「Wikipedia:投票は議論の代用とはならない」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
වෙ (会話 | 投稿記録)
翻訳の修正
タグ: 2017年版ソースエディター
 
(26人の利用者による、間の46版が非表示)
1行目:
{{ProposedSupplement|とうひようはきろんのたいようとはならない|[[Wikipedia:合意形成]]|[[Wikipedia:ウィキペディアは何でないか#ウィキペディアは多数決主義ではありません|ウィキペディアは多数決主義ではありません]]|shortcut=WP:POLLING|shortcut1=WP:PNSD|shortcut2=WP:POLL|shortcut3=WP:VOTE}}
{{|使}}
{{Navibox 合意形成|WP:PNSD|WP:POLL|WP:VOTE}}
{{告知|提案|方針化について}}
{{加筆|未翻訳部分の完成|date=2010年4月}}
 
ウィキペディアは、[[Wikipedia:合意形成|合意の形成]]によって運用されています。対立が起これば、議論、討論、および協力によって解決します。禁じられない限り、投票は注意して扱われるべきです。投票が行われるとき、通常それは合意を決定する助けとなる手段と考えられるべきであり、唯一の決定要因にすることはできません。投票は全体的な手続きの一部であることがある([[Wikipedia:削除依頼]]のように)一方、投票は一般に記事の発展のために使われません。[[WP:NOTDEMOCRACY|ウィキペディアは多数決主義でない]]、を忘れないでださい。投票が「採決」と見える時さえ、ウィキペディアにおける大部分の決定は「'''合意'''」を基に成立するのであって、集計数つまり[[多数決]]原理によるものではありません。つまり、'''投票は議論の代用とはなりません'''。
{{cquote||4=[[|]]}}
<small>(訳注:[[:en:Wikipedia:Polling is not a substitute for discussion]]を部分的に翻訳したものであり、日本語版の現状に必ずしもあったものとは限りません。詳細は該当文書を参照してください。)</small>
 
<!--ナビが邪魔で変な所に行く [[File:Notavote.svg|right|200px]]-->
ウィキペディアは、ノートページやその他の会議ページによって行われた議論によって形成された合意に基づいて運用されています。
この慣行に対する明らかな例外には、ウィキペディア裁定委員会メンバーの選任があります(日本語版にはないシステム)。これは2009年に無記名投票方式となりました。参加者からの詳しい論拠も求められず完了します。加えて、「上位」機関(例えば[[Wikipedia:裁定委員会|裁定委員会]]、財団理事会、あるいは[[ジミー・ウェールズ]])は折に触れて合意に関係なく決定を下すことがあります。
[[Wikipedia:|]]使使[[]][[WP:NOTDEMOCRACY|]][[Wikipedia:調|調]][[]]
 
== なぜ投票に注意を払うのでしょうか ==
投票の潜在的な問題点としては次のようなものがあります。
投票に注意を払わなくてはならないいくつかの理由があります。
#最も良い解決方法(または最も良い妥協方法)を、投票の選択肢の中になかったという理由から見逃してしまうかもしれません。
#[[Wikipedia:|]]
#投票をする人たちはよく多数決により自動的に議論に勝つだとか、投票結果は拘束力を持つ<ref group="注" name="binding" />とか考えがちですが、実際にはそうではありません。
#調査投票には拘束力はないと明言されている<ref group="注" name="binding" />のですが、それにもかかわらず時に参加者は後になって多数意見のとおりにすべきであると決定し、結果として調査投票が拘束力を持つかのように遡及的に扱われることがあります<ref group="注" name="binding" />。議論の中で他の編集者に多数意見を''検討する''よう求めるのは合理的ですが、調査投票は少数意見を持つ編集者に多数意見を受け入れるよう''強制する''ために使うものではありません。
#[[Wikipedia:]][[Wikipedia:|]]
 
#編集者達は最善の解決策(もしくは最善の妥協案)が選択肢のひとつとなっていないとそれを選ぶことができません。このことは、複雑、複数の問題が関与している場合には特に問題となります。合意の確立には、互いに好ましい解決策となるまで、個々の選択肢から選ぶよりは言葉によって意見を述べることが求められ、またその背景となる理由を展開し、他の人が挙げなかった点を取りあげます。述べられない異論や取り上げられていない観点に対処することは困難です。
== 記事についての投票 ==
#調[[WP:CIVIL|]]調
{{節stub}}
#調査投票は、編集者が多数派が議論に自動的に勝つ、もしくは結果は永久に拘束力がある<ref group="注" name="binding" />と信じるように誘導するかもしれません。これは[[Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか#ウィキペディアは多数決主義ではありません|ウィキペディアは多数決主義ではありません]]及び[[Wikipedia:合意形成|合意形成]]というウィキペディアの方針と矛盾します。
#使[[Wikipedia:|]][[Wikipedia:|]][[Wikipedia:|]]
 
== 記事を議論する際における調査投票の実施 ==
''''[[Wikipedia:|調]]使使使使調
 
(英語版では)かつて編集者の言動に対する対処を[[:en:Wikipedia:Quickpolls|Quickpolls]]というシステムを用いた投票によって行ったことがありますが、この方法は問題を悪化させるだけであまり役に立たないとして何年も前に廃止されています。記事の内容が投票の対象になることはほとんどありません。しかし、記事のノートページでの議論では、コミュニティの意見を測り、長期化あるいはまとまりにくい議論を特定の問いに焦点を当てるため、議論の当事者が投票を始めることがあります。投票が絶対に禁止されているわけではありません。投票は禁じられていると主張して、目についた投票をいきなり終了させたり削除したりすれば、しばしば反対に遭います。投票を実施すべき状況でないと思うなら、そのような方法ではなく、もっと議論が必要であることを指摘し話し合いを促すことによって、自由な形式の会話に引き戻したり、関連する議論を開始したりすることができます。
調300使0.1%{{}}
 
=== 投票は合意を妨げる ===
{{節stub}}
 
{{anchors|WP:!VOTE}}
=== 調査投票のガイドライン ===
調 (straw poll) 調調調<ref group="" name="binding" />調<ref group="" name="binding">[[Wikipedia:|]][[Wikipedia:|]][[Wikipedia:#]]</ref>
{{shortcut|[[WP:!VOTE]]}}
{{節スタブ|1=2017年時点の英語版は8項目に減っているので変更点などの調査、以下は10項目。|date=2017年10月}}
 
記事の内容に関する調査投票は、しばしば議論の決定打とはならず、時にひどく物議をかもすことになります。調査投票をより生産的に行うため、編集者は以下のことを認識し忘れいでてはなりませんださい
調 (straw poll) 調調調<ref group="" name="binding" />調<ref group="" name="binding">[[Wikipedia:]][[Wikipedia:|]][[Wikipedia:#]]</ref>
 
記事の内容に関する調査投票は、しばしば議論の決定打とはならず、時にひどく物議をかもすことになります。より生産的に行うには、編集者は以下のことを認識しなくてはなりません:
#記事におけるあらゆる議論の最終目標は合意です。そして調査投票は編集者が真の合意に達する手助けとする場合にのみ有用です。
#調''''<ref group="" name="binding" />
39 ⟶ 30行目:
#同じく、もし調査投票が決定打とならないか、またはもしその設問自体が公正かどうかについて同意が得られなければ、投票とその結果は単に無視されるだけとなりがちです。
#調調
#[[WPWikipedia:NPOV|]][[WPWikipedia:V|]]調''''
#他の利用者に調査投票に参加してもらうよう依頼する際には、編集者は極端なまでに注意すべきです。詳しくは[[Wikipedia:カンバス|カンバス]]を参照してください。
#調調''''
#記事においては、調査投票は、合意が存在するかどうかを評価したり、2, 3の独立した選択肢がある場合(例:記事名をふたつのうちのどちらかから選択する)に編集者の意見を試しに計ってみたりするにはもっとも有用です。
#調使調調
 
==== Not-vote ====
「投票」(vote) という単語はさまざまな意味に解釈されますが、一般には特に投票による決定や多数決に関連付けられます。そのため、「投票」という単語を使用することは、ウィキペディアにおけるプロセスを説明するには最善の方法とはいえないかもしれません。専門的に見れば正しいかもしれませんが、そのような発言はウィキペディアが多数決方式を使っているとの誤解の一因となるかもしれません。違う用語(例:「投票調査」(polling)、「コメント投票」(commenting))を使うほうが望ましいかもしれません。
<!--{{anchorsshortcut|[[WP:!VOTE]]}}-->
「投票」(vote) という単語はさまざまな意味に解釈されますが、一般には特に投票による決定(=票決)や多数決に関連付けられます。そのため、「投票」という単語を使用することは、ウィキペディアにおけるプロセスを説明するには最善の方法とはいえないかもしれません。専門的に見れば正しいかもしれませんが、そのような発言はウィキペディアが多数決方式を使っているとの誤解の一因となるかもしれません。違う用語(例:「投票調査投票」(polling)、「コメント投票」(commenting))を使うほうが望ましいかもしれません。
 
(英語版の)[[WP:PEDIANS|ウィキペディアン]]は、しばしば「!vote」と表記します(not-voteと読む)。この「!」は論理記号で否定を意味し、2006年の英語版ウィキペディアで導入されました。そのため、「!vote」や「!voting」とあるものは投票ではなく、個々の見解を述べているだけです。
<!-- 以下、英語版固有の説明
The terms "!vote", "!voting" and "!voter", introduced in 2006, are sometimes used in discussions to indicate that taking part in a straw poll is not voting, but rather engaging in an act of consensus-building. These terms serve as reminders that while we do vote on things, votes without reasonable accompanying rationales receive little consideration unless you also explain why you are voting the way you are. Votes without rationales sometimes are ignored.
 
この !vote は「投票ではない」ということの重要性を思い出させるものです。一方、私たちはしばしば「投票」しているように見えますが、単に票数を数えるだけで結論を導くことはされておらず、主張の力強さもまた重要なものです。合理的な論拠に基づいていないとみなされるような「投票」は、完全に無視されるか、ほとんど考慮されない可能性があり、また単に票数として扱われているならば注意喚起されるかもしれません。そのため、なぜ投票という方法なのかということを説明することも重要となります。
The exclamation mark in "!vote" is the symbol for logical negation and can be read literally as "not vote". It serves as a cute little reminder that it is "not the vote" that matters, but the reasoning behind the !vote that is important.
 
-->
=== 請願署名 ===
<!--{{See also|Wikipedia:List of petitions}}
{{Shortcut|WP:PETITION}}-->
調{{tl|historical}}
 
== 削除、移動、秀逸な記事 ==
[[Wikipedia:]][[Wikipedia:]][[Wikipedia:]]調
 
 ("vote stack") {{tl|Not a ballot}} ([[:en:Template:Not a ballot|en]]) 使
 
== 基本方針とガイドライン ==
[[Wikipedia:方針とガイドライン|ウィキペディアの方針とガイドライン]]は、(1) コミュニティの[[Wikipedia:合意形成|合意形成]]を介して、あるいは、(2) ありうる例では{{仮リンク|Wikipedia:ジミー・ウェールズの役割|en|Wikipedia:Role of Jimmy Wales|label=ジミー・ウェールズ}}、[[m:Wikimedia_Foundation_Board_of_Trustees/ja|財団理事会]]、[[m:Developers|開発者]] {{en icon}} の宣言の結果、(3) 現存する実行方法を成文化することで生まれています。[[WP:NOTDEMOCRACY|ウィキペディアは多数決型民主主義ではありません]]。時に投票を呼び掛けることがありますが、そうではないのです。方針とガイドラインは投票だけで決定したものではありません。
{{節stub}}
 
調[[Wikipedia:|]][[Wikipedia:|]]1
[[WP:NOTDEMOCRACY|ウィキペディアは多数決型民主主義ではありません]]:基本方針とガイドラインは投票によって決定したものではありません。
 
調<ref group="">When editors consider a poll ill-advised, they should explain why and if appropriate should vote against the poll itself.</ref>
 
== 標準仕様 ==
[[Wikipedia:]]
 
== 人物の選任 ==
[[WP:RFA|]][[Wikipedia:|]]
 
/
 
ただし、現在の日本語版では管理者に立候補する場合は投票数が基準となります(例えば2023年6月現在、管理者に立候補した場合は10票以上かつ有効投票の内4分の3以上の賛成票を得た場合信任となります)。
 
== 機能追加の要望 ==
MediaWikiソフトウェアの変更は開発者が行っており、通常は Phabricator にて議論されています。一部の人たちは多くの人が機能を求めれば、開発者が実装してくれるのではと思い込んで投票を呼びかけます。しかし開発者は実現可能性やサーバーの負荷の問題を第一に考えているため、常にそうなるとは限りません。
 
調[[m:System_administrators/ja|]][[]]
 
== 裁定 ==
裁定はコミュニティにおける手続きではありませんが、この文書に全ての例を挙げるために説明します。裁定委員会(日本語版にはない)は、原理、発見した事実、解決策を挙げていくという手順に沿っています。各々の裁定人はこれらの問題を議論し、声明と決議の賛否を投票 (vote) します。また各事例が終決されるまで投票は閉じられません。裁定人は、他の裁定人との議論によってその見解を変更することができます。一般に、招かれた対立する見解は、裁定人の間で総意に達する目的で、その対立への対処を言い換えたものです<ref group="注">改訳チェック願い。In general, findings which attract opposition are reworded to address that opposition, with the aim of reaching a consensus view among the arbitrators.</ref>。それにもかかわらず、裁定委員会の裁定は単に多数決次第となる。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
<references group="注" />
 
74 ⟶ 89行目:
* [[m:投票は邪悪なもの]]
* [[:en:Wikipedia:Voting is not evil]]
* [[Wikipedia:調査投票の指針方法]]
 
{{DEFAULTSORT:とうひようはきろんのたいようとはならない}}
[[Category:ウィキペディアでの合意形成]]
 
[[en:Wikipedia:Polling is not a substitute for discussion]]