リンク|シャルル・マルヴィル|fr|Charles Marville|en|Charles Marville}}︵写真家︶ - 19世紀半ば頃からの[[パリ改造]]前のパリを多く撮影した写真家。パリ生まれ、パリ14区内で死去。
* [[アンリ・ルソー]] （画家） - [[モンパルナス]]界隈の14区側、メーヌ大通り ([[:fr:Avenue du Maine|Avenue du Maine]]) 44番地に居住<!--当通りフランス語版より-->
* [[アンリ・ブシャール]]（彫刻家） - モンパルナス界隈でアシスタントや創作に励んだ。晩年[[オートゥイユ]]界隈で過ごしたアトリエが当人の美術館になっている<!--当人フランス語版参照-->。
* [[ジョゼフ・ケッセル]]（小説家、ジャーナリスト） - "[[ブールヴァール・デ・マレショー]]"のブリュヌ大通り ([[:fr:Boulevard Brune|Boulevard Brune]]) 89番地建物の6階（日本で言う7階）に居住<ref>{{cite web2|title=La mémoire des lieux. Bd Brune|url=http://www.parisrevolutionnaire.com/spip.php?article907|website=www.parisrevolutionnaire.com parisrevolutionnaire.com|date=2011-08-14|access-date=2016-06-12|publication-date=}}、<br />{{cite web2|title=Parce que c'était lui. Les amitiés littéraires |url=https://books.google.com/books/about/Parce_que_c_%C3%A9tait_lui_LEs_amiti%C3%A9s_litt.html?hl=fr&id=WO_TCgAAQBAJ |website=books.google.fr |access-date=2016-06-12|publication-date=}}.</ref>。
 
; モンパルナス大通り ([[:fr:Boulevard du Montparnasse|Boulevard du Montparnasse]]) 居住者<!--当通りフランス語版参照。-->
 
* [[アンリ・マティス]]（画家） - 132番地に1927年に居住
* [[エミール・ゾラ]]（作家、[[自然主義文学]]創始者） - 142番地に1865年に居住
* [[ロマン・ロラン]]（作家、[[ノーベル文学賞]]） - 1901年に離婚後、162番地に居住。
 
; カンパーニュ・プルミエール通り ([[:fr:Rue Campagne-Première|Rue Campagne-Première]]) 居住者<!--当通りフランス語版参照。当フランス語版にも出典が付いてない記載も多いのですか、発展性をも考慮して記載しておきます。-->
 
* [[フランソワ・ポンポン]]（彫刻家） - 3番地に、1877-1933年に亡くなるまで居住
* [[アメデオ・モディリアーニ]]（画家） - 3番地居住
* [[ルイ・アラゴン]]と[[エルザ・トリオレ]]（作家夫妻） - 5番地に1929-1935年の間に居住。トリオレは1929年に29番地の[[オテル]]・イストリア (l'hôtel Istria) にも居住
* [[ニコラ・ド・スタール]]（画家） - 13bis番地に、モンパルナス大通りに移る前に居住
* [[イヴ・クライン]]（画家） - 14番地に居住
* [[ウジェーヌ・アジェ]]（写真家） - 17bis-1番地に、1898年から1927年に亡くなるまで居住
* [[マルセル・デュシャン]]（画家、[[エコール・ド・パリ]]） - 29番地のオテル・イストリア (l'hôtel Istria) に居住
* [[モイズ・キスリング]]（画家、エコール・ド・パリ） - 同29番地居住
* [[フランシス・ピカビア]]（画家・美術家） - 同29番地居住。[[2区 (パリ)|パリ2区]]生まれ
* [[アリス・プラン]]（歌手・モデル・画家、"Kiki de Montparnasse"） - 同29番地居住
* [[ライナー・マリア・リルケ]]（[[オーストリア|墺]]の詩人） - 同29番地や9番地居住。1902年にパリで最初に居住滞在したのは5区[[カルチェ・ラタン]]のソルボンヌ界隈。下記[[クララ・ヴェストホフ]]は妻。
* [[トリスタン・ツァラ]]（[[ルーマニア]]出身の詩人、[[ダダイスム]]創始者）- 同29番地居住
* [[エリック・サティ]]（作曲家）- 同29番地居住
* [[ウラジーミル・マヤコフスキー]]（[[ジョージア (国)|ジョージア]]の詩人）- 同29番地居住
* {{仮リンク|オットー・フォン・ベッチェン|de|Otto von Wätjen}}（ドイツ貴族・男爵、画家） - 1912-1914年の間、女流画家[[マリー・ローランサン]]と結婚前後に31番地居住
* [[シャイム・スーティン]]（画家、[[エコール・ド・パリ]]） - 31番地居住
* [[マン・レイ]]（米写真家、彫刻家、画家、ダダイスム、[[シュールレアリスム]]） - 1921年、[[ル・アーブル]]経由でパリ・モンパルナスにやってきて29番地のオテル・イストリア (l'hôtel Istria) に居住。その後も[[ニューヨーク|NY]]とパリを往復。1951年にパリに戻り、[[:fr:Immeuble, 31-31bis rue Campagne-Première|31番地bis]]に居住。墓所は[[モンパルナス墓地]]<!--フランス語版記述から、
=== Retour à Paris ===
En 1951, il revient à Paris, et habita par la suite à l'hôtel Istria, au 31 bis, rue Campagne-Première--><ref>Collectif, ''Étrangers célèbres et anonymes du 14e arrondissement'', Mairie du 14e, octobre 2011, p.8.</ref>。
* [[セザール・バルダッチーニ]]（通称・セザール。[[現代美術家]]、[[彫刻家]]、[[セザール賞]]） - 同31番地bisの建物にアトリエを置いた。<!--同通りフランス語版、fr:Immeuble, 31-31bis rue Campagne-Première 参照。-->
 
; ラスパイユ大通り ([[:fr:Boulevard Raspail|Boulevard Raspail]]) 居住者 <!--当通りフランス語版参照。当フランス語版にも出典が付いてない記載も多いのですか、、発展性をも考慮して記載しておきます。-->
 
* [[パウラ・モーダーゾーン＝ベッカー]] - 1900年から203番地居住
* [[クララ・ヴェストホフ]]（彫刻家） - 上記[[ライナー・マリア・リルケ]]は夫。203番地居住
* [[板東敏雄]]︵画家、エコール・ド・パリ︶ - 1924年頃に207番地に居住。その後、[[16区 (パリ)|16区]]パッシー界隈ニコロ通り ([[:fr:Rue Nicolo|Rue Nicolo]]) 13番地に1940年から亡くなる1973年頃まで居住<!--ラスパイユ大通りフランス語版、及び出典付いてない当ニコロ通りフランス語版より-->。[[徳島県]]出身
* [[ヘレナ・ルビンスタイン]]（実業家、ビューティーサロン） - 216番地に、アーティスト用の複数のアトリエから映画館までの「ステュディオ・ラスパイユ」建造し、同建物にも居住。また、同建物の番地は、[[アメデオ・モディリアーニ]]がかつて居住した場所
* {{仮リンク|フランシス・トゥルビル|fr|Francis Turbil}}（建築家、デコレーター、デザイナー） アトリエ事務所が[[5区 (パリ)|5区]]ソメラール通り ([[:fr:Rue Du Sommerard|rue Du Sommerard]] )21番地に移転前、ラスパイユ大通り230番地にあった。
* [[パブロ・ピカソ]]（画家） - 1912年に242番地に居住
 
; その他、著名な日本の文化人など
* [[佐伯祐三]] （画家）
** [[1927年]]10月から翌年4月末にかけて、[[モンパルナス大通り]] ︵{{lang|fr|''Boulevard Montparnasse''}}︶ 162︶162番地の[[アトリエ]]に住んだ。パリの街角に立ち、精力的に創作活動を続けていたが、[[1928年]]3月、雨中での製作で体調を崩した。4月末、同じ区内のヴァンヴ通り ︵{{lang|fr|''Rue de Vanves''}} 、現在の[[レイモン＝ロスラン通り]] ︵{{lang|fr|''Rue Raymond-Losserand''}}︶︶5︶︶5番地に引っ越したが、[[結核]]が悪化、。精神状態も悪くなって入院し、[[8月16日]]、30歳の若さで死去した <ref>[[朝日晃]]・[[野辺山暁治]] ﹃とんぼの本 佐伯祐三のパリ﹄、 [[新潮社]]、 1998年、p.93.</ref><ref>[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] ﹃パリ・日本人の心象地図 1867-1945﹄、 [[藤原書店]]、 2004年、pp.302-303.</ref>。
* [[高村光太郎]] （彫刻家、評論家、詩人）
** [[1908年]]6月11日、パリに到着。[[畑正吉]]の下宿に身を寄せたのち、[[カンパーニュ＝プルミエール通り]] ︵{{lang|fr|''Rue Campagne-Première''}}︶17︶17番地のアトリエに住んだ。アトリエでは、主に泥による胸像の製作に取り組んでいる。翌年帰国 <ref>[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] ﹃パリ・日本人の心象地図 1867-1945﹄、[[藤原書店]]、 2004年、pp.306-307.</ref>。
* [[林芙美子]] （小説家）
** 林芙美子の滞在場所は3ヶ所あるが、いずれも[[ダンフェール＝ロシュロー広場]]の近くである。[[1931年]]11月23日から翌年1月23日までは[[ブーラール通り]] ︵{{lang|fr|''Rue Boulard''}}︶10︶10番地のオテル・デュ・リオン・ベルフォール ︵{{lang|fr|''Hôtel du Lion Belfort''}} ︶に宿泊し、[[ロンドン]]での滞在を経た後、2月22日から4月5日まではダンフェール＝ロシュロー広場28番地のオテル・フロリドル ︵{{lang|fr|''Hôtel Floridor''}} ︶の5階に宿を取り、翌日から5月12日までは[[ダゲール通り]] ︵{{lang|fr|''Rue Daguerre''}}︶22︶22番地の[[アパルトマン]]︵現在のオテル・ル・リオンソー ︵{{lang|fr|''Hôtel le Lionceau''}} ︶︶の2階で生活し、5月12日の夜、日本へ発った <ref>[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] ﹃パリ・日本人の心象地図 1867-1945﹄、[[藤原書店]]、 2004年、pp.310-311.</ref>。
* [[藤田嗣治]] （画家、彫刻家）
** [[1917年]]まで、カンパーニュ＝プルミエール通り9番地に居住し、同23番地にアトリエがあり<!--当通りフランス語版より。出典付いてないですが、一応記載しておきます。-->、1917年から[[1924年]]まで、藤田嗣治が画家としての名声を確立した時期に住んでいたのが、[[ドランブル通り]] ︵{{lang|fr|''Rue Delambre''}}︶5︶5番地のアパートである。2度目の妻であるフェルナンド・バレーと共に過ごした場所でもあった <ref>[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] ﹃パリ・日本人の心象地図 1867-1945﹄、[[藤原書店]]、 2004年、pp.312-313.</ref>。フランスで最も知られる日本人の一人。
* [[横光利一]] （小説家、俳人）
** ﹃[[東京日日新聞]]﹄、﹃[[大阪毎日新聞]]﹄の特派員として[[1936年ベルリン・オリンピック]]の取材に向かう途中、[[1936年]]3月28日から7月23日まで、[[ラスパイユ大通り]] ︵{{lang|fr|''Boulevard Raspail''}}︶ 259︶259番地のセレクト・ラスパイユ・ホオテル ︵{{lang|fr|''Select Raspail Hotel''}} ︶に滞在した <ref>[[和田博文]]・[[真銅正宏]]・[[竹松良明]]・[[宮内淳子]]・[[和田桂子]] ﹃パリ・日本人の心象地図 1867-1945﹄、[[藤原書店]]、2004年、p.318.</ref>。
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=== 芸能 ===
=== スポーツ ===
=== その他 ===
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== ゆかりの人物 ==
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=== 政治 ===
* [[人物名]] （政治家）
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=== 学者 ===
=== 文化 ===
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=== 芸能 ===
*[[ピエール・バルー]]（音楽家、俳優） - 14区内で死去。
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=== スポーツ ===
=== その他 ===
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== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}
 
 
<div class= "references-small">{{reflist|2}}</div>
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book|editor=[[ミシュラン|MICHELIN]]編、﹃{{lang|fr |''title=Plan Atlas 56 – Paris du Nord au Sud – ''}}﹄、ISBN|publisher=MICHELIN |language=fr |year=2007 |ISBN=978-2-06-710591-1、MICHELIN、2007年 }}︵仏語。パリ市内の詳細地図。︶
 
== 関連項目 ==
* [[パリ]]
* [[パリの行政区]]
 
== 外部リンク ==
{{commonscatCommonscat|Paris XIVe14e arrondissement|パリ・14区}}
* [httphttps://www.paris.fr/portail/accueil/Portal.lut?page_id=1 パリ市役所公式サイト] (仏語・英語・スペイン語){{fr icon}} {{en icon}} {{es icon}}
* [httphttps://www.mairie14.paris.fr/mairie14/jsp/site/Portal.jsp パリ・第14区役所公式サイト] (仏語){{fr icon}}
 
{{Geographic Location
|Centre = パリ14区
|North = [[パリ6区]]
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{{France-stub}}
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[[Category:パリの行政区| 14]]
[[Category:パリ14区|*]]
 
[[ca:14è arrondissement de París]]
[[de:14. Arrondissement (Paris)]]
[[en:14th arrondissement of Paris]]
[[eo:14-a arondismento de Parizo]]
[[es:XIV Distrito de París]]
[[fi:14. arrondissementti (Pariisi)]]
[[fr:14e arrondissement de Paris]]
[[he:הרובע הארבעה-עשר של פריז]]
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[[pl:14. dzielnica Paryża]]
[[ru:XIV округ Парижа]]
[[sk:14. obvod (Paríž)]]
[[sv:14:e arrondissementet]]
[[vi:Quận 14, Paris]]
[[zh:巴黎十四区]]
[[zh-min-nan:Pa-lí 14 khu]]
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