チャールダーシュ (モンティ)
『チャールダーシュ』(Csárdás またはCzardas)は、イタリアの作曲家ヴィットーリオ・モンティが作曲した作品。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/34/Vittorio_Monti%2C_Czardas_per_violino_e_pianoforte_%281904%29%2C.jpg/220px-Vittorio_Monti%2C_Czardas_per_violino_e_pianoforte_%281904%29%2C.jpg)
概要
編集構成
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以下はピアノ伴奏付きヴァイオリン版についての解説である。
Largo
ニ短調(D-Moll)。4分の2拍子。ピアノの簡単な序奏のあと、ヴァイオリンで拍節の変動が大きい旋律を奏でる。付点リズムが多く軽やか。後続のフリスカ(Friska)とよい対照を成すラッサン(Lassan)。
Allegro vivace
16分音符の続く急速な部分。ヴァイオリンのリスト・スピカートで簡単な音形を弾ききる。途中meno allegro(molto meno)の部分でニ長調(D-Dur)に転調し、ゆったりとした中で重音奏法とフラジオレットを披露する。
再び同主調のニ短調(D-Moll)に戻るが、最後はニ長調(D-Dur)で華やかに終わる。
軽快で簡潔な小品であることからアンコールピースとしても優れている。
モンティの「チャールダーシュ」が使用された作品など
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●アメリカ合衆国のミュージシャンであるレディー・ガガの楽曲﹁アレハンドロ﹂でこの曲が引用されている。
●バンダイナムコエンターテインメントが2015年に発売した音楽ゲーム﹁太鼓の達人Vバージョン﹂で、この曲をアレンジした楽曲﹁チャーリー ダッシュ!﹂が収録されている。
●フィギュアスケートでは、浅田真央が2006~2007シーズンのフリースケーティング曲としてこの曲を使用した。
●わろてんか︵2017年度下期NHK連続テレビ小説︶では、無声映画の楽師から漫才芸人への転身を目指す川上四郎︵演・松尾諭︶がアコーディオンの十八番の曲として披露している。
外部リンク
編集- チャールダーシュの楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト