アデノシルコビンアミドリン酸合成酵素(Adenosylcobinamide-phosphate synthase、EC 6.3.1.10)は、系統名をアデノシルコビリン酸:(R)-1-アミノプロパン-2-イルリン酸リガーゼ (ADP形成)(adenosylcobyric acid:(R)-1-aminopropan-2-yl phosphate ligase (ADP-forming))という酵素である[1][2]。この酵素は以下の化学反応を触媒する。
基質の1つである(R)-1-アミノプロパン-2-イルは、トレオニンリン酸デカルボキシラーゼ(CobD)によって生成される。