タッチ (柔軟剤)
概要
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1988年に、ライオンが水分をよく吸収する柔軟剤ソフト&ドライを発売したため、花王も同じように、タッチを発売した。ボトルの形状は、同社の濃縮柔軟剤ハミング1/3と同じものであったが、色はパステル系のグリーンであった。
当初は水分をよく吸収する柔軟剤として発売されたものだが、晩年は抗菌作用を強調していた。
成分
編集陽イオン系界面活性剤。他に抗菌剤。
その後
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2002年に花王は柔軟剤の製品絞り込みを実施し、ブランドを﹁ハミング﹂に統合したことで、﹁タッチ﹂の発売は終了となり、代替に﹁抗菌プラスハミング﹂を発売。後に﹁抗菌ハミング﹂→﹁抗菌コートハミング﹂と製品名を変えながら発売されてきたが、﹁ハミング レギュラー﹂、﹁フローラルハミング﹂と共に﹁ハミング﹂へ統合・再編したことにより2015年3月に製造を終了した。
4年後の2019年3月には﹁ハミングLINNE︵リンネ︶﹂が発売された。﹁ハミングLINNE﹂には吸水性能を重視した﹁さらり﹂がラインナップされており、﹁タッチ﹂の特徴の一つであった吸水性の流れを実質受け継ぐ製品となった。﹁タッチ﹂と異なるのは、液色が白色~淡黄色となっていることと、花王の柔軟剤で初の無香性となっている点である。