イタビア航空870便事件(イタビアこうくう870びんじけん)とは、1980年6月27日に巡航中のイタリア国内便が突然空中爆発してシチリア島沖に墜落した航空事故である。

イタビア航空 870便

1972年に撮影された事故機

出来事の概要
日付 1980年6月27日
概要 原因不明の空中爆発
現場 イタリアの旗 イタリアウスティカ付近のティレニア海上空
座標: 北緯38度50分22秒 東経13度25分31秒 / 北緯38.839494度 東経13.425293度 / 38.839494; 13.425293
乗客数 77
乗員数 4
負傷者数 0
死者数 81 (全員)
生存者数 0
機種 マクドネル・ダグラス DC-9-15
運用者 イタリアの旗 イタビア航空
機体記号 I-TIGI
出発地 イタリアの旗 ボローニャ・ボルゴ・パニゴーレ空港
目的地 イタリアの旗 パレルモ空港
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墜落原因は気象や機体の故障ではなく、外部の第三者による故意もしくは過失によるものとされ、各論が唱えられたが確定されていない。

イタリアではウスティカの悲劇とも呼ばれる。

事件の概要

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1980627870便DC-9-15:I-TIGI
 
870便

9250007620870便25km81370038

事件の各論

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ボローニャの博物館で展示されている事故機の残骸

870便23

870便870便[1][2]

65

空対空ミサイル説

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NATO

870便870便

870便13870便

718870便NATONATO

テロ説

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19808113

事件のその後

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復元された事故機の残骸

1997調2007調2013128

870便870便200781

()[3]

この事故を扱った番組

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この番組では、事故調査委員会の結論に則って機内の爆発物を事故の原因としており、ミサイル原因説をとっていない。

脚注

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参考文献

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外部リンク

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