ジンライは、 ハズブロタカラ(現・タカラトミー)が展開するロボット玩具シリーズ『トランスフォーマー』に登場する架空のキャラクター。

本項では強化形態およびビクトリーレオに関しても記載する。

ジンライ

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概要

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 10 



19使


形態およびゴッドボンバー

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総司令官ジンライ

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初登場は第10話「選ばれたヒーロー その名はジンライ」。ジンライとトランステクターがゴッドオンした姿。

武器は二挺の超伝導ライフルだが、主に格闘戦か腕からの超魂パワーで闘うことが多かった。必殺技は超魂パワーをライフルに集めて放つ「超魂アトミックファイヤーガッツ」。ゴッドジンライ登場後、それ以降は出番は減少。

総司令官スーパージンライ

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15!!姿15m5





使

最高総司令官ゴッドジンライ

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26 !!姿5


武装戦士ゴッドボンバー

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26 !!

2Jr.M15



Jr.3 

Jr.

Apex Bomber3

活躍

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アメリカのダイバーの海洋研究所へ病気のイルカを届ける依頼を受けていたジンライだったが、トラックがエンジンストップしてしまう。途中で立ち寄ったレンタカー業者にてトランステクターと遭遇。それは超常現象が起こる車として厄介者のトレーラーだった。ジンライは面白半分でそれを引き取る。イルカを送り届けた後、車内にあったカプセルからマスターブレスを取り出して装着。ジンライは腕から抜けなくなったことをダイバーに知らせ、彼からある確信を持たれる。事情を調べるため、ダイバーを同行し、レンタル屋へ戻る途中に突如崖から落下。ジンライは負傷する。ジンライは車内から脱出を試みようとドアに手をかけた際に、手を交差、ジンライの身体は全快し、トランステクターが復元し、ジンライはトランステクターと合体する。

ダイバーとランダーからサイバトロンにスカウトされるが、組織に縛られることを嫌う孤高な雰囲気を持つジンライはその場を去る。しかし、彼と同じ車種に乗っていた仲間たちがハイドラーとバスターの手にかかりジンライと間違われ死亡する。友を失い、使命感に目覚めたジンライはデストロンと戦うことを決意する。仕事を終え、日本に渡る。

車内からゴッドマスターのブレスレットが3組出現。ジンライはテレビの公開放送に出演し、自分と同じ運命を背負わされている者たちに呼びかける。その成果もあり、まずライトフットが名乗り出て、レインジャー、ロードキングが見つかる。同じころ、宇宙の流れ者シックスナイトと対決し、彼の心を大きく動かす。

戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV

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12



25退TF 

漫画版

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4!!

5!

7!

Z宿

玩具

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[1]1988C-307

C-30910C-310DX[2][3][4]

20019e-hobbyver.Powermaster Optimus Prime with Apex Armour 

その他の玩具

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910

  1

ACT-1!ACT-22010ACT-5



20113

Vol.51 

20123HI-Q

ビクトリーレオ

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概要(ビクトリーレオ)

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27!!姿



VVV

漫画版(ビクトリーレオ)

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7!


玩具(ビクトリーレオ)

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1988年10月8日に「C-327」のナンバーを与えられて発売。スターセイバーとのセット箱「C-328 ビクトリーセイバー」も発売されている。開発担当は国弘高史[5]

その他の玩具(ビクトリーレオ)

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1311

  1

ACT-7



201141

ロボットマスターズ

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VV2005

OK! OK!

活躍(ロボットマスターズ)

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OVA1調

OVA2G1退G1

玩具(ロボットマスターズ)

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2004年11月に「RM-16」のナンバーを与えられて発売。彩色をメタリックカラーに変更したスターセイバーとのセット箱「RM-17 ビクトリーセイバー」も発売されている。武器は超伝導ライフルS(セカンド)が付属している。

「e-HOBBY SHOP」限定で「ビクトリーセイバー・限定ブラックバージョン」も発売されている。

テーマソング

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スーパージンライのテーマ
作詞:竜真知子 作曲:根岸考旨 編曲:石田勝範 歌:五十嵐寿也

補足

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[6]GODZILLA[7]

[6]

ジンライと初代コンボイとの関連性

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ジンライのトランステクターは元々、デビルZがG星雲89より盗んだトランステクターの中の新しいコンボイのトランステクターであり、本来マスター星の勇者(TF)が合体してスーパーコンボイになるための物であった。しかし地球人のジンライがゴッドオンすることによりサイバトロンは結果的に大きな戦力を得ることが出来た。

本来前述の設定は本編で語られるはずだったが、当時のジンライの人気にフェードアウトしてしまい[7]、後にビデオ作品『超神マスターフォース大図鑑』の「秀太・グランドのマスターフォース超ひみつ!」にてグランドの口から言及された。またラジオドラマ『トランスフォーマー キスぷれ』では「元々はコンボイのために作られたボディ」とも解説されている。

ジンライ再生計画 

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ビクトリーレオとなった後もジンライとしての個を求める声が上がっていたとして、ジンライ再生計画なる物が立ち上がっているとされる。ただビクトリーレオはビクトリーレオとして既に個が確立されたTFであり、マスター星の技術を利用してジンライ本人がエクセルスーツに身を包み新たなボディーにヘッドオンさせることで再度トランステクターにジンライとしての個をコピーさせることを主目的とするという少々気の長い計画となってしまっている。なお、海外版ジェネレーションズタイタンズリターンの玩具として『パワーマスターオプティマスプライム』が企画されたが、あくまでもオプティマス本人であり、本計画とは関係はない。

2016年に『トランスフォーマーレジェンズ』において『パワーマスターオプティマスプライム』をベースにさらなるリデコを施し、"ヘッドマスターシステムを搭載した"スーパージンライとして日本限定での商品化がされた。パワーマスター版と異なる点は、ゴッドボンバー合体箇所の改修および形状変更、ジョイントの追加であるが、奇しくもこれは初代スーパージンライと同様の仕様となった。さらにそれに装着強化されるTFとしてゴッドボンバーがヘッドマスターにリメイクされ2017年に発売された。その後、超神合体ゴッドジンライとしてタカラトミーモール限定で一部メッキを施した仕様でセット発売されている。

脚注

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  1. ^ 谷澤崇編「スタッフインタビュー 大野光仁」『トランスフォーマージェネレーション デラックス』ミリオン出版、2004年3月22日、ISBN 4-8130-1094-6、142頁
  2. ^ 谷澤崇編「TF MANIAX ジンライ開発者インタビュー 大野光仁」『トランスフォーマージェネレーション2013』ミリオン出版、2013年8月5日、ISBN 978-4-8130-2234-3、84頁
  3. ^ 谷澤崇編「TF MANIAX コレクションマニアックス[第8回]ジンライ編」『トランスフォーマージェネレーション2013』45頁
  4. ^ 谷澤崇編「トランスフォーマー博物館 02」『トランスフォーマージェネレーション デラックス』38頁
  5. ^ 谷澤崇編「TF BACKSTAGE 2010 アニメイテッド座談会 幸日左志×国弘高史×江島多規男×蓮井章悟」『トランスフォーマー ジェネレーション2010』ミリオン出版、2010年11月24日、ISBN 978-4-8130-2130-8、93頁
  6. ^ a b 谷澤崇編「あとがき◎金田益実」『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー ザ☆コミックス』ミリオン出版、2002年10月23日、ISBN 4-8130-0093-2、638頁
  7. ^ a b 「スタッフインタビュー 金田益実」『トランスフォーマージェネレーション デラックス』143頁