シリア語

シリア、レバノン、トルコ、イラクを中心とする中東のキリスト教徒によって用いられている典礼言語


シリア語
ܣܘܪܝܝܐ
Suryāyā/Suryoyo
話される国 イラクの旗 イラク
シリアの旗 シリア
トルコの旗 トルコ
レバノンの旗 レバノン
地域 中東
消滅時期 14世紀を最後に、日常語としては使われなくなる。
言語系統

アフロ・アジア語族

表記体系 シリア文字
言語コード
ISO 639-2 syc
ISO 639-3 syc
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歴史

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12

5西

7退


文字

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3西 () 西 (西) 


音韻

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母音

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東西シリア語で母音体系は若干異なる。東シリア語の方が古い体系を保存しているとみなされている。

  • 東/a/ - 西/a/
  • 東/ā/ - 西/o/
  • 東/e/ - 西/e/
  • 東/ē/ - 西/i/,/e/
  • 東/i/ - 西/i/
  • 東/o/,/u/ - 西/u/

子音

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破裂音(/b/,/g/,/d/,/k/,/p/,/t/)は母音の後で摩擦音になる。

その他

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京都大総合生存学館の磯部洋明(ひろあき)准教授(宇宙物理学)と大阪大文学研究科大学院生の早川尚志らのチームは、バチカン図書館がウェブ上に公開しているデータを活用し、現在のトルコのディヤルバクル近くにあった修道院のヨシュアという人物が8世紀後半にシリア語で書いた「ズークニーン年代記」を検証し、その挿絵が世界最古のオーロラ図の可能性があると専門誌に発表した[1][2]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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