Alcuin735 - 804519: Alcuinus[1]769
アルクィン(中央の人物)

人物・生涯

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アルクィンはアングロ・サクソン人である。

ヨークの大聖堂学校(cathedral school)でエゼルバート(ethelbert ? - 780年?)のもと、教育を受けた(アルクィンはエゼルバートと写本を探すためにローマを訪れている)。エセルバートが766年ヨーク大司教叙階叙任)されたとき、彼は司教養成学校(episcopal school)の校長に就任した。彼は780年にヨークの大司教イアンバルド1世(Eanbald I)を訪れ、大司教としての権威を象徴する祭服であるパリウムを取りに再びローマに行った。

カール大帝との出会い

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また、彼はイタリア北部のパルマカール大帝と会った。カール大帝はアルクィンを説得してアーヘンの宮廷に招き、彼にフェリエール(Ferrieres)とフランス北部のトロワ(Troyes)の聖ループの修道院を与えた。

フランク王国にて

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7827901De Litteris ColendisOn the Study of Letters

790(Urgel)794

晩年

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796

abbey school

カール大帝とアルクィン

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[2]

799 ("Imperium Christianum")800[3]

著作

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アルクィンはラテン語の知識をフランク王国に伝えた。彼の多くの業績はDe Litteris Colendisをはじめとして現在も残されている。

教育書

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使

神学書

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また、彼はtreatise de Fide Trinitatis聖書の注釈など、いくつかの神学の論文を書いた。

書簡

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311

7953[4]

Fortunatus様式で書かれたいくつかの優雅な手紙に加えて、彼はいくつかの長編詩およびヨークの教会の詩の全体の歴史を書いた。例えば、Versus de patribusregibus et sanctis Eboracensis ecclesiaeである。

その他

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なお、ヨーク大学のアルクィン・カレッジは彼に由来する。

脚注

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(一)^ 3123804西Theodulf

(二)^  1994, pp. 387414.

(三)^ 西IIp.248

(四)^ 西IIp.136 2001, pp. 151153

参考文献

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  • 鈴木宣明『福音に生きる』 聖母の騎士社<聖母文庫>、1994年。
  • ハンス・K・シュルツェ著、五十嵐修ほか訳『西欧中世史事典II』ミネルヴァ書房、2003年。
  • 五十嵐修『地上の夢キリスト教帝国 : カール大帝の「ヨーロッパ」』 講談社〈講談社選書メチエ, 224〉、2001年
  • 上智大学中世思想研究所編訳・監修『中世思想原典集成 第6巻 カロリング・ルネサンス』 平凡社、1992年。ISBN 978-4582734164
    • アルクイヌス著、山崎裕子訳「文法学」 / 別宮幸徳訳「ヨーク教会の司教、王ならびに聖人たちについて」

外部リンク

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