エトナ火山
エトナ Etna | |
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カターニアから | |
標高 | 3,326[1] m |
所在地 |
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位置 | 北緯37度45分18.2秒 東経14度59分42.9秒 / 北緯37.755056度 東経14.995250度座標: 北緯37度45分18.2秒 東経14度59分42.9秒 / 北緯37.755056度 東経14.995250度 |
種類 | 成層火山 |
最新噴火 | 2015年12月3日(継続中) |
エトナ火山の位置(イタリア) | |
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9d/Mount_Etna_Relief_Map%2C_SRTM-1.jpg/220px-Mount_Etna_Relief_Map%2C_SRTM-1.jpg)
エトナ火山は、世界でも活動的な火山の一つであり、頻繁に噴火を起こしている。時には大きな噴火を起こすこともあるが、特別に危険な火山とは見なされておらず[要出典]、数千人が斜面とふもとに住む。火山麓扇状地に発達する水はけの良い土壌を利用して[2]葡萄園や果樹園が広がる。
火山として
編集過去の大噴火
編集伝説
編集ギリシア神話やローマ神話には、エトナ山に関する様々な伝説がある。風の神アイオロスは、エトナ山の洞窟に風を閉じ込めたと言われる。 ゼウスに敗れた怪物テューポーンはエトナ山に封印され、以来、テューポーンがエトナ山の重圧を逃れようともがくたび、噴火が起こるという。別の説によると、エトナ山にはアテーナーに敗れた巨人エンケラドスが封印されており、山の下から炎を吐き続けているという。 炎と鍛冶の神ヘーパイストスは、エトナ山の下で鍛冶を行い、炎の神アドラノスを山から追い出したという。
哲学者のエンペドクレスは自身が神であることを証明するために紀元前430年頃にエトナ山の火口に身を投げたという。このことはローマ時代にホラティウス(詩論)やディオゲネス・ラエルティオス(ギリシア哲学者列伝)によって記録されている。
『ヒストリア・アウグスタ』によると、ローマ皇帝ハドリアヌスは125年に朝日を見るためにエトナ山に登った。
シチリアのアガタが250年頃に殉教した翌年、エトナ山が爆発して麓の街カターニアを溶岩流が襲ったときに、聖遺物のベールをかざすと溶岩が止まり、街が救われたと伝えられる。
世界遺産
編集
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英名 | Mount Etna | ||
仏名 | Mont Etna | ||
面積 |
19,237 ha (緩衝地域 26,220 ha) | ||
登録区分 | 自然遺産 | ||
登録基準 | (8) | ||
登録年 | 2013年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
使用方法・表示 |
エトナ火山は2013年の第37回世界遺産委員会の審議を経て、UNESCOの世界遺産リストに登録された[9]。
登録基準
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海岸線と
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北東のタオルミーナから
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山頂部
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上空より
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ヴァッレ・デル・ボーヴェ
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2002年の噴火
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2006年の溶岩流
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2012年の噴火
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2013年11月の噴火
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冬季のエトナ
自転車レース
編集世界最高峰の自転車レース、ジロ・デ・イタリアでは1967年に初めてコースに組み込まれ、以後2018年までで5回ゴール地点として利用されている。
年 | 出発点 | 優勝者 |
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1967 | カターニア | フランコ・ビトッシ |
1989 | カターニア | アカシオ・ダ・シルバ |
2011 | メッシーナ | |
2017 | チェファル | ヤン・ポランツ |
2018 | カルタニッセッタ | エステバン・チャベス |
出典・脚注
編集参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集- エトナ山 - イタリア政府観光局
- イタリアの活火山 エトナ火山 - 信州大学 三宅研究室