Ibaraki disease

宿主

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水牛めん羊

(めん羊には病原性はない)

病原

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Reoviridea Sedoreovirinae Orbivirusに属する。

イバラキウイルスはEHDV(Epizootic hemorrhagic disease virus)に分類され、中和テストで血清型2型(EHDV-2)と近縁である。

EHDV=家畜流行性の出血性の病気のウイルス

dsRNAで10本の分節からなる。

ヌカカベクターとする。

分布・疫学

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38

195919821982198719971998西湿19871997西


3802020

症状

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3 - 7

診断

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診断には患者から採取した赤血球をBHK21、HmLu-1、Vero細胞あるいは乳のみマウス脳内に接種する。血清診断はHI反応あるいは中和テストを用いる。

治療

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嚥下障害に対しては胃カテーテルによる水分補給あるいは輸液による脱水の防止を行う。

予防

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ワクチンが開発されている。

参考文献

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  • 清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 近代出版、2002年、ISBN 4-87402-074-7
  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版、1991年、ISBN 4-88500-610-4

関連項目

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