アルクマ
長野県のマスコットキャラクター
アルクマは、長野県のマスコットキャラクターで、同県のPRキャラクターである。
アルクマ arukuma | |
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対象 | |
分類 | 都道府県のマスコットキャラクター |
モチーフ | 熊・林檎 |
デザイン | ジェイアール東日本企画長野支店 |
公式サイト | アルクマカンパニー |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/37/Shinano-Omachi_Stationnameboard.jpg/240px-Shinano-Omachi_Stationnameboard.jpg)
概要
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主に長野県内や首都圏のJR東日本の駅や各地の観光イベントに出演している。観光PRイベント以外の出演では、﹃FNNスーパーニュース﹄の﹁オオタニ天気﹂に出演したことがある。
JRグループの信州デスティネーションキャンペーン︵信州DC, 2010年10月 - 12月︶のキャラクターとして、2009年8月に誕生し[1]、当初は期間限定での使用だった。しかし、その愛らしい姿が人気を呼んで、継続使用の声が多く上がったことにより、2011年3月より、長野県の観光PRキャラクターに任命された。その後、長野県観光部観光振興課︵現‥長野県観光スポーツ部観光誘客課︶が長野県観光PRを﹁アルクマキャラバン﹂と称して、アルクマの着ぐるみを伴って毎週、県内外の様々なイベントなどへ出向いてキャンペーンなどを行ったり、県内各所の観光地などにアルクマのぬいぐるみが置かれたり、パンフレットに登場するなどして、ますます人気を集めるようになり、2019年11月3日に長野市のエムウェーブで開催された﹁ゆるキャラグランプリ2019 in しあわせ信州 NAGANO﹂においては、ご当地部門にて優勝を果たした[2][3]。
当初、著作権は長野県・JR東日本長野支社・ジェイアール東日本企画長野支店の3者が保有しており、﹁観光PR﹂にのみ利用されていた。イベント出演も﹁観光PRイベント﹂に限られていたが、2014年6月20日付けで長野県が著作権を譲り受け[4]、観光分野以外でも利用可能となった[5]。長野県に著作権が移行するのに併せて、胸のマークが﹁信州ハート﹂に変更された。
由来
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●信州DCのキャッチフレーズ﹁未知を歩こう。信州﹂を、かわいらしいキャラクターが楽しそうに歩く姿で表現している。
●信州各地に生息する熊をモチーフとし、信州の名産品である﹁りんご﹂を頭にかぶせることで、信州らしさを表現している。
プロフィール
編集着ぐるみ
編集長野県内各地のPRなどに出演する「通常バージョン」のほか、以下のバージョンがある。
- スキー用のゴーグルやスノーシューズをまとった「スノーバージョン」(2012年冬から開始された「信州スノーラブ」にあわせて製作され、主に首都圏での観光キャラバンと長野県内のスキー場でのイベントに出演)
- 2013年春のJR東日本信州DC「信州春三昧」にあわせて登場した「JR東日本駅長バージョン」(アルクマの著作権は長野県に移行しているが、このバージョンのみJR東日本の駅での記念イベントなどの出演に限られる)
- 2017年の信州DC「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」開催にあわせて新たに製作された「山岳バージョン」(2016年7月2日に松本駅で開催された「信州プレデスティネーションキャンペーンオープニングイベント・Matsumoto Station Festival2016」から登場)
このうちアルクマキャラバンでは、「JR東日本駅長バージョン」を除いた各バージョンが時期や内容に合わせて出演している。
出演
編集劇場アニメ
編集- 映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!(2016年10月29日)[6]
その他
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﹁ゆるキャラグランプリ﹂には、第2回︵2012年︶から毎年出場しており、第9回︵2019年︶のご当地部門で、1位を獲得した。成績は以下の通り。
●2012年︵第2回︶ - 総合‥参加865体中24位︵66592ポイント︶
●2013年︵第3回︶ - 総合‥参加1580体中28位︵109540ポイント︶
●2014年︵第4回︶ - 総合‥参加1168体中39位︵114814ポイント︶
●2015年︵第5回︶ - 総合‥参加1579体中106位︵75154ポイント︶
●2016年︵第6回︶ - 総合‥参加1421体中123位
●2017年︵第7回︶ - ご当地部門‥参加681体中27位
●2018年︵第8回︶ - ご当地部門‥参加507体中17位︵41222ポイント︶
●2019年︵第9回︶ - ご当地部門‥参加427体中1位︵106419ポイント︶
リゾートビューふるさと1号車の一部シートはアルクマ専用席のため 座席指定できない
アルクマグッズは、JR東日本長野支社管内の売店﹁NEWDAYS﹂などで販売されている。また、東京では中央区銀座4丁目にある長野県アンテナショップ﹁銀座NAGANO﹂でも販売されている。
2014年9月から2015年3月まで、アルピコ交通の車両の一台にアルクマのラッピングが施され、中央高速バスの新宿 - 松本線で運行された[7]。
﹁アルクマキャラバン﹂では、長野県の県歌﹁信濃の国﹂をバックにしてダンスを踊ることもある。2013年7月からは、同歌のユーロダンスバージョンをバックにしての踊りのプロモーションを行っている。踊りの映像は、長野県の﹁アルクマキャラバン﹂のウェブサイト︵#外部リンク参照︶に掲載されている。
2020年10月から、アルクマ登場10周年を記念して東日本旅客鉄道長野支社の観光列車、﹁リゾートビューふるさと﹂に使用されるHB-E300系にアルクマラッピングが施されたほか、1号車11D席には特大ぬいぐるみが設置されており、現在も運行中である。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/78/%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%B5%E3%82%8B%E3%81%95%E3%81%A81%E5%8F%B7%E8%BB%8A.jpg/220px-%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%B5%E3%82%8B%E3%81%95%E3%81%A81%E5%8F%B7%E8%BB%8A.jpg)
脚注
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(一)^ “アルクマ オフィシャルサイト|信州売り出し中!アルクマカンパニー”. アルクマカンパニー. 2019年12月15日閲覧。
(二)^ “長野県のアルクマに栄冠 ゆるキャラGP、長野”. 日本経済新聞. (2019年11月3日) 2019年11月3日閲覧。
(三)^ “2019年のゆるきゃらグランプリ、優勝は長野県の﹁アルクマ﹂”. ねとらぼ. ITmedia (2019年11月3日). 2019年11月3日閲覧。
(四)^ 長野県観光PRキャラクター﹁アルクマ﹂の今後の活用について 長野県 2014年8月4日
(五)^ 長野県PRキャラクター﹁アルクマ﹂のイラスト使用申請について 長野県。
(六)^ “劇場版﹁プリキュア﹂くまモン、あべのべあ、ゾンベアーなどクマキャラが本編登場”. 映画ナタリー. (2016年9月14日) 2016年9月15日閲覧。
(七)^ 高速バス﹁アルクマラッピングバス﹂が運行開始します アルピコ交通 2014年9月18日