アザラシ肢症
原因
編集サリドマイドによる大量発症
編集1950年代後半から1960年代前半に大量発症した事例は、抗てんかん薬として使用されていたサリドマイドが、つわりや不眠症の治療薬として用いられていたが、妊婦が妊娠初期に服用することによる副作用である催奇性により、胎児に影響が出たものとされている[1][2]。
その他の原因
編集当先天性疾患は、サリドマイドの発明以前から報告がなされているが、サリドマイド以外の原因についてはいまだ解明されていない。
アザラシ肢症を取り扱った作品
編集- 「典子は今」 - 松山善三,高峰秀子著 全国書誌番号82000834 (1981年のドキュメンタリー映画化原作)
- 白井のり子 -「典子44歳いま、伝えたい『典子は、今』あれから25年」 2006年、ISBN 978-4-334-97501-2
- 栢森良二 -「サリドマイド物語」1997年、ISBN 978-4-263-23310-8