アオスジトカゲ(青筋蜥蜴、青筋石竜子、Plestiodon elegans)はトカゲ属に分類されるトカゲ。

アオスジトカゲ

陽明山国家公園の個体

分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
: トカゲ科 Scincidae
: トカゲ属 Plestiodon
: アオスジトカゲ P. elegans
学名
Plestiodon elegans
(Boulenger1887)[1]
英名
Elegant five-lined skink

分布

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形態

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17-22cm6.7-7.5cm[2][3]

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26-28[2][2][3][2][3]

類似種との識別

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  • 形態はオキナワトカゲに似るが、先述した後肢の大腿部後面の不規則な大型のウロコの集まりで区別できる[2]

生態

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繁殖

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卵生。6-7月頃、4-9個の卵を産む[3]

保全状況評価

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日本国内における本種の生息地が限られていること、生息地の中でも最大である魚釣島において野生化したヤギにより本種の生息環境となりうる植生の改変が確認されたことから、平成18年12月に公表された第3次レッドリストにおいて新たに掲載された[4]。2012年8月に公表された第4次レッドリストにおいても、引き続き、絶滅危惧IB類として評価されている[5]

参考文献・出典

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  1. ^ 日本爬虫両棲類学会. “日本産爬虫両棲類 標準和名”. 2015年4月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 平凡社 決定版 日本の両生爬虫類231頁
  3. ^ a b c d e f g h i j k 北隆館 原色爬虫類・両生類検索図鑑 109頁
  4. ^ a b 太田英利「アオスジトカゲ 」『改訂レッドリスト付属説明資料 爬虫類・両生類』環境省自然環境局野生生物課、2010年3月、2頁。 - 注;本資料は平成18年12月及び平成19年8月に公表された第3次レッドリストに対する付属説明資料である。
  5. ^ a b 環境省報道発表資料 『第4次レッドリストの公表について(お知らせ)』、2012年8月。

関連項目

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