Ein feste Burg ist unser GottBWV801724103184

概要

編集

1517103195146-8使

稿稿婿1740稿稿稿1724

171532480aAlles, was von Gott geboren480a117241031稿80a稿1727-1731稿1744-17471稿3稿調

80a4使2



第1曲 合唱『われらが神は堅き砦』(Ein feste Burg ist unser Gott)

編集

2調4/4


第2曲 アリア『神より生まれし者はすべて』(Alles, was von Gott geboren)

編集

バスソプラノ・オーボエ・弦楽器・通奏低音、ニ長調、4/4拍子

もともと80a番の第1曲だったアリア。戦場を象徴する慌しい弦の伴奏に合わせて、バスはキリスト者の勝利を激しいメリスマで歌う。そこにソプラノがコラール第2節を添える。ソプラノとユニゾンするオーボエは、80a番時代の名残である。アリアは最前線でキリストの血染めの旗印を仰ぎつつ進み、コラールは後方からイエスの力を讃えつつ、キリスト者を鼓舞する。

第3曲 レチタティーヴォ『思い見よ、神の子とせられし者よ』(Erwage doch, Kind Gottes)

編集

バス・通奏低音

戦場から場面を移し、キリスト者にイエスの偉業を改めて伝え、サタンとの戦いにキリスト者を誘う。行末は長大なアリオーソに変わり、キリストと霊の堅い結びつきを祈念する。

第4曲 アリア『来たれ、わが心の家に』(Komm in mein Herzenshaus)

編集

ソプラノ・通奏低音、ロ短調、12/8拍子

天上から降臨するイエスを象徴してか、前奏の通奏低音はオブリガート・チェロの音域から下降音型を下らせる。イエスを迎え入れようと熱望するソプラノの声は表現力豊かに祈る。「慕う」(verlangen)の歌詞には2度にわたり3小節にも及ぶ長大なメリスマが施されている。イエスを迎え入れ、代わりにサタンを払拭する願いを表明するや、サタンへの力強い糾弾に転じる。「去れ」(weg)の歌詞には厳しく鋭い突き上げる音型とリズムが当てられている。やがてダ・カーポで祈りに戻り、穏やかに曲を閉じる。

第5曲 コラール『悪魔が世に満ちて』(Und wenn die Welt voll Teufel wär)

編集

合唱・オーボエ・ダモーレ2・オーボエ・ダ・カッチャ・弦楽器・通奏低音、ニ長調、6/8拍子

再び場面は戦場へ。持ち替えの特殊オーボエは相変わらず騒然とした音型で激戦を暗示する。しかしジグのスイングリズムに変形された合唱パートは揺るぎもせずホモフォニーの隊列を崩さず、通奏低音の歩行音型に合わせ、勝利目指して進軍する。

第6曲 レチタティーヴォ『さればキリストの旗の下に』(So stehe denn bei Christi blutbefarbten Fahne)

編集

テノール・通奏低音

血染めの旗にキリスト者を呼ぶテノールの語り。主を信じる者の勝利を確信し、戦場へと誘う。福音に従えば敵は壊走することを告げるとき、通奏低音は突然唸りを上げ、総崩れとなる敵の遁走を表現する。この語りも終結はアリオーソに転じる。救い主こそ汝の救い、汝の望みなり…とメリスマを含む技巧で煽動する。

第7曲 二重唱『幸いなるかな』(Wie selig ist der Leib)

編集

アルトテノール・オーボエ・ダ・カッチャ・ヴァイオリン・通奏低音、ト長調、3/4拍子

歩行音型の通奏低音に乗せて、オーボエとヴァイオリンが調和し、魂と神の信頼から生まれる調和を象徴する。アルトとテノールの歌も同様に寄り添ったり厳格にカノンを構成したりと、不可分の調和を強調しつつ進行する。後半部では再び戦場のモティーフを伴奏が形作る中を、それでもカノンを崩さず敵の壊走を確信し、やがて死の恐怖を克服した魂の最期を暗示するように、静かに歌い終える。伴奏は冒頭主題を再現し、穏やかな後奏を提示する。

第8曲 コラール『世の人福音を蔑ろにせしとも』(Das Wort sie sollen lassen stahn)

編集

2調4/4




編曲

編集

フェリックス・メンデルスゾーンは、交響曲第5番宗教改革でこの曲を用いている。

外部リンク

編集