タキイ種苗
タキイ種苗株式会社(タキイしゅびょう)は、京都府京都市下京区に本社を置く種苗会社である。1835年(天保6年)創業。「桃太郎トマト」の種苗でその名を広く知られる種苗会社である。
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒600-8686 京都府京都市下京区梅小路通猪熊東入 |
設立 |
1920年5月19日 (1835年創業) |
業種 | 水産・農林業 |
法人番号 | 5130001017950 |
事業内容 |
野菜・草花・牧草・芝草種子の開発・生産・販売 農業専門学校の運営 |
代表者 | 代表取締役社長 川瀬貴晴 |
資本金 | 2億円 |
売上高 | 637億800万円(2024年4月期)連結 |
経常利益 | 71億3100万円(2024年4月期) |
純利益 |
44億1200万円 (2023年4月期)[1] |
純資産 |
1523億5900万円 (2023年4月30日現在)[1] |
総資産 |
1648億8000万円 (2023年4月30日現在)[1] |
従業員数 | 794名 |
決算期 | 4月30日 |
関係する人物 | 瀧井治三郎・禹長春(初代農場長) |
外部リンク | https://www.takii.co.jp/ |
沿革
編集
●1835年 - 初代・瀧井治三郎︵たきいちさぶろう︶が大森屋治右衛門︵おおもりやちえもん︶と名乗り、優良な種苗を採種し希望に応じて分譲を開始した。これが種苗業の始まりである。
●1905年 - 初めてカタログを発行、国内初の種苗類の通信販売業を開始。
●1920年 - 個人経営から株式会社に。﹁株式会社瀧井治三郎商店﹂を設立。
●1926年 - 社名を﹁タキイ種苗株式会社﹂に改称。
●1935年 - 京都府乙訓郡新神足村︵現在の長岡京市︶に禹長春を招聘して長岡実験農場︵タキイ長岡研究農場︶を開場。
●1947年 - 長岡研究農場に園芸専修学校︵現在のタキイ研究農場付属園芸専門学校︶を設置。
●1961年 - タキイ研究農場茨城分場を茨城県牛久市に開場。
●1964年 - 本社新社屋完成。
●1968年 - 長岡研究農場が滋賀県甲西町︵現在の湖南市︶に移転。
●1982年 - 米国加州支店を廃止し、﹁アメリカン・タキイ﹂を設立。
●1984年 - 長沼試験農場を北海道夕張郡に開設。
●1985年 - 塩尻試験農場を長野県塩尻市に開設。トマト﹁桃太郎﹂を発表。
●1990年 - オランダに現地法人タキイヨーロッパ︵TE︶を設立。
●1992年 - 富士見試験農場開設︵長野県諏訪郡︶、塩尻市の試験農場と併せて長野試験農場となる。
●1995年 - 創業160周年を迎える。南フランスにタキイフランス︵TFSA︶を設立。
●1999年 - 研究農場茨城分場を茨城県河内町に移転。ブラジルに合弁会社タキイブラジルを設立︵ブラジル・サンパウロ︶。
●2000年 - ATIユマ農場がオープン︵アメリカ・アリゾナ州︶。
●2002年 - インドネシアに現地法人タキイインドネシア︵PTTI︶を設立。
●2003年 - 韓国タキイ株式会社︵TKC︶、育種研究所を開設。チリに現地法人タキイチリを設立。
●2007年 - K. サヒン・ザーデン社を買収。
●2007年 - デンマークの草花種子会社、グローバルフラワーズ社を買収。タキイブラジル新農場を開設︵サンパウロ州コスモポリス︶。
●2007年 - 熊本県菊陽町に熊本研究農場 開設。次世代型農業への栽培研究・検証施設であるタキイ徳島スマートラボ稼働。
●2013年 - 現地法人タキイインディアを設立︵インド・ベンガルール︶。
●2015年 - 創業180周年を迎える。関東支店を開設︵茨城県つくば市︶。
●2016年 - 次世代型農業研究実証事業のため農業法人Tファームいしい株式会社︵徳島県︶を設立。リト・トフムジュルク社︵トルコ︶の野菜育種部門買収。
歴代社長
編集野菜の総括
編集タキイ種苗は2015年より毎年310人を対象に野菜に対する調査を行い、「野菜の総括」として公表している[3][4][5]。この調査を通して1年間の野菜の世相を明らかにすることを目的としている[3][4]。
食べる機会が多かった野菜
編集年 | 1位 | 2位 | 3位 |
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2015年[5] | タマネギ | キャベツ | ダイコン |
2016年[4] | タマネギ | キャベツ | ジャガイモ |
2017年[4] | タマネギ | キャベツ | トマト |
2018年[4] | キャベツ | タマネギ | トマト |
2019年[4] | タマネギ | キャベツ | トマト |
2020年[3] | タマネギ | キャベツ | トマト |
テレビ番組
編集脚注
編集
(一)^ abcタキイ種苗株式会社 第102期決算公告
(二)^ ab﹃人事興信録 第13版下﹄1941年、瀧井治三郎の項
(三)^ abc“最も食べた野菜は﹁たまねぎ﹂﹁2020年野菜の総括﹂タキイ種苗”. 農業協同組合新聞 (2020年12月9日). 2020年12月20日閲覧。
(四)^ abcdef“2019年の野菜の総括を発表”. タキイ種苗 (2019年12月9日). 2020年12月20日閲覧。
(五)^ ab“タキイ種苗が﹁2015年の野菜の総括﹂を発表”. タキイ種苗 (2015年12月24日). 2020年12月20日閲覧。
(六)^ 創業176年の教え "一粒万倍"経営 ~良いタネを売れば会社は発展するが 一粒でも悪い物を売れば 会社は潰れる~ - テレビ東京 2011年10月27日
関連項目
編集外部リンク
編集- タキイ種苗
- タキイ研究農場付属園芸専門学校
- タキイ種苗 (@takiiseed_1835) - X(旧Twitter)
- タキイ種苗 (810990692345631) - Facebook
- タキイ種苗 (@tanenotakii_official) - Instagram
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