スウェット族(スウェットぞく)とは、上下同色のスウェット素材の衣料をセットアップで着こなすファッションを指す[1]。あるいは、スウェット衣料で街を徘徊する人を指すファッションに関するスラングでもある。

概要

編集

2000BB

[2]

スウェット族登場以前の類似ファッション

編集

1980年代

編集

姿

1990年代

編集

KappaFUBU

スウェット族の登場

編集

2000年代に入って、ウィンドブレーカーからスウェットに変移していく。特にB系ファッションが圧倒的な流行を示すようになり、それにしたがって男子の間ではスウェットが標準的な外出用の衣料となった。ただし、この時期の女子の間ではヤンキーが減っておりそのほとんどがギャルに転化したことで女子の深夜徘徊ファッションは一般的なギャル服、あるいは甚平であった。

キグルミン

編集

20041092004

女子のスウェット族

編集

キグルミンの流行が廃れた後、2004年ないし2005年頃よりギャルやそれに準ずる女性がスウェット衣料の上下セットアップで街を徘徊することが多く見受けられるようになる。特にPLAYBOYUNIQLOのブランドのスウェットがこれらの女子に好まれ、PLAYBOYに関しては当時109に入っていたファッションブランドとしてPLAYBOY[3]があった為、同ブランドのスウェットが爆発的に売れた。また、このスウェット衣料は着ぐるみブームの後にドン・キホーテで販売された。色は無地のグレーが人気が高かった。

スウェット族衰退後の類似ファッション

編集

その後、スウェット族は2006年頃まで大流行したものの、再びジャージー素材のセットアップが流行しはじめる。以前のジャージ流行と根本的に違うのが、その傾向が女性に集中している点であり、男性も一部ではジャージ族が見受けられるものの女性のそれと比較すると圧倒的に数が少数であった。

第2期ジャージ族

編集

2007PUMAPUMA

脚注

編集
  1. ^ “だらしな脱出できるかな日記 - 4月21日(土)”. 藤田香織 (幻冬舎). (2007年4月28日). http://webmagazine.gentosha.co.jp/lazy-diary/vol158_lazy-diary.html 2011年4月26日閲覧。 
  2. ^ ただし、日本では浴衣寝巻きとしての用途もあり、日本は寝巻きで外出することは寛容であったともいえる。また、中国では寝巻きで過ごすことを古来では裕福の象徴であったと言われる為、しばしば寝間着のままの外出が見られた。
  3. ^ PLAYBOYのファッションブランドに関してはPlayboy Enterprisesがライセンス販売権として中国のアジア代理店に販売を委任しているものであり、実際にはライセンス以外は本家PLAYBOYとは関係なかったブランドであった。

関連項目

編集