アルベルト・デラクア
アルベルト・デラクア(Alberto De'llaqua)とは、イタリアのスタントマン、俳優である。
アルベルト・デラクア Alberto De'llaqua | |
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別名義 |
コレ(コール)・キトッシュ ロバート・ウィドマーク アルバート(アル)・ウォーターマン アルバート・ヴァーナ |
生年月日 | 1938年3月26日(86歳) |
出生地 |
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職業 | 俳優、スタントマン |
ジャンル | マカロニ・ウェスタン |
活動期間 | 1955年 - 2001年 |
著名な家族 | ロベルト・デラクア(兄弟)、オッタヴィアーノ・デラクア、アルナルド・デラクア |
経歴
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1950年代から1990年代にかけて活動した人物。変名を使うこともあり、コレ︵コール︶・キトッシュ、ロバート・ウィドマーク、アルバート︵アル︶・ウォーターマン、アルバート・ヴァーナがある。
元々はサーカス界にあり、業界の先輩であるフレディー・アンガーの紹介で映画界に入る。スタントマンとしては1963年の自国ロケのハリウッド超大作﹃クレオパトラ﹄にも参加しており、マカロニ・ウェスタンでは俳優の傍らスタントも数多くこなした。俳優としては1966年の﹃ガンマン無頼﹄や1968年の﹃七人の特命隊﹄では準主役級、日本では未公開のマカロニウエスタンでは主役作もある。同時代のスタントマンはキャリアを重ねると、指導者になることがあるが、彼は体技にこだわり、スタントの第一線を走り続けた。それ故に怪我との戦いだったと2020年にキングレコードから発売された﹃ガンマン無頼﹄のDVD映像特典インタビューで語っている。
特筆すべきは1979年の﹃サンゲリア﹄のゾンビの一人も彼だった。なお、ロベルト、アルナルド、オッタヴィアーノは兄弟で、アルベルトと同業者である。主な作品は1965年の﹃禿鷹のえさ﹄、1967年の﹃殴りこみ兄弟﹄、同じく1967年の﹃裏切りの荒野﹄、1973年の﹃空手アマゾネス﹄、1976年の﹃カリフォルニア/ジェンマの復讐の用心棒﹄︵未公開︶、1977年の﹃ラストトリガー/孤独の殺人者﹄︵未公開︶、1979年の﹃E.T.と警官﹄︵未公開︶、1989年の﹃マイアミ・コップス﹄、﹃カサブランカ・エクスプレス﹄︵未公開︶、﹃人喰地獄/ゾンビ復活﹄︵未公開︶ほか。