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| 車両定員 =
| 自重 =
| 編成重量 = 264.3 t<
| 全長 = 21,700 mm (20,500 mm)
| 全幅 = 2,850 mm
| 全高 = 3,580 mm
| 車体材質 = [[ステンレス鋼|ステンレス]]
| 台車 =
| 主電動機 = [[かご形三相誘導電動機]]
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| 駆動方式 = [[TD平行カルダン駆動方式|TD継手式中実軸平行カルダン駆動方式]]
| 歯車比 =
| 編成出力 = 190 kW×12= 2,280 kW<
| 制御方式 = [[ゲートターンオフサイリスタ|GTO]][[半導体素子|素子]][[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]<ref Group="#" name="883-0"/><br/>[[絶縁ゲートバイポーラトランジスタ|IGBT]]素子VVVFインバータ制御<ref Group="#" name="883-1000"/>
| 制御装置 = [[東芝]]製PC401K<ref name="henseihyo17" />
| 制動装置 = [[発電ブレーキ]]、[[電気指令式ブレーキ]]
| 保安装置 = [[自動列車停止装置#ATS-S改良形
| 備考 = {{reflist|group="#"}}<br/>上記出典『鉄道ファン』第403号、p.103
| 備考全幅 = {{ブルーリボン賞 (鉄道)|39|1996}}
}}
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== 概要 ==
日豊本線系統の特急の輸送改善と速達化を目的として製造された{{sfn|﹃鉄道ファン﹄|1994|p=98}}<ref name="tomonokai">{{Cite web JR九州初の[[車体傾斜式車両|振り子式車両]]であり{{sfn|﹃鉄道ファン﹄|1994|p=98}}、'''営業用交流電車としても日本初'''<ref group="注">交流区間を走ることのできる振り子式車両は[[試験車]]の[[国鉄591系電車|591系]]が存在したが、その後に登場した営業用の振り子式車両は883系の登場までいずれも直流電車もしくは気動車であった。</ref>の振り子式車両である<ref name="tomonokai" />。 53行目:
車両の愛称については、初めに当時の鉄道本部長から大分県の県鳥である﹁[[メジロ|めじろ]]﹂を提案されたが、高速列車のイメージに合わないなどの理由で社内から反対意見が挙がり、代案として﹁ソニック﹂が提案された{{sfn|﹃幸福な食堂車﹄|2012|p=180}}。英語で﹁音速の﹂という意味をもつ﹁ソニック﹂は、車両デザインや列車の方向性とも合致する事から、水戸岡も了承し﹁ソニック﹂に決定した{{sfn|﹃幸福な食堂車﹄|2012|p=180}}。 形式名については789系、881系を飛ばして883系となった<ref name="railf974">{{Cite journal|和書|month=4|year=1997|journal=鉄道ファン|issue= 1995年10月1日に[[グッドデザイン賞|グッドデザイン商品]]に選定され<ref>{{Cite news |title=Gマークに5車種、2施設 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1995-10-16 |page=3 }}</ref>、[[1996年]]︵平成8年︶5月31日に[[ブルーリボン賞 (鉄道)|ブルーリボン賞]]を<ref name="tomonokai" />、6月21日には[[ブルネル賞]]長距離部門で大賞を受賞した<ref name="railf971">{{Cite journal |和書 |title=振子車両グラフィック |year=1997 |month=1 |publisher=交友社 |journal=鉄道ファン |issue=429}}</ref>。 == 開発の経緯 ==
当時、導入線区となる日豊本線を含む東九州地区の交通体系は高速化が遅れていた{{sfn|﹃鉄道ジャーナル﹄|1994|p=80}}。この頃、[[大分自動車道]]が全線開通間近であった事もあり、鉄道整備基金の認定を受け、[[高速化 (鉄道)|高速化]]事業の一環として日豊本線の小倉 - 大分間の線路設備強化と共に新製車両を導入する事となった{{sfn|﹃鉄道ジャーナル﹄|1994|p=80}}。[[JR九州787系電車|787系]]﹁つばめ﹂プロジェクトの成功を受け、車両[[インダストリアルデザイン 当時の社長である石井幸孝は、新製車両に対して2つの面を欲していた{{sfn|﹃幸福な食堂車﹄|2012|p=179}}。ひとつは、スピードアップである{{sfn|﹃幸福な食堂車﹄|2012|p=180}}。ライバルとなる[[自動車 しかし、当時の日豊本線の特急は乗客が少なく、夕方になれば当時充当されていた[[国鉄485系電車|485系]]の車内は酒瓶やさきイカが散乱しているという有り様であったため{{sfn|﹃﹁正しい﹂鉄道デザイン﹄|2009|p=71}}、日豊本線に対して投げやりな社員もおり{{sfn|﹃幸福な食堂車﹄|2012|p=181}}、[[メンテナンス]]も == 車両概説 ==
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奇数号車には[[列車便所|トイレ]]が設置されている{{sfn|﹃鉄道ファン﹄|1994|p=101}}。787系同様、真空式の洋式トイレが採用された{{sfn|﹃鉄道ファン﹄|1994|p=100}}。1号車にあるトイレは[[バリアフリー]]対応でスペースが広くとられている{{sfn|﹃鉄道ファン﹄|1994|p=102}}。3号車に設置のトイレは男女別に個室が分かれているが、洗面所は兼用となっている{{sfn|﹃鉄道ファン﹄|1994|p=101}}。3次車からは入口に点字表記が追加され、個室内に非常用連絡装置も設置された<ref name="journal96">{{Cite journal|和書|month=5|year=1996|title=﹁sonic﹂883増備で﹁ソニックファミリー﹂誕生|journal=鉄道ジャーナル|issue=355|page=87|publisher=鉄道ジャーナル社}}</ref>。 接客サービスとしてソニックレディによるグリーン車サービスと車内販売が行われる{{sfn|﹃鉄道ジャーナル﹄|1995-9|p=32}}。BGM装置を搭載し、コモンスペース・グリーン室・トイレではBGMが流れる{{sfn|﹃鉄道ファン﹄|1994|p=82}}。なお、グリーン車サービスと車内販売は2015年3月13日で終了しており、その代わりとしてコールド飲料の自動販売機が6号車のデッキに設置された<ref>{{Cite web ==== 普通車 ====
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| 備考 = 出典『鉄道ファン』第570号「883系1000番台」
}}
4次車に当たる第6編成から第8編成は当初5両編成で製造されたが、2000年代に入ると特急定期券﹁エクセルパス﹂の利用者を中心に朝晩の需要が増加し、着席できない場面が生じていた他、両数が他の編成とは異なっていたため運用上の制約が存在した<ref name="journal08">{{Cite journal |和書 |title=JR九州︿ソニック﹀用に883系1000番台が登場 |year=2008 |month=10 |publisher=鉄道ジャーナル社 |journal=鉄道ジャーナル |issue=504 |pages=104 - 105}}</ref>。これらを解消するため、2008年7月に4次車の7連化が行われ、電動車のモハ883形1000番台と付随車のサハ883形1000番台が登場した<ref name="railf0702" /><ref name="journal08" />。これに伴いAO-6 - 8編成の車番が改番された<ref name="railf0718">{{Cite web モハ883形1000番台・サハ883形1000番台の両車両は、[[JR九州885系電車|885系]]中間車と同様の[[A-train (日立製作所)|A-trainシステム]]による[[アルミ合金]]製車体となった<ref name="journal08" />。これは、製作を担当した日立製作所がアルミ製車両の生産に特化し、[[日立製作所笠戸事業所|笠戸工場]]がアルミ製車両の製作を前提としたラインに整えられていたためである<ref name="journal08" />。そのため、既存車と同様のステンレス製とはならず<ref name="journal08" />、既存の883系とは外観の差異が一目で判別できる<ref name="railf08">{{Cite journal |和書 |title=JR九州883系1000番台 |year=2008 |month=10 |publisher=交友社 |journal=鉄道ファン |issue=570}} 走行機器類や台車は既存の885系と同一であるが、車両のソフトウェアのデータを883系に合わせたため、883系1000番台に区分された<ref name="journal08" />。1000番台は883系で初めて中間電動車︵モハ︶にパンタグラフが取り付けられている<ref name="railf08" />。行先表示器も885系と同じLED式である。 256行目:
; パンタグラフ換装
: 2000年3月6日に当時[[小倉総合車両センター|小倉工場]]にてAO-2編成のうち、6号車︵サハ883-2︶が落成時より搭載していた下枠交差式パンタグラフ PS401K からシングルアーム式パンタグラフ PS401KA に換装された<ref name="henseihyo172">{{Cite book|和書|title=JR電車編成表2017冬|page=224-225|publisher=交通新聞社|year=2016|month=11|isbn=978-4-330-73716-4}}</ref>。その他の車両は同年[[3月14日]]より順次大分車両センターにて取替作業が行なわれた<ref name="henseihyo172" />。各車両毎に行われたため、AO-2 ; 排障器改良
: 2000年︵平成12年︶12月から[[2002年]]︵平成14年︶8月にかけて、[[踏切障害事故|踏切衝突事故]]対策として各編成の検査入場時に順次前面[[排障器]]︵スカート︶下部に[[バンパー]]が装着された。ただし、AO-8編成に関しては、2002年︵平成14年︶5月の[[ゴールデンウィーク|大型連休]]直後の検査入場の際には、[[2002 FIFAワールドカップ]]観客輸送に伴う輸送力増強で十分な日数を確保できなかったため、[[2003年]]︵平成15年︶1月に臨時入場した際に装着された。 278行目:
: 黒点柄の入った赤・緑・青の特徴的だった座席の表地やヘッドレストは単色化された<ref name="railf052" />{{sfn|﹃鉄道ジャーナル﹄|2006|p=47}}。各号車ごと、客室前後でカラーリングが異なる<ref name="journal0862">{{Cite journal|和書|month=6|year=2008|journal=鉄道ジャーナル|issue=500|pages=60-61|publisher=鉄道ジャーナル社}}</ref>{{sfn|﹃鉄道ジャーナル﹄|2006|p=47}}。椅子のフレームはスーパーホワイトに塗装された{{sfn|﹃鉄道ジャーナル﹄|2006|p=47}}。また、ヘッドレスト背面にチケットホルダーが設置された。リニューアル前の座席は[[九州鉄道記念館]]にて展示されている<ref name="php2">{{Cite book|和書|title=JR九州のひみつ|pages=124 -125|publisher=PHP研究所|year=2015|month=10|isbn=978-4-569-81493-3}}</ref>。 : グリーン室内はカーペットや座席表地がブラウン系統の色のものに張り替えられ、ロールカーテンは﹁トロピカルストライプ﹂の柄に取り替えられた<ref name="pictorial2" />。壁面や天井、座席のフレームは普通室内と同様に仕上げられている<ref name="pictorial2" />{{sfn|﹃鉄道ジャーナル﹄|2006|p=51}}。グリーン室・普通室共に1号車全席にはパソコン用の[[配線用差込接続器|コンセント]]が各席横の窓下の壁面に一口設置された<ref name="railf052" />。1号車の大型トイレの扉はリニューアル前は折戸であったが、車椅子の乗客が1人でも容易に使用できるよう引戸に変更され、開口部も拡大された<ref name="pictorial2" />。 : デッキやグリーン室内のパノラマキャビンはリニューアル後もリニューアル前のまま存置されているが<ref name="pictorial2" /><ref name="railf052" />、禁煙化を見据えフリースペースが新設された<ref name="pictorial2" />。フリースペースには車内が禁煙化された際に喫煙室にもなるよう自動ドアと強制排気装置が設置された<ref name="pictorial2" />。なお、車内は2007年3月18日より全面禁煙となっている<ref>{{ : その他にもドアチャイムの設置やコモンスペースへのガラス仕切設置が行われた。
<gallery>
286行目:
ファイル:JR kyushu type883 kuroha882 20080720.jpg|パネルを外した前面
ファイル:JR Kyushu 883-inside.JPG|客室内
ファイル:JRK883Siries GREENCAR
ファイル:JRK883Siries GREENCAR SEAT.JPG|グリーン車のシート
ファイル:JRK Siries883 GREENCAR 1A-1C Footrest.JPG|リニューアル後のグリーン車1C・1D席。
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最初にリニューアルを受けたAO-8編成のみ一部にステンレス切抜文字が使用されていたが、その後の要部検査で他編成と同様の銀色テープに変更された。クロハ882-6では、リニューアル施工時に前照灯が[[ディスチャージヘッドランプ|HID]]方式へ変更されたが、その後従来車と同様の[[シールドビーム]]に戻されている。また、AO-6編成の出場以降、全編成に設置されていたフェンダーミラーは順次撤去された。 <!--
; 前照灯の交換
: 2018年2月頃よりAO-5編成から順次前照灯をハロゲンからLEDライトへ交換された。2019年までに他の編成全てがシールドビームからLEDライトへ交換された。現在全編成LEDライトへ交換済
; フットレスト及びインアームテーブルの撤去
: 2021年より順次、普通車客室内の座席のフットレスト及びインアームテーブルが撤去された。現在全編成撤去済
-->
== 運用の変遷 ==
305 ⟶ 312行目:
[[1995年]]︵平成7年︶[[4月20日]]より[[特別急行列車|特急]]﹁[[ソニック (列車)|ソニックにちりん]]﹂として正式に営業運転が開始され{{sfn|﹃鉄道ファン﹄|1997|p=55}}、当初は博多 - 大分間で4往復の運用に就いた{{sfn|﹃鉄道ジャーナル﹄|1995-9|p=28}}。[[1996年]]︵平成8年︶[[2月7日]]にAO-4編成、[[2月21日]]にAO-5編成の4次車7両編成2本が大分電車区に配属され、同年3月16日のダイヤ改正より3次車も運用に加わり同区間での運用が9往復に拡大された<ref name="railf">{{Cite journal|和書|month=5|year=1996|title=JR九州883系3次車|journal=鉄道ファン|issue=421|page=82|publisher=交友社}}</ref>。<!--同年にブルーリボン賞を受賞したことで、[[8月3日]]に博多駅で授賞式が行われた。形式称号にちなんでこの日とされた。-->[[1997年]]︵平成9年︶2月には4次車︵AO-6 - 8編成︶5両編成3本が落成し、2月7日から[[2月15日]]にかけて大分電車区に配属された<ref name="henseihyo17" />。同年[[3月22日]]のダイヤ改正で列車名が﹁ソニックにちりん﹂から﹁ソニック﹂に改称され{{sfn|﹃鉄道ファン﹄|1997|p=61}}、同列車16往復中15往復の運用に充当される<ref>{{Cite journal |和書 |year=1997 |month=5 |publisher=鉄道ジャーナル社 |journal=鉄道ジャーナル |issue=367 |page=104}}</ref>。[[2000年]]︵平成12年︶[[3月11日]]のダイヤ改正で同区間での運用は23往復に拡大する。2008年には1000番台が登場し4次車は5両編成から7両編成に増結される<ref name="journal08" />。これにより、従来883系5両編成が担当していた16本の運用のうち5本は同車7両編成に、11本は885系の運用に振り分けられ、885系の運用24本のうち11本は883系での運用にそれぞれ変更された<ref name="journal08" />。 2018年3月17日のダイヤ改正以前は博多駅 - [[佐伯駅]]間の1往復にも運用されていたが、改正後はこれを大分駅までの運転に短縮したため、大分駅 - 佐伯駅間での運用がなくなった︵但し、885系が小倉総合車両センターの入場により、車両不足が発生するため、883系が代走で大分駅 - 佐伯駅間の運用に入ることもある︶。また、同時に中津駅 - 大分駅間の﹁にちりん﹂101・102号︵従来は787系4両編成︶の充当車両を883系に変更し、﹁ソニック﹂101・102号とした<ref group="注">改正前にも﹁ソニック﹂101・102号は存在した︵博多駅 - [[柳ヶ浦駅]]間︶が、こちらは改正に伴いそれぞれ門司港駅行き・小倉駅始発となり﹁きらめき﹂に編入され、車両も783系5両編成に変更されている。</ref>。また、当系列での運用は全て大分駅を発着するものとなっている。 新製以来、全車両が[[大分鉄道事業部#大分車両センター|大分鉄道事業部大分車両センター]]に配置されている<ref name="henseihyo17" />。 基本的に﹁ソニック﹂専用で運用されているが、過去には小倉駅始発﹁ソニック﹂201号の送り込み列車を兼ねた﹁[[きらめき (列車)|きらめき]]﹂上り1本︵博多駅 → [[門司港駅]]︶の定期運用に充当されていた。この運用は﹁ソニック﹂201号共々、2008年3月のダイヤ改正で設定された。2008年7月の4次車7両編成化の際の運用変更時に[[JR九州885系電車|885系]]による運用に変更されたのち2009年3月からは再び883系での運用に戻ったが、2011年3月のダイヤ改正で﹁ソニック﹂201号は大分駅で接続していた﹁にちりん﹂3号︵改正後は787系6両編成での運転︶に再吸収される形で消滅、同時に共通の編成を用いていた﹁きらめき﹂運用も787系6両編成での運転に変更された。 2008年10月4日に開催された鉄道フェスタin佐世保において試乗会が行われ、AO-4編成が[[佐世保線]]に入線し同線の[[早岐駅]] - [[佐世保駅]]間を[[臨時列車|臨時]][[快速列車]]として2往復運転された。同線には2011年にも入線している<ref>{{Cite web *﹁にちりん﹂‥営業運転開始前の暫定運用の他にも、1996年︵平成8年︶[[8月7日]]から[[8月9日|9日]]までの3日間限定で[[南宮崎駅]]発着の20・33号の運用に<ref>{{Cite journal |和書 |year=1997 |month=5 |publisher=鉄道ジャーナル社 |journal=鉄道ジャーナル |issue=361 |page=71}}</ref>、1997年には同年に落成した4次車が3月22日のダイヤ改正に先行して充当されていた。 * 「[[ハウステンボス (列車)|ハウステンボス]]」:1995年と1996年に数日間、「ハウステンボスジェイアール全日空ホテル」開業及び1周年記念の一環として臨時の81・82号に充当された。1995年はAO-3編成を5両に減車の上で用いていた。
*﹁[[かもめ (列車)|かもめ]]﹂‥AO-2編成が2010年9月11日に同列車100号の運用に充当された<ref>{{Cite web *「きらめき」:上記の定期運用の他に、2021年12月1日から23日までの月・火・水・木曜日に大分駅発着の臨時「ソニック」の小倉駅 - 博多駅間のダイヤを用いて同区間で運転された(期間中の金土休日は大分駅発着の「ソニック」として運転)。普通車全車自由席でグリーン車は締切扱いとされた。
== 編成 ==
<!--「…年…月現在」を更新する際は、その日時におけるデータが記された文献を明記して下さい([[Wikipedia:検証可能性]]。ノートをご確認下さい)。-->
2022年4月1日現在の編成は、以下のとおりである<ref name="編成表22s 220">{{Cite book|和書|title=JR電車編成表2022夏|year=2022|publisher=交通新聞社|date=2022-05-19|pages=220|editor=ジェー・アール・アール|isbn=978-4-330-02822-4}}</ref>。<!--﹁AO﹂の﹁A﹂は883系、﹁O﹂は大分車両センター所属を示す記号である。--><!--編成記号の意味については出典不明のため一時コメントアウト--> 332 ⟶ 340行目:
!rowspan="2" width:5em;"|編成番号
|colspan="7" style="text-align:left;"|← 博多{{TrainDirection|大分・佐伯|小倉}}
| colspan="2" |
|▼
|-
|style="width:6em;"| クロハ882
379 ⟶ 386行目:
|+ AO16 - 18編成 編成表<ref name="編成表22s 220"/><ref name="編成表09s 213">{{Cite book|和書|title=JR電車編成表2009夏|year=2009|publisher=交通新聞社|date=2009-06-01|pages=213|editor=ジェー・アール・アール|isbn=978-4-330-06909-8}}</ref>
|-
! rowspan="
|colspan="7" style="text-align:left;"|← 博多{{TrainDirection|大分・佐伯|小倉}}
| colspan="3" |
|-
| rowspan="2" style="width:6em;" | クロハ882
| rowspan="2" style="width:6em;" | サハ883<br />200番台
| rowspan="2" style="width:6em;" | モハ883<br />200番台
| rowspan="2" style="width:6em;" | モハ883<br />1000番台
| rowspan="2" style="width:6em;" | サハ883<br />1000番台
| rowspan="2" style="width:6em;" | サハ883<br />0番台
| rowspan="2" style="width:6em;" | クモハ883
| colspan="2" | 竣工
| rowspan="2" | リニューアル工事▼
(1000番台)▼
▲|-
▲| リニューアル工事
以外
|1000番台
|-
! AO16
| 6 || 206 || 206 || 1001 || 1001 || 6 || 6
| 1997.2.7
| 2005.8.11
|-
404 ⟶ 413行目:
| 7 || 207 || 207 || 1002 || 1002 || 7 || 7
| 1997.2.14
| 2006.12.26
|-
410 ⟶ 419行目:
| 8 || 208 || 208 || 1003 || 1003 || 8 || 8
| 1997.2.15
| 2005.3.22
|}
417 ⟶ 426行目:
=== ラッピング ===
; EXILE EXPRESS
: [[2010年]]︵平成22年︶、大分市での﹁[[EXILE]] LIVE TOUR 2010 FANTASY﹂の開催に際し、AO-1編成にラッピングが施され﹁EXILE EXPRESS﹂として[[8月6日]]から[[9月28日]]まで運用された<ref>{{Cite web ; 大分県観光号
: JR九州のキャンペーンで大分県をPRするため、AO-4編成に観光地の画像やマスコットキャラクターの
; 元気に!九州
: 2016年に発生した[[熊本地震 (2016年)|熊本地震]]の復興祈願としてAO-17編成の4号車に﹁元気に!九州﹂のラッピングが施された<ref>{{Cite web ; GO!GO! キスマイクマモトオオイタ
: [[GO!GO!!キスマイクマモトオオイタ]]の一環として、AO-17編成にラッピングが施され﹁キスマイソニック﹂として[[2017年]]︵平成29年︶7月2日より運用され ;
: 2019年5月22日、[[ミッキーマウス]]のスクリーンデビュー90周年を記念して、九州新幹線での旅をアピールする「Go! Waku Waku Trip with MICKEY」プロジェクトの一環として、800系新幹線と同様に883系にもミッキーマウスをデザインしたラッピングが施された。「JR九州 Waku Waku Trip 883系(ミッキーマウスデザイン)」と題し、883系AO-18編成のモハ883-1003・サハ883-1003のみにラッピングし、同年5月30日
;
: 2020年10月16日の『[[劇場版 鬼滅の刃 無限列車編]]』公開を記念して、AO-16編成のモハ883-1001・サハ883-1001に登場するキャラクターのラッピングが施され、
; 劇場版「呪術廻戦0」公開記念
: 2021年12月24日の『[[呪術廻戦_(アニメ)#劇場アニメ|劇場版 呪術廻戦 0]]』公開を記念して、AO-18編成のモハ883-1003・サハ883-1003に登場するキャラクターのラッピングが施され、同年12月1日から翌年2月21日まで運行された。
== 脚注 ==
443 ⟶ 454行目:
* {{Cite journal |和書 |journal=鉄道ファン |issue=403 |year=1994 |month=11 |publisher=[[交友社]] |pages= |ref={{SfnRef|『鉄道ファン』|1994}}}}
* {{Cite journal |和書 |journal=鉄道ファン |issue=405 |year=1995 |month=1 |publisher=[[交友社]] |pages= |ref={{SfnRef|『鉄道ファン』|1995}}}}
* {{Cite journal
* {{Cite journal |和書 |author= |title= |issue=337 |year=1994 |month=11 |publisher=鉄道ジャーナル社 |journal=[[鉄道ジャーナル]] |volume= |number= |pages= |ref={{SfnRef|『鉄道ジャーナル』|1994}}}}
* {{Cite journal |和書 |year=1995 |month=1 |publisher=鉄道ジャーナル社 |journal=鉄道ジャーナル |issue=339 |page= |ref= {{SfnRef|『鉄道ジャーナル』|1995-1}}}}
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