ケヴィン・カンプル

	バイエル・レバークーゼンでのカンプル（2016年）
名前
ラテン文字	Kevin Kampl
基本情報
国籍	スロベニア; ドイツ
生年月日	1990年10月9日（33歳）
出身地	ゾーリンゲン
身長	178cm
体重	65kg
選手情報
在籍チーム	RBライプツィヒ
ポジション	MF (SH.CH)
背番号	44
利き足	右足
ユース
1994-1997	ゾーリンゲン
1997-2009	バイエル・レバークーゼン
クラブ1
代表歴
	1. 国内リーグ戦に限る。2023年6月9日現在。; ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

ケヴィン・カンプル︵Kevin Kampl, 1990年 10月9日 - ︶は、ドイツ出身のスロベニア人サッカー選手。ブンデスリーガ・RBライプツィヒ所属。ポジションはミッドフィールダーであり、スロベニア代表にも選出されている。

生い立ち

カンプルはドイツのゾーリンゲンで生まれた。両親はスロベニア北東部に位置し、オーストリアの国境と接するマリボルからドイツへと移った。カンプルはドイツとスロベニアの二重国籍であり^[2]、ドイツ代表でプレイする資格も有していたが、早くにスロベニア代表を選択した。

クラブ経歴

バイエル・レヴァークーゼンの下部組織で育ち、レバークーゼンでキャリアをスタートしたが、バイエル・レヴァークーゼンIIで2シーズンを過ごした後にSpVggグロイター・フュルトと契約を結んだ。 2010年 8月30日に1シーズンのローン契約で2部に所属していたグロイター・フュルトに加入することになり、2010年 10月29日に行われたFCエルツゲビルゲ・アウエ戦でトップチームデビューを果たした^[^3]。グロイター・フュルトで半シーズンを送ったが冬の移籍市場でレバークーゼンに復帰し^[4]、UEFAヨーロッパリーグのメタリスト・ハルキウ戦の後半から交代で出場し、レヴァークーゼンのトップチームデビューを果たした。2011年の夏に3部に所属していたVfLオスナブリュックに移籍し^[5]良い活躍を見せると、新たに2部に昇格したVfRアーレンに250,000ユーロの移籍金で加入することになった。アーレンで公式戦4試合に出場し、2ゴール3アシストの成績を残すとオーストリア・ブンデスリーガの強豪FCレッドブル・ザルツブルクが興味を示し、移籍市場が閉じる前に300万ユーロでの移籍金で移籍が決定した^[6]。2013-14シーズンにはオーストリア・ブンデスリーガの最優秀選手の候補に選ばれたが、最終的にフィリップ・ホジナーが選ばれた。 2014年 12月22日、冬の移籍市場でボルシア・ドルトムントへの移籍が発表され、カンプルは5年間の契約を結んだ^[7]。移籍金は1200万ユーロであった。ユルゲン・クロップ監督の下で13試合に出場したが、先発の機会は8回しかなく、2015-16シーズンに招聘されたトーマス・トゥヘル監督もベンチに座らせることが多かった。 2015年 8月28日、バイエル・レバークーゼンがイングランドのトッテナム・ホットスパーFCへ移籍した孫興民の後釜としてカンプルを獲得。FCレッドブル・ザルツブルクに所属していた頃と同じように再びロガー・シュミット監督の下でプレーすることになり、中盤の主力選手として定着している。 2017年8月31日、RBライプツィヒに移籍した。移籍金は2000万ユーロでRBライプツィヒのクラブ史上最高額での加入となる^[8]。

代表経歴

スロベニア代表でプレイするカンプル（2015年）

カンプルはスロベニア代表に選ばれており、2013年 9月6日に行われたアルバニア代表戦で初ゴールを記録し、チームも1-0で勝利した^[9]。 2019年11月2日、個人的な理由によりスロベニア代表からの引退を発表した^[10]。スロベニアサッカー協会やチームメイトからは引き止められたが、引退を決断。A代表通算28試合2得点という成績を残した。

個人成績

2020年10月20日現在

所属クラブ	シーズン	所属リーグ	リーグ戦		カップ戦		UEFA主催		Total
所属クラブ	シーズン	所属リーグ	出場	ゴール	出場	ゴール	出場	ゴール	出場	ゴール
レバークーゼンII	2008–09	レギオナルリーガ西部	1	0	–		–		1	0
	2009–10		21	1	–		–		21	1
	2010-11		14	4	–		–		14	4
	通算		36	5	0	0	0	0	36	5
グロイター・フュルト	2010–11	2. ブンデスリーガ	1	0	0	0	–		1	0
グロイター・フュルトII	2010–11	レギオナルリーガ南西部	7	0	–		–		7	0
レバークーゼン	2010–11	ブンデスリーガ	0	0	0	0	1	0	1	0
レバークーゼンII	2010–11	レギオナルリーガ西部	14	4	–		–		14	4
VfLオスナブリュック	2011–12	3. リーガ	35	2	1	0	0	0	36	2
VfRアーレン	2012–13	2. ブンデスリーガ	3	2	1	0	0	0	4	2
ザルツブルク	2012–13	オーストリア・ブンデスリーガ	23	4	4	0	0	0	27	4
	2013–14		33	9	5	2	13	3	51	14
	2014–15		18	5	3	2	10	4	31	11
	通算		74	18	12	4	23	7	109	29
ドルトムント	2014-15	ブンデスリーガ	13	0	2	0	1	0	16	0
	2015-16	ブンデスリーガ	1	0	0	0	2	0	3	0
	通算		14	0	2	0	3	0	19	0
レバークーゼン	2015-16	ブンデスリーガ	23	3	2	0	8	1	33	4
	2016–17		30	1	2	0	7	1	39	2
	2017–18		1	0	1	0	0	0	2	0
	通算		53	4	6	0	13	2	72	6
ライプツィヒ	2017–18	ブンデスリーガ	26	1	1	0	10	0	37	1
	2018–19		27	2	5	0	8	1	40	3
	2019–20		11	2	0	0	4	0	15	2
	2020–21		3	0	1	0	1	0	5	0
	通算		67	5	7	0	23	1	97	6
総通算			290	36	29	4	63	10	382	50

獲得タイトル

クラブ

レッドブル・ザルツブルク

オーストリア・ブンデスリーガ優勝：2013-14
オーストリア・カップ優勝：2013-14

脚注

(一)^ “Kampl Kevin”. NZS. 2015年3月2日閲覧。 (二)^ Kampl: Treniram, o drugem pa odloča selektor (三)^ Kern: Eine Aktion, drei Punkte für Aue (四)^ Stocksauer auf den Schiedsrichter (五)^ Erstes Training, weitere Verpflichtungen (六)^ Paukenschlag! Kampl geht - Aydemir kommt (七)^ Borussia Dortmund sign Salzburg’s Kampl (八)^ “ライプツィヒ、レヴァークーゼンからカンプルを獲得…移籍金はクラブレコードに”. (2017年9月1日) 2018年5月26日閲覧。 (九)^ Slovenia - Albania (十)^ “Kevin Kampl ne bo prekinil reprezentančne upokojitve” (スロベニア語). Večer (2022年9月20日). 2019年11月2日閲覧。

外部リンク

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